シミ取りレーザーやIPL、
ヒラルロン酸やボトックスを使ったシワ取りなど
美容外科で行う肌の若返りトリートメントが
世界中で流行っていますね。



ここシンガポールでも
綺麗な女医さんの写真とともに美容外科の宣伝を頻繁に見ます。



私も仕事柄、フェイシャルの際などに、
美容外科の肌の若返りの質問をされることも多いです。



消しゴムで消したようにあっという間にシミがなくなったり
しわやたるみがあっという間にピーンと張る。。。


すごく魅力的ですね。



お金があればぜひやりたい!という意見も多いでしょう。



が、私は美容外科の若返りはお勧めしない派なんです。



私の美肌作りの基本概念は、
『肌は内臓を映す鏡』であり、


美肌を保つためには
人間の身体の解剖生理学に従った方法がベストだ、
と考えるから。



肌は、外側のケアのみで作られるのではなく、
基本、身体の中から作られるもの。



要するに、血液の質・血液の流れ・体温・細胞の働き・
各機能の働き・リンパの流れ・免疫系・神経系などなど、
これらが滞りなく働いている時に、
良質な血液と酸素によって健康な肌が身体の内側から作られて
透明感のある若々しい肌に育つ、という事実に基づいた考えた方です。



なので、外側だけ、酸や光や菌で若返らせるのは、
例えて言うと、(例えが悪いけど)


お風呂場の内壁の中の水道管が傷んできて
お風呂場の壁にカビが沢山生えている状態なのに、
中の水道管を修理せずに、
外側のカビだけ取って、上からペンキを塗るような感じ。



一時的にはキレイになっても、中がダメージを受けているから
カビはまたどんどん出てくるし、中の痛みも激しくなって
もっと大変なことになりますね。



つまり、どんなに外側から注射したり、削ったり、光を当てたりして、
一時的に素肌がキレイになったととして、
それは張りボテでしかない。



半年もすればまた同じような悩みがでてきます。



前よりももっと酷くなって。



だって身体は確実に老化しているのですから。



ある妙齢の女優さんをテレビで久しぶりに見たときに
お顔は相変わらず美しくて艶・張りがあって
実際の年齢よりもびっくりするくらいに若々しかったのだけど、
首には確かに年齢が現れていて、そのギャップに
思わず目がテレビに釘付けになってしまいました。



くっきりと刻まれた横シワ数本と土色のような肌色の首に
パール色に輝くお顔が載っていて、とっても不自然でした。



こんな不自然なギャップをつくらずに、
頭の先から足の先まで統一した素肌美を作る方法は、
健康を保つ生活習慣を身につけること。



心身が健康ならば、美しい肌は自然と作られるものなのです。



その上、病気知らずで、元気ハツラツで心も幸せ、
若々しい身体もキープできます。



毎日も満ち足りた気分で幸せに過ごせます。



一石4鳥です。



しかも格安で安全、失敗もない。


腫れたり赤く炎症起こす心配もありあません。



美容外科ではこうはいかないですよ~。



自分なりの健康法を実行して、
内側から作られる本当の素肌美をキープしましょうね。