先週3日と4日はこちらは旧正月で祝日でした



旧正月を祝う国は中国・香港・シンガポール・
ベトナム・台湾など中華民族の国。



ベトナムは、その昔、翻訳する人がウサギをネコと間違えて、
ウサギ年というのは存在しなくて、今でもネコ年なんだとか。



大晦日にあたる2日は家族で食事をするのが慣わしです。



うちも実家で恒例な鍋(ホットポット)を食べました。


アワビ、鯛、肉や野菜などの食材を
各自の好みで自由に鍋に入れて
好みのたれなどで食べます。



日本のようにおせち料理や年越しそばといった決まった食べ物は特になく
その家庭家庭での慣わしがあります。


中国では水餃子を食べるのが一般的です。




お正月1日目は、親族の中で一番年長者の家を訪問します。


例えば自分の両親、兄や姉の家。



自分が家族の中で年長の場合は、
訪問客を迎えるために
飲み物や色々なお菓子や料理を用意します。



美肌の秘密-5

美肌の秘密-4



訪問する際はマンダリンを2つ必ず持参します。


それと子供のためのお年玉(アンパオと呼びます)。


中身は2ドル~20ドル程(130円~2600円)


リタイアしている両親には
500ドル~1000ドル程(約32,000円~64000円)を渡します。



おめでたい赤い色の新しい服を着るのも慣わしです。



美肌の秘密-2




1日めは祖父と2人の大伯母の家を訪問して終わり。



行く先々でビーフンとカレーの組み合わせ食べて
1日が終わりました。



ローカルのホーカー(屋台)やスーパーはすべて閉店するので
この時期、シンガポールの住宅街はゴーストタウン化します。



2日目、3日目は各自家でゆっくり過ごしたり、
兄弟姉妹の家を訪問しあいます。


たいていは年長者の家に集まります。


このため、年長者の家は
たくさんの来客のための食事を用意する準備を朝からします。



3日目は実家でも朝から伯母たちも手伝いに来て
餃子や麺料理を次から次に作るのに大忙し。




美肌の秘密-3


私はもっぱら食べる人。



ゆで麺や焼きそば、鳥のから揚げ、蒸餃子など
100人分くらい用意しても
あっという間になくなってしまいますから
どれだけの人が訪問しているのか。。。。



一通りの食事や語らいのあとには
たいていの場合、マージャンが始まります。


マージャンテーブルは中華系シンガポーリアンの家には必ずあり
(うちにもあります)そこかしこでマージャン大会が始まり
夜は更けていきます。



こうして旧正月はあっという間に終わり。



今日からは通常通りのお仕事再開です。