今週は仕事やプライベートで
3度日本食レストランで夕食を取りました。



シンガポールでは
お寿司や和定食・鉄板焼き・ラーメンなどの日本食が大人気で、
日本食レストランはいつでもどこでも大盛況です。



でも、今は放射性物質が農作物から検出されているニュースを懸念して
シンガポール人も日本食レストランから足が遠のいているのが
目に見えてわかります。



今日の夕食も近所のショッピングモールの
日本食レストランで食べたのですが
お客さんの入りはいつもの半分。



夕食時にはお店の前に長蛇の列ができて1時間待ちもザラなのに
今日は7時過ぎのピーク時間に行ったにもかかわらず
行列もなく、待つことなく席に通されました。


空席もたくさん見えました。



並んで待つことなく美味しい和食を食べれるので
私としては大助かりですが、
ビジネスは大きな影響を受けますね。



シンガポール政府がきちんと検査して
安全と確認されてた物しか入ってきていないにもかかわらず
この状態です。



それだけ世界中が日本の原発問題を懸念し注目しています。



日本政府は、このまま臭いものに蓋をして原発を存続させるのか、
それとも日本のエネルギー問題を根本から見直して
原発の存在そのものを根本から見直すのか。



原発には巨額な経済活動が絡んでいるのも事実です。


だからこの状況でも安全を強調し続ける。。



ある日、テレビで

「福島のことを教訓に、より良い原発を作っていきた」

と言う発言を聞いて、ものすごい違和感が湧き上がってきました。



【より良い】原発って何?


原発そのものが核爆弾と同じで、とても危険なものなのに、

人類にとって【良い】原発なんて世界中どこにも存在しないのに、

そして今、日本発で原発は危険という事実が世界中に露呈しているのに、

それをどうやったら【より良い】ものにできるの?



たくさんの人がこんなに苦しんで犠牲になって、
それが日本中・世界中に及んでいるのに
それでも原発の建設を止めないと宣言する政府。。。。



日に日に深刻になる原発問題が私たちに訴えていること。


それはこの地球上に原発は要らない 

私たちは生活様式を改める必要がある 

ということ。



地球のメッセージに真摯に耳を傾けて
原発がつくる電気の恩恵を受けて生活してきた私たち消費者も
これまでの消費主導型の生活を見直し変える時です。