久しぶりのアップになります。

少し長い春休みをいただいてました。


お陰さまで、暑い中、母も元気で
毎日美味しくご飯を食べて、
たくさん笑って穏やかに過ごすことができました。

昨日ここを発って、今朝、無事に札幌に戻りました。



今回、母と一緒に過ごして改めて気づいたことがあります。

それは挨拶と笑顔の大切さ。


母はシンガポールでもタイでも誰にでもすべて日本語で通します。

お店でも日本語と手振りで買い物ができてしまうので
時々関心してしまうほど。


さすがにタイのセブンイレブンで
「歯につかないガムない?」って聞いたときは通じなくて
身振り手振りで、ややしばらくお店の人と母で
コントみたいなやり取りが続いて
はたから見ている私は大笑いだったけど、

何事にも動じずすべて日本語で通してしまう
おばちゃん魂(?)には関心してしまいます。



そして誰にでも笑顔で、道行く人にも「こんにちは。」

何かしてもらったら「ありがとう。」


「ありがとう」って言葉は世界共通みたいで
皆も「アリガト!」って返してくれるんですね、
それも飛び切りの笑顔で。


漢方屋のおじさんは、母の挨拶に「ハイ、コンニチハ!ホッカイドウ!」。

散歩していたら、すれ違うおばあちゃんが母に投げキッスドキドキ

母も思わず投げキッスのお返しラブラブ

バスを降りるときは「ハイ!アリガト!」と車掌さん。


母といると色々な知らない人と話す機会も多くなり、
シンガポールでは特に片言の日本語を話す人が多いことに気づきました。


市場ではマンゴーを売っているお兄さんまで
片言の日本語で母と話している。。

聞けば、果物屋をする前は日本企業で働いて、日本にも住んでいたとか。。


スーパーでは初老のおじさんが母と日本語で話している。

聞けば、昔働いているときに日本語を勉強していたんだとか。


中華街ではアンケート調査のような人がしつこく話しかけてきて
中国語がわかならいと言ってるのに
なかなか私が日本人だと信じてもらえなくて(ナゼ?)

最後は母が日本語で「わたし、このひとの、おかあさん!」
この一言で理解したらしく、解放してくれたり。


シンガポールはタイに比べると人々に笑顔がなくて
ちょっと冷たい印象があるのですが、
MRT(地下鉄)に乗れば、すぐに誰かが母に席を譲ってくれて
隣の人まで私に席を譲ってくれたりして、
タイと同様に年長者を敬う人が多いことも再確認しました。


皆が母にとても親切にしてくれて
たくさんの心温まる思い出とともに
母は無事に札幌に帰ることができました。


私も挨拶と笑顔で心温まるコミュニケーションを心がけたいと
母を見て改めて感じたしだいです。