乾燥肌ってつらいですね
気温も湿度も高い夏はまだましとしても、
秋から冬にかけて気温・湿度と共に低下する時期は、
肌も潤いを失い、ちりめんしわができたり、粉がふいたり
気持ちも暗くなっちゃいます
私も20代はそんな状態を経験して、高価な化粧品を使ったり、
エステに行って、本当に悩んだ時期があるのでよくわかります。
乾燥肌の人がまず見直すべき点は2つ。
1つは、普段のお手入れで洗いすぎていないか、
もしくは自分の肌にあった適切な基礎化粧品を使っているか、を知ること。
2つめは、食生活で適度な水(水分じゃなくて水ですよ~)と
良い油、オメガ3系の美肌をつくる油分(青魚や亜麻仁油、しそ油、えごま油、くるみなど)
をとっているか。
私が乾燥肌のときは、この2点、まったくダメダメでした。
まず、洗いすぎ。
私は元々ファンデーションの肌を覆う感覚がすきじゃないため、
お粉だけでメイクしていたので、そんなに洗浄力のある洗顔は必要なかったのに、
しっかりクレンジングして、泡洗顔というダブル洗顔を毎日していました。
朝もしっかり泡洗顔をして、洗いすぎだったんだんですね。
で、このクレンジングと泡洗顔をやめました。
夜は、漢方洗顔1つで洗うのみ。
朝は、ぬるま湯で洗うのみ、です。
けちけち使っていた高価な化粧水はやめて
自家製化粧水をジャンジャン使い、
そのあとはローズヒップオイルや蜜蝋入りのバームといった
天然植物素材の油分で肌の上に膜をつくり、
肌の保湿をしっかりとします。
そして2つ目の水とよい油。
水を飲む、ということが私の生活になかったんですね、20代のころは。
油も当時は亜麻仁油とかシソ油といった植物性のオメガ3系油は
普通には手に入らない状況でした。
今では、南国にすんでいるせいもあるけれど、
お水は朝起きてから、夜寝るまで、最低でも1リットルは飲んでいます。
(水分が足りないと、足がつったりするんですよ)
南国は青魚がなかなか手に入らないのだけど、
亜麻仁はスーパーなどでも簡単に手に入るので
サラダやお刺身、パンと一緒にほぼ毎日5㏄~10㏄はとっています。
こうして、お肌のお手入れと食生活を見直すことで
体質だと思っていた乾燥肌も見事に改善しました。
真冬のマイナス20度の札幌にもどっても、お肌はプルプル潤っています。
あ、もう1つ大事なポイントは、白砂糖を控えること。
白砂糖のように精製された食品のとりすぎは身体を冷やします。
身体が冷えて、血液が十分にめぐらないことで
肌の乾燥がおこることもあるのです。
私は白いお砂糖をやめて、冷えが改善して
くま・くすみ・そばかすも治りました。
白いお砂糖も美肌を損ねる要因です。
しかも白いお砂糖は一度たべるとやめられなくなる、
麻薬と同じ作用を脳に及ぼす怖い食べ物なんですね。
なるべく自然の精製していない状態の甘み、
例えば、はちみつ、メープルシロップ、てんさい糖、黒砂糖を
使うことをお勧めします。
肌の乾燥は老化の始まり。
外側の適切なケアと、内側からの潤いで
お肌の潤いと張りを保って、陶器のような美肌を作りましょうね。