今回タイ滞在最終日、ちょっと嬉しいことがありました。
ホステルをチェックアウトして
22kgのスーツケースと重い手荷物2つを持って
最寄のBTSへ歩いている時。
総重量30kg以上の大荷物だったので
タクシーに乗ろうか迷ったのだけど、そこは渋滞の激しい地区で
BTSとエアポートリンクだと1時間以内に確実に
空港にいくことができるので、そちらを選びました。
スーツケースを転がしながら
ずいぶんノロノロと歩いていたと思います
ちょっと離れた後ろには欧米人が2人歩いていました。
交差点で道がガタガタしているところで、
追いついた欧米人男性が「手伝いましょうか?」と声をかけてくれて、
手間取る私のスーツケースをさっと持ってくれました。
「ありがとう」と言う私に、
「どういたしまして」と彼。
その言い方は、まるで「人を助けるのは自分の喜び!」と
言うような喜びのオーラに溢れていて、ハッとさせられました。
彼の全身から本当にウエルカムなオーラが発せられていのです。
(決して彼がハンサムな若い男性だったからではありません)
言葉1つにしても色んな表現力があるけど、
こんな風に「どういたしまして!」と言う事ができるんだな、
と心の中で小さく感動してしまいました
彼はそのまま歩いていきましたが、
駅の階段下に着くとと、
その彼が階段の中段を上がった踊り場にいて、
私を見るやすぐに階段を下りてきて「手伝いましょうか?」と。
そのやさしい気遣いにまた感動してしまい、
こんな良い人にこんな重いものは持たせられないと思い、
とっさに片手にスーツケース、
もう一方の肩と手には2つの手荷物をもって
猛然と階段を上りだした私
「ありがとう、でも大丈夫、これ重いし」
「お~!重いでしょう!本当に大丈夫?すごい、すごい!」
彼は、横で掛け声をかながら私を応援するような形になってしまい、
それでますます私は頑張らなくちゃと奮起してしまい、
階段を一気に上り切ってしまいました。
後でよく考えたら、せっかく階段を下りてきてくれたのだから
彼の申し出に甘えたほうがよかったかもしれませんね
それに。。傍から見たら変な2人ですよね
大荷物を抱えて汗だくで階段を上がるアジア人の女と
その横で女を応援しながら一緒に階段を上がる西洋の男。。。
でも、上りきった時には、自分にもまだこんなバカ力があるんだ、
と自分で自分に感動すると同時に、
その力を与えてくれた彼にも感謝感激。
心地よい汗とともに心が喜びに満たされました
彼のように他者に対して喜んで手助けしたり、
さり気ない気遣いができるようになりたいものだ、
と心から感じました。
こんな風にちょっとした優しさが人に感動を与えることがでて、
私も人に優しくしようと思わせてくれて、
どんどん良い連鎖反応が起きて
自分の思う通りの心地良い世界、
バシャールの言うパラレルワールドの世界が進んでいくのかしら、
と、ふと思わせる出来事でした。