タイには色んな性別の人がいるので人間ウォッチング目も楽しいです。


男性、女性の他に
ガトイ(女になった男)、トム(男になった女)、おかま、など。


向こうから巨大な女性が来た、と思ったらガトイだったり。


可愛い華奢な男の子と女の子のカップルがいるな、と思ったら、
よく見ると実は両方とも女の子だったり。


見るからに男の子なんだけど、
やけにピッタリしたTシャツにぴったりしたジーンズ着てるな、
と見ていたら、手を振り振り内股で女の子走りしていたり。。。



ある日の夕方、パラゴンに行ったら、
やけにデカい厚化粧のオバサン2人がマイク片手にわめいていました。


と、よく見たらガトイ2人。


化粧品コーナーで何やらテレビ撮影をしていました。


タイではよくあることですね。



どうしてタイにはこんなに色んな性別の人がいるのかな、
と思うに、2つの説が考えられます。



1つは、妊娠期に母親が強いストレスを浴びると
ホルモンのバランスが乱れて、
胎児の脳の成長に影響を与えて、その結果、
女性の脳をもつ男の子が生まれたり、
その逆に、男性の脳を持つ女の子が生まれる、という説。


確かにタイの男性は浮気者が多いし、女性は苦労する場合が多いから
妊娠期のストレスが強くて胎児に影響を及ぼす場合も多いかも。



2つ目は、タイ人はアジアのラテン民族、
性に対してもオープンな環境で、
小さいころから色んなセクシャリティを見て育つから、
ちょっとでも自分の中でその傾向があった場合、
それを隠さずにオープンにしやすい、ということ。


民族性で見ると、
日本人は他人の目で物事を見る意識がとても強い民族。


一方、タイ人は、他人の目なんて関係ない、
自分が楽しければそれで良い、
というまさにラテン魂の民族。


そんな他人の目を意識しない(意識しなさすぎ?)自分中心の生き方が
自分の性もオープンにしやすい生き方になるのかな、とも思います。

(ちなみにタイはB型が圧倒的に多いです)



電車の中でボーっと人を見ているだけでも楽しめる国です。