最近はナノ化した原料を使って
肌の奥に有効成分を届けるという化粧品がたくさんありますね。


私は怖くて使ったことがありませんが。。。



ちなみに、ナノ化とは1ミリメートルの分子の大きさを
100万分の1ミリメートルに小さくすること。


100万分の1ミリって想像もつかないですね。


具体的な例でいうと、
地球くらいの大きさの分子をピンポン玉くらいの大きさにすること。


ものすご~く小さくすることですね。



そんな超微小分子の原料を使っている化粧品、肌の奥に浸透して
なんとなく効果もありそうなイメージが先行していますが、
実情は違うのです。



先日、シンガポールの英字新聞ストレートタイムズに
こんな記事が載っていましたので紹介します。



「ナノ化した酸化亜鉛は発ガンの可能性あり」



酸化亜鉛は一般のUV化粧品などに使われている紫外線遮断剤。



ナノ化したこの酸化亜鉛の超低分子を肌にぬると、
肌から血流にまで入り、細胞をガン化させる可能性があることがわかった、
と、シンガポールの国立大学の南洋工科大学が発表。



まだ動物実験の段階なので人の肌での発ガンの可能性は確実ではないが、
という前置きの元、近く医学ジャーナルに発表する予定。




記事にも記載があった通り、ナノ化の怖いところは、
肌から皮膚の中に入って体内の血流にまで入ること。



そして血液中に入った化学成分が
人体にどんな副作用をおこすかについては研究が始まったばかり。



なので、酸化亜鉛だけではなく、ナノ化して超低分子にした化学薬品を
肌にむやみにのっけることは、
化学薬品を身体の中に入れることに等しいので
どんな副作用があるかはまだ未知のことなんですね。



怖いですねドクロ



農薬を怖がって中国野菜を買わないのに、
身体の中に入るナノ化学薬品の化粧品は
喜んで肌に塗っているとしたら。。。あせる



日本ではニュースになっていないかもしれないですが、
ナノ化された化学薬品系原料は
人体への副作用がまだ未知のものだけに要注意が必要です。




これまで何度も言っていますが、肌は最も大きな臓器。


その最大の働きは排出すること。

肌は解毒の臓器でもあるのです。



アトピーや原因不明の湿疹は、
身体が毒を排出しようとしている解毒現象なんですね。


だから、毒を出せるだけまだマシなんです。


 (本人は痒みや炎症で辛いでしょうが、
  毒が肌から出ていると認識して、
  炎症を沈静化するように対処して
  肌を掻かないことが大切です。
  肌を掻くことで肌のバリア層が壊れて
  外界の刺激にますます敏感になるからです。)



毒が出ずに身体の中に蓄積されてしまったら
将来どんな病気を誘発するか。。。。


こちらのほうが怖いですね。



よって、どんなに良い成分を塗っても肌の吸収には限界があり、
例え肌のバリア層を抜けて中に入る有効成分が使われていても
それはそれで身体の中に入ってどんな作用をするかわからないだけに
怖いことでもあるのです。



肌に塗るものは毛穴を塞がない安全でシンプルなものに限ります。



なぜなら、美しい肌は血液と充分な酸素で内側から作られるものだからクラッカー



つまり、食べ物・呼吸法・リラックスによって
美しい陶器肌は作られるのです。



これから寒い季節は肌の外側と内側から充分に保湿して、
キレイなお肌をキープしますように。



保湿の方法などの詳しいお話は、
来週のシンガポール日本人会での
アロマスキンケア講座でお話しま~すドキドキ