昨日(月)・今日(火)とシンガポールは旧正月で祝日です。

日曜日が大晦日に当たり、この日は家族で夕食を共にします。


日本で年越しそばを食べるように、
こちらでは火鍋(ホットポット)を食べます。


うちでは実家の義母の作った鶏スープに
好きな具材を入れてチリなどをつけて食べます。


具材はアワビ・牛肉・鶏肉・豚肉・豚レバー・豚腎臓・
白身魚・鮭・エビ・キノコ類・ネギや白菜などの野菜類。
アワビが入るところがシンガポールならではなんでしょうか。。


食事が終わると、皆リビングでテレビを見たりして
日本と同じような感じで過ごします。



元旦初日は家族の年長者の家に集まります。




美肌の秘密



去年までは義祖父の家に行っていたのだけど、
今年からは義母が家族の年長者(10人兄弟の長女)なので
昼頃から兄弟姉妹の家族が集まります。

そのため、約50人分くらいの料理を
義母、義叔母、メイドが朝から作ります。


日本のように定番のお節料理はなくて、
各家庭で色々な料理を作るようで、
うちでは、ミシアム(マレー麺)・ホッケンミー(海鮮麺)・
ブッチョウジャン(仏も飛び上がるほど美味しいスープという意味)・
チキンカレー・もち米とココナッツの団子などなどが
並びました。

バクアン(BBQポーク・旧正月の定番)・山のようなお菓子・
マンダリンオレンジが至る所に。


来客はマンダリンオレンジを必ず2つ持参して家長に渡すのが慣わしです。

マンダリンは1つの木にたくさんの実がつくことから
子孫繁栄の意味があり、
中国本土や中華系の旧正月には欠かすことのできないもの。

マンダリンの木は庭のある家には1本はあるほどです。


お正月なので新しい服を着て家庭訪問をします。

色はなるべく赤やキレイな色が好まれます。


結婚した子供は親に必ずお年玉(アンパオ)を渡します。

従兄弟たちや甥や姪にもアンパオを渡すので
その数は20枚くらいでしょうか。

必ず新札を入れるようにします。

金額も相当の差があって、下は4ドルくらいから、
親に渡すお金は500ドルから1000ドルくらいでしょうか。


一通りの挨拶や食事が済むと、各自好きなことをします。

最近の子供はどこにいてもゲームですね。

これはシンガポールも同じです。

皆で集まっても一人でゲーム。
各自が黙々とゲームに興じます。


大人はマージャンをするグループ、DVDを見るグループ、
話込むグループなどに分かれます。


私はアポロ18号のDVDを見ました。


あらすじは、
「1969年に人類史上初めて、月面に到着したNASAのアポロ計画。
1972年に打ち上げられた第17号をもって終了となり、
予定されていた第18号の発射はキャンセルされた。
が、実はそれは表向きで、現実にはアポロ18号は月へ行き、
世間に発表できない事態が月で起こっていた。。
その衝撃の真実とは!?」
という内容です。


実話に基づいているというこで
衝撃の真実にびっくり。ぜひ見てみてください。


DVDの後はまた食べて、マージャンをしているのを見たり
また食べて、話しに加わったり、とダラダラ過ごします。


夜の7時すぎに「ローヘイ」をします。


生魚とサラダとクラッカーと甘いたれを混ぜたものを
長い箸で皆で持ち上げて新年の幸運を願うという
「ローヘイ」という行事です。


箸で高く具材を持ち上げながら
今年の希望をそれぞれ口にします。


甥っ子は今年小6で、人生を決める一番大切な試験が9月にあるため、
「オールA、300点満点」など皆にプレッシャーを掛けられていました。

それを食べて、長い1日が終わりました。


今日は昼から義祖父の姉の家に行き、
ナマコの煮込みやアワビのスープなどのたくさんのご馳走を食べて
その後はセントーサ島へ行って花を見て、
旧正月期間限定のマレーフード街で食事をして戻ってきました。

美肌の秘密

セントーサ島  龍の花の前で



美肌の秘密
セントーサ島 ユニバーサルスタジオ前 


美肌の秘密
セントーサ島 マーライオン前


美肌の秘密
セントーサ島 龍の花の前で




2日間食べ通しだったので、
これを書きながら、ひまし油の湿布をして解毒をしているところです。