先日、通訳仲間が集まって仕事の打ち上げ会がありました。


うちシンガポール人3人はまだうら若き20代前半で2人は学生さん。



そのうちの一人にどうやって日本語を勉強したのかを聞いたら、
なんと語学学校へ2年行った、と言う回答。


日本に留学したこともなく、たった2年語学学校へ通っただけで
通訳レベルの日本語をしゃべれるようになるとは。。。驚きですビックリマーク



日本のアニメや歴史・文化に興味があるという彼女。


きっかけはアニメだったようで、当地の語学学校へ通い、
1年目で初級と中級クラスを終了、2年目に上級クラスへ。


そして就職して日本語を使う部署で
6ヶ月間徹底的に敬語を特訓されたそうで
ビジネスシーンに対応できるきちんとした日本語を話します。



今では日本語でかなりの歴史書を読んでいるそうで
今ハマッいるのは龍馬伝(ビックリマーク)とのこと。


方言にも興味津々で、独学で大阪弁も習得し(目
今は土佐弁に夢中だそうです。



家族や親戚で日本語をしゃべれるのは彼女一人で、
日本語を話す環境にあるわけでもない彼女。


どうやって日本語学習を継続したのか聞いてみたら、
音読を毎日欠かさずしているそうで、
興味のある本を声を出して毎日読んでいるのだそうです。



なるほどな~ビックリマーク

彼女の日本語に対する情熱と継続する行動力に感心しましたアップ



中国語の中にはあらゆる言語の音と発音があるので、
中国語が話せる人は英語や他の言葉の習得も早いと
聞いたことがありますが、これは信憑性がありそうです。



日本語も中国語と同じような表現の言い回しやことわざがあり、
語学は色々学べば学ぶほど共通点があり、
学習も簡単になっていくようで
彼女は英語・北京語・広東語・福建語・日本語がペラペラです。


他の2人は大学で日本語を勉強していて、同じくペラペラの域です。


仕事ぶりもとても積極的で、明るく活発で、
自主的になんでもこなしてゆく彼女たち。



こんなに優秀な若い人たちがたくさんいるシンガポール。


46年という短期間に飛躍的な発展を遂げてたくさんの外国人を誘致し
東南アジアの経済の拠点として躍進するシンガポール。



彼女たちと接して、
この国がまだまだ発展してゆく理由を垣間見た気がします。