先週のこと。
インドネシアで食べた甘いものと辛いものと
汚い空気をいっぱい取った身体を解毒するために
朝、ひまし油湿布をしました。
いつものようにひまし油を重ねたコットンに垂らして
ビニールで覆って使い捨てカイロを張って腹巻をして。
その50分後、トイレに行ってびっくり
すごい濁った血尿が
すぐにピンと来きました
ああ~、先週からあったわずかな違和感はこれだった
私としたことが~
これは膀胱炎。。。
そうえば、尿も数日前から濁ってたな。。。
熱を測る。37,4度。
痛みなし。だるさなし。
今朝は肌に透明感があって顔色がすごく良いと思ったのに。。。
すぐに近所の漢方医に出向く
と、本当は家のそばなのに
しばらく行ってないから、とんでもない方向へMRTで行って
タクシーで行き着けた(←マヌケ)
待つことなく今日はすんなり診察室へ。
あれ、診察室が2つになってる。
あ、先生も新しい人だ。
良かった、英語が通じる。
先生に聞かれて、これまでの経緯と関係していそうな事柄を話す。
血尿と先週からわずかにあった残尿感と
1ヶ月前に中国でチリをたくさん食べてその後、
喉が痛くなって発熱したこと。
先週、インドネシアで揚げたクラッカーをたくさん食べたこと。
昨日、生姜とシナモンのお茶をたくさん飲んだこと。
先生「血尿があるのにどうしてクリニックに行かないの?」
私「へ? 先生、ここも病院でしょう??
たぶん炎症性の膀胱炎じゃないかと。。
前も似た症状でここに来て処方してもらって治ってるので。
あ、その時は血尿はなくて、強い残尿感だけだったですが。
あ、前というのは2年以上前です。この2年はここに来てないので。
そのずっと前には腎臓結石で来てます。」
先生、左右の腕の脈と血圧と舌を見て、体温を測る。
内臓の傷・生理の可能性・便秘・下痢・口内炎・吹き出物・
背中の痛み・口の中の苦味の有無・食欲を聞く。
どれも該当なし。
「そんなに深刻じゃないから大丈夫。
背中の真ん中が痛ければ腎臓だから。(←はい、経験済みです)
今日は、膀胱の中をキレイにするお薬を出しますね。
辛いもの・揚げ物・チリ・チョコレート類は食べないこと。」
「先生、その薬って抗生物質みたいなもの?」
「漢方薬には抗生物質的なものはないんだよ。
今日のは、膀胱の不要物や老廃物を出す働きのものだから。
漢方を飲んでも血尿が続くならまた来てね。」
診察終わり。
いつものおじいちゃん先生は
ほとんど何も聞かずに脈と舌と顔の問診だけ。
お薬をもらう時におじいちゃん先生の奥さんに聞いたら、
新しい先生は息子さんだそうで、
お父さんの跡を継ぐために8年勤めた銀行を辞めて
医者になって今年卒業したのだとか。
カルテを覗いたら、「八正散」と書いてある。
熱性の膀胱炎と診断されたようで(先生は何も言わない)
膀胱から湿熱を取る漢方だ。
飲み薬のほうは、膀胱の中の汚れを出す作用があるもの。
早速飲む。
トイレに行ったら、尿がさっきとは打って変わって
キレイな透明色に。。。
本当にさっきのすごい血尿は何だったのだ
たぶん、ひまし油の解毒作用で、
膀胱内か尿道内の出血が一気に出されたのかな。。。
でも、それで気が付けて良かった
目に見えなくてもわずかに尿の中に出血していることはあるし、
自覚できないまま症状がどんどん悪化するほうが怖いから。
はあ~、シンガポールってつくづく火の国です
湿度と熱が身体に入って悪さをする
1年で一番暑いこの時期は、
食べるものに要注意です。
涼しいインドネシアで安心して揚げ物を毎日のように食べて
熱のこもった状態でシンガポールに帰ってきて、
一気に炎上しちゃったのね。。。
そして、腎臓さん、大事にしなくちゃ。
シンガポールにお住まいの皆さんも
ウリ科の野菜や水分の多い果物を食べたり
運動や入浴で汗をかいたりして、
適度に熱を放出させてご自愛ください。
私は今日もアロマとひまし油と漢方で
汗出しと解毒に努めてます