先日、生徒さんと話していたときの会話。



「シンガポールって国民であるシンガポール人よりも
 外国人の方が裕福で、国として変じゃないすか?
 中心街は外国人ばかりが住んでいるし。」




なるほど、色んな視点がありますね。




確かに中心地のオーチャードやセントーサの高級住宅街は
白人系の外国人が多いし、中国や香港のセレブの家も多いです。



でもね、ローカルシンガポール人で
中心地やセントーサに住みたいという人、
あまりいないんじゃないかと思います。




なにせ生活に必要なウエットマーケット
(市場・常に床が濡れてることからこう呼ばれる)
やホーカー(食堂街)がなければ
ローカルシンガポール人は生きていけないですから。




オーチャードやセントーサには
ウエットマーケットもホーカーもないですからね。




中心地やセントーサ以外の住宅地は各地に必ず
ウエットマーケットとホーカー・ショッピングモールがありますから、
どこを選ぶかは、自分の育った環境や嗜好で違ってきます。




シンガポール人は家で料理をしない家族もいるけど、
その分、ホーカーで食べるので、
近くにホーカーがあることは大切です。




我が家は義母が平日は夕食を作るので、
ウエットマーケットで新鮮な野菜や肉や魚を買うのは大切な日課。



ウエットマーケットの近くには贔屓にしている漢方薬局があって
ここで漢方薬を買って、滋養に溢れたスープを作ります。



まさに医食同源で、漢方薬は薬じゃなくて
食べ物として日常で使われています。



年中湿度が高いシンガポールで健康に暮らす秘訣は
ウエットマーケットで買う新鮮な食材と漢方にあるのです。




実は、私、最初はシンガポール、嫌いでしたダウン



緑が多くて整理整頓されていて
タイよりずっと安全で人もまともなんだけど、
私にとっては、面白みがない国だったんですね。



人も街も雰囲気も全部面白みがないな~って思ってました。



でも、今は、家の近くの大きな湖や公園が大好きで
ここに暮らしていることが幸せに感じますアップニコニコ



旅行から戻りチャンギ空港から車で家に帰る風景を見ると
我が家に戻ったという感覚があります。



住めば都ですね晴れ



海外で暮らすことで日本の素晴らしさ、
日本の素晴らしさも充分実感しているので、
今はどこに行っても良いとこ取りの感じですグッド!