2日前お陰様で毎年恒例の母とのタイ旅行から戻りました。
毎年この時期のタイは1年で一番暑い時期で、
気温は39度まで上がり体温以上になります。
マーケット巡りをして1日外で過ごした翌日、
母の体調に異変が起こりました。
その日の朝、母は少し変でした。
食欲がなくて、口数は異常に少なくなって
あまり会話が弾みません。
思わず｢今日は機嫌悪いの？｣と聞くほど。
お腹の調子が変で、にやにやしているとのこと。
にやにやって・・・・？？何？
痛いわけじゃなく、なんとなく不快な感じ、と母。
不快度をパーセンテージで言うと15％、と母。
おでこにさわるとやや微熱を帯びている感じでしたが、
大丈夫とのことで外出しました。
でも、夕方、ホテルへ戻ったら、
母は熱と腹痛でベットから起き上がれなくなってしまいました。
熱は確実に38度以上はあると思われる熱さ。。
お水を飲ませようにも、お水を飲むとお腹が痛くなって
飲むことができません。
夕食も取れません。
栄養剤も飲めません。
お水を飲めないので解毒も冷却もできず、
熱はどんどん上がり続けます。
血液は濃くなり、流れが滞り、治癒が遅くなります。
あ～
私としたことが。。
昨日の外出で疲れた上に、熱がこもってしまったようです
人間、疲れて免疫が下がると、弱いところに真っ先に症状がでます。
子供や老人は特にそれが顕著です。
母の場合は腸です。
昔、腸閉塞をして手術していて、
ちょっと調子が悪いと腹痛となります。
以前も謎の腹痛で2週間も食べられず、
その間、胃腸科・婦人科・泌尿器科と検査入院のはしごしで
徹底的に調べましたが結局どこも異常はなく、
わけがわからないまま痛みが治ったという
経験があります。
結局、人間の身体の中はすべて繋がっていて、
1つの場所が分離してそこだけが悪いと言うこと稀で、
色々な原因から免疫が下がたっり、バランスが崩れて、
そして弱い所に不調が出る、
ということをこれまでの経験から学ばせてもらいました。
今回も原因がわかっているので、
身体を休ませてたっぷりの休息をとって、
穏やかに冷却鎮静させることが速やかな回復になると確信。
慌てず騒がず、おでこに氷を含ませた濡れタオルを置き、
手持ちのココナッツ油でマッサージをしました。
本当は冷却と解熱のために水やココナッツジュースを飲んで
じゃんじゃん汗をかかせて排尿して休むのがが一番なのだけど、
飲むと腹痛で苦しむのでそれができないための苦肉の策です。
口から飲めないなら肌から飲ませる、です。
ココナッツ油は、熱を発散させ、血液の巡りを促進させ、
免疫力を上げる効果があるので、頼もしい味方です
母乳に含まれるウラル酸を含み、栄養剤にもなるのです。
ますは一番痛むお腹からマッサージ。
ちょうど手元にあった鎮痛効果のある
フランキンセンスとクローブを5％でブレンドして。
（緊急の時はいつもより濃度を上げて使うこともあります）
母にはなるべくゆっくりの深呼吸をしてもらいながら
やさしくお腹を時計周りにマッサージ。
女性は時計回りにエネルギーが回っています。
宇宙からのエネルギーが私の身体を通して
母に届くように軽く想像をしながら。
お腹のマッサージから5分ほど経った頃でしょうか。
母が一言。
『お腹の痛いの、治ったよ～
』
おお～
さすが、母。効き目が早い
痛みがなくなった後で、背中・脚・足・腕・胸と
全身をココナッツ油でさっとマッサージしました。
自分で立ってトイレに行けたので、
おしっこの色を確認してもらったら、
薄い黄色だったので、そんなに脱水していないな、
と安心しました。
私がその時できることはそれだけで
あとは、明日の朝、母が元気でご飯を食べるのを想像して
私も安心して眠りに着きました
母には、具合が悪ければ夜中でも病院に連れて行けるし、
病院はホテルのすぐそばだから安心して、ということを伝えて。
いざとなれば、朝一番で母を病院に連れて、
点滴の必要があるかもしれないとは思っていいました。
一番避けたいのは、脱水症状です。
意識が朦朧としたり、命の危険もあります。
水を飲めないままずっと熱が出た状態が続くと、
脱水症状を起こすことがあるのです。
翌朝、母の熱は下がり、昨日の分を取り戻すかのように
水を3杯飲み、お粥を食べることが出来ました
昨日は水がまずかったけど、今朝は美味しい
と言って。
夜中にびっしりと汗をかけたのが解熱になったようです。
まる１２時間眠って体も充分休息できたようです。
宇宙と後ろの人たちに感謝をしてタイをあとにしました。
めでたし、めでたし
と思ったら、これにはまだ続きがあります。。。
つづく