最近、私の周りでひまし油湿布が効かない
というご質問を受けています。


メールを頂いた方からはこんな感じです。



『ひまし油湿布についておしえて頂きたい事があり、
 メールさせて頂きました。


 最近ひまし油湿布を初めたのですが、
 コニーさんのブログやネット等に書かれてる程効果がないのです。
 便秘も一日一回スッキリと言うほどでは無く、
 期待外れと言う感じです。


 やり方もフランネルに240ml垂らして、
 ラップと温熱ヒーターで覆うそれで1.5時間横になる。
 忠実にしていますが、
 人によって効き目が無いと言う事があるのでしょうかはてなマーク


 体調の方は、血の巡りや寝つきも悪く、
 2年前から手のしびれに悩まされてるので健康ではありません。
 体が悪すぎるからでしょうかはてなマーク



このメールの方は、
私のいい加減ななんちゃって湿布とは違い、
ひまし油もたっぷり使って温熱ヒーターと、
本格的にとても忠実にされていますねビックリマーク


(私は古い綿布や綿タオルにひまし油60ccを浸して
 ビニール袋を当てて使い捨てカイロですあせる
 ひとつ違いは、私はけっこう長めに湿布をしていて
 忙しい時は、夜寝る前にして朝まですることも多いです。)



さて、このひまし油湿布、健康な人は即効性があっても、
とても体調が悪い場合や血行が悪い場合は、
すぐに効果を期待できないこともあります。



長い時間を掛けて不調や病気が作られたのですから、
治癒にも同じくらい年月がかかる
と覚悟を決めて
自分の心身とじっくり向き合う事が大切です。



身体は機械ではないのです。
切ったり貼ったり部品を取り替えれば良い
というわけにはいきません。

焦ってすぐに治そうとすると、
却って心身のバランスを崩す事になりかねません。



すぐにでも不調を治したい気持ちはわかりますが、
ゆっくりと自分と対峙する時間をもつことで
自分の気持ちや身体のバランスを整えて、
自然治癒力を発揮させて自分の身体に治してもらいましょう

それが最も副作用がなく安全な治し方です。



本当の治癒を起こすには、
自らの意識と実践
不調や病気を作った根本を
徐々に変えていくことが必要です。



なので、ひまし油湿布だけではなく、
自分の長年の生活習慣を省みて
悪いと思われるものを排除、
改善することも必要なのですね。



その中心となるのが食生活です。
血を汚す食べ物、特にお砂糖、
お菓子ジュース類・甘い菓子パン類・
パッケージに入った加工食品を止めて
酸を作る過剰な動物性たんぱく質を控え
旬の農作物を食べてバランスを取る事が大切です。



メールの方は、食生活の改善・漢方・整体と
とても積極的に生活習慣の改善に取り組まれて、
ひまし油湿布2週目には湿布中に睡魔がおそってきたとか。
身体が緩んでリラックスしてきましたね。
良い兆候です。



痛みや疲れ・湿疹など、
不調がでるだけマシなのですね。
体内に溜め込んだ悪い物が出なければ
がんや悪性の病気の温床となってしまいます。



悪い物を出して浄化しようと
頑張っている身体に感謝して、
自分を大切にして積極的に養生することですね。



これから寒い季節、入浴部分浴で身体を暖めて
疲れや汚いものを排出するのもお勧めです。
特にぬるま湯にゆっくり浸かる入浴は
水の癒しの効果もあり、
自律神経のバランスを整えて
安眠効果も絶大です。



・規則正しい生活
・過食しない
・ゆっくり良く噛ん心穏やかに食べる
・笑って楽しい時間を過ごす
・好きなことや夢中になれることをする
・植物や動物に触れる



日常生活でできることを積極的にして
その上でひまし油湿布も活用して
積極的に血を浄化しましょう。

自らの意識と行動で自分で自分を癒して
不調を改善されますように。



身体を暖める絶大な効果のある
白湯の作り方を紹介しますクローバー



鉄瓶(なければヤカンなど)で水を沸かし、
沸騰したら、蓋を取って、そのまま
ごぼごぼ泡の出る状態で10~20分沸騰させる。
水が半分くらいになるまで。


これを少しづつ暖かい状態で飲むと、
消化にも良く、血・気・水を巡らせ
身体をあたためてくれます。


食事の前後、食事中も唯一飲めるものです。
通常食事中に水を飲むのは消化液を薄めるので
特に胃腸の弱い人には厳禁なんですが、
これだけは大丈夫なのです。

寒い今にはピッタリですので
ぜひお試しをドキドキ