7月初旬、海外生活15年目で
初めて歯医者へ行きました。


15年前、イギリスへ留学する前に
一応、日本で全ての歯の治療をして
それ以降は安易に歯医者へいけないので
夜寝る前の歯磨きだけは欠かさずしてきました。


留学時代やタイで働いていた時は
ストレスから甘い物も食べたけど
寝る前の歯磨きだけは欠かさなかったので
ずっと虫歯知らずでした。
毎回電動歯ブラシに何もつけずに
磨いていただけなんですが。


ところが、事が起こったのは6月末の週。

いつものように、夜、歯磨きしていたら
なんとなく奥の歯に振動が染みる感じがするのです汗


翌日はもっと振動を感じて、
歯茎が浮くような感じで、
翌々日には脈打つように痛くなって
食べ物を噛めなくなってしまいましたあせる


いよいよ虫歯かあせると思い、
クラウンが被っているので
厄介だな~と思いつつ、ローカルの歯科医へ。



シンガポールの歯科は
日本と違って椅子が1つの個室になっていました。
先生はシンガポール人のおばちゃん。


日本だと、先生が一人でも患者の椅子が
3つくらい並んでますよね。
助手さんも数人はいて。
でも、受付の人が助手も兼ねていて
本当にこじんまりとした診療室です。


外靴を履いたままの状態で椅子に座りますあせる



歯科医「どうしました?」


私「上の奥の歯が痛いんです。」


てっきり虫歯と信じていた私は、
「クラウンの中の虫歯じゃないですか?」


歯科医「クラウン被っているのにどうやって治療するのよ?
あなた、自分でこのクラウン取れるの?
取れるならとってみないさいよ。」


私「???」


上の奥の歯を見て、
「これは歯の問題じゃなくて歯茎ね。」と先生。


私に鏡を持たせて歯を見ながら
「ほら。歯がこんなに動いている。
 あのね、これは虫歯じゃないの。歯茎の問題。
 最後に歯医者にかかったのはいつ?」


私「15年前です。」


歯科医「え?15年間歯医者に掛かってないの?」

私「掛かってないです。」


歯科医「普段は何で歯を磨いてるの?」


私「何も使ってないです。ただ電動歯ブラシで磨くだけです。」

歯科医「え?何もつかってないの?歯磨き粉は?」


私「使ってません。」



おばちゃん先生、何だこの患者、って感じで

頭を振りふり。他の歯も見てから、
「問題の歯は歯茎の炎症だから、今日は治療は特にないわ。
 他に虫歯もないし、とりあえず歯のクリーニングして
 歯石とって薬で様子をみましょう。」


私「薬ってどんなものですか?」


歯科医「炎症を鎮静化させるものと痛み止めと抗生物質よ。」


私「できれば抗生物質とか飲みたくないんですけど。」


歯科医「あ、そう、じゃ、飲まないでどうなるか様子みたら?」


これを彼女の英語で言うと、

Ok la, dont drink la, see how la!


発音は、オーケーラ、ドンドリンクラ、シーハウラー!


末尾のla(ラ)は中国語の了(ラ)から来ている
いわゆるシンガポール英語、シングリッシュです。


典型的なシンガポーリアンの言い方なんですね、これあせる


たぶん初めて聞く方は、これが英語とは理解できない英語ですあせる(笑)



歯科医「歯茎の色もあんまり良くないし、菌のせいね。
    薬で殺して様子みるしかないでしょう。」


ここで私の闘志が燃えましたメラメラ
よし、抗生物質飲まないで治してみせるビックリマーク


この先生は学校で習った枠組みでしか
患者を治療できないから薬でしか治せないと思っているけど、
私は、薬以外の方法を知っているから薬なしで治すぞビックリマーク

と心で思いながら歯石とってもらいました。



歯石のクリーニングして、薬3種類もらって
お会計S$90(7,200円)。

日本に比べたらずっと高いですね。


こっちは国民保険というものが無いので、

全部実費なんです。
虫歯1つのの治療でクラウン入れたら軽く10万円だそうです。(友人談)


医療も同じように保険がないですから
おちおち病気や虫歯になれない国なのです叫び



ケンに歯茎の炎症を話すと、

もう年だからそうゆうこともあるさ、
と、軽く流されました。



ネットで調べたら、日本では

歯肉炎で抗生物質や痛み止めや抗炎症剤を出す歯科医って

あまりいないようですね。


そりゃ、そうですよね。

痛みや菌を薬で抑えたって、歯磨きが悪ければ

菌はまた増えるし、歯茎の炎症もまた起こります。


症状の枝葉を見てそこに働きかかけるのじゃなくて

根本の原因にアプローチしないと治癒はありません。


で、薬を飲まずに私がやっていることは次ぎのこと。



歯磨きは、以前お土産で頂いて歯科医販売の

小さいブラシで毎朝と毎晩10分間丁寧にしました。
基本何もつけずに磨きます


一番奥の歯だったので、きちんと歯ブラシが届かずに
おざなりになっていたんだと思います。



時間がある時は、歯磨きの後で

指に塩をつけて歯茎のマッサージをします。


このときに患部の歯茎は最初痛かったのですが
徐々に痛みが治まって今はなんでもありません。
反対側の奥の歯茎も違和感があったのすが、
このマッサージを続けています。


歯茎の色も白っぽいピンク色から
明るいピンク色になって締まってきました。


歯磨きの後は、フロスで歯間も丁寧に歯間磨き。



患部にミネラル液を直接塗って細胞活性化と抗菌。
これは日に6回くらい。



そしてここで精油の出番。
殺菌・抗菌・消毒に非常にパワフルな精油はクローブです。


歯磨き後にクローブの精油を
直接患部の歯茎に指でこすり付けます。(子供にはお勧めしません。)
すごく痛いですし、唇や舌に付くと
痺れたような麻痺した感覚になります。
これってってことですから。。。
歯医者さんで麻酔された時のような感覚と
味が口いっぱいに広がります。


あとは、自分で作ったクローブのハーブのお茶
歯磨き後のうがいです。
これもけっこう濃く作ったので、終わった後は
口全体が痺れるような感じになります。



ケンには「薬ちゃんと飲んでるの?」
と時折入りチェックが入りますが、
「うん、飲んでるよ~」、とすっ呆けて
薬は飲まずに自分の方法を実践。


これを数日続けただけで
歯茎の炎症と浮いた感じと痛みは治まりました。

1週間目には患部の歯で硬いものを噛んでも大丈夫な状態に。

これを継続すれば完治するでしょう。



先週、60代の知り合いにあったら、
彼も歯医者へ行ったら歯茎の炎症で
ミネラル液を1ヶ月患部に吹き付けていたら
治癒したと喜んでいましたニコニコ


良かった~チューリップオレンジ
私も治癒させるぞチューリップ赤




とかげ教訓とかげ


歯磨きは 時間をかけて丁寧に 歯茎も しっかりマッサージ


脱砂糖 虫歯知らずで 大節約