子供は、親よりも進化した魂を持って生まれて来ます。
常に変化する世界の次世代を担う為に、
柔軟に対応出来る進化した魂を持って生まれてきているのです。
故に、子育てとは、本当は親が子供から学ぶ経験なのです。
子育ては、忍耐と寛容、見返りのない愛、
新しい視点や意識を学ぶ、またとない経験なのです。
子供は、7歳位までは潜在意識が活発で
本能で暮らしていますから、
この世のすべてに喜びを見つけ、
全ての中に自分自身を見つけます。
子供の世界は、自然や動物と同じ様に完璧な調和と統合です。
子供に分離はありません。
全ては自分ということを無意識のうちに本能で知っているのです。
それは潜在意識の中で生きているが故です。
潜在意識とは他者との区別なく、みんな、
深い部分で繋がっているのですから
潜在意識の中に居る子供は、分離がなく、
世界の全てと繋がっているのです。
かつて子供だった大人も無意識のうちに知っていたのだけれど、
自我の目覚めとともに分離してしまっただけのことです。
良き親は良き観察者です。
神様から預かった子供をありのままに受け入れ認めます。
それは、親が自分自身のありのままを認め受け入れることから始まります。
自分自身をありのままに認めることのできない親は、
子供の中に許せない自分を見つけて子供を批判し、
自分の基準という狭い枠組みの中でしか子供を判断できません。
外への批判は、本当は自分に向けらているので、
自分を傷つける行為なのです。
親のみならず、子供はあるがままを認められずに
潜在意識に傷が付くので
一生に暗い影が落ちやすくなります。
自分自身に対しても他者や世界に対しても
愛と自信と信頼をみつけずらくなります。
自分の本当の価値や才能に気づくこと無く
外からコントロールされる不安定な人生を選択しがちです。
これは不幸の連鎖です。
全てを受け入れられて育った子供は、
あるがままの自分で良いことを無意識で知っています。
愛・受容・心地良さは潜在意識を強くします。
自分も他者も認め、全てに愛と信頼を見つけ、
世界も信じることがことが出来るようになります。
世界を良きものとして生きることが出来ます。
そして、より良い世界の創造の為に
自分の才能を他者のために活かす生き方が出来ます。
自分が全てを創造していることを自覚し、
望むものを自分で引き寄せる人生を選択出来るのです。
これは幸せな連鎖です。
故に、豊かな世界の創造の始まりの一番小さな単位は、
親子の絆と愛なのです。
子供の潜在意識に傷を作らない子育てをすることが非常に重要なのです。
豊かな社会では、一人一人が違う個性を輝かせ、
いろんな価値観と生き方ができます。
豊かさとは多様性があることです。
多様な選択ができる社会です。
心の豊かさも同じで、多様な視点を持ち
違いを受け入れ多様性を楽しむことが豊かさへの鍵です。
それは自分自身の世界を広げることになります。
貧しさとは選択の余地が無いことです。
1つのことにしか価値を見出せず
皆が同じ型にはまった生き方しか出来ない
窮屈で盲信的な社会です。
心の貧しさも同じで、狭い枠組みの中で
制限だらけの視点で偏狭的にしか物事を見ることが出来ません。
それは自分自身の世界を狭めることになります。
現代社会は物質的な豊かさに反して
圧倒的に多様性への寛容が不足しています。
社会を豊かにするのは私たちの意識です。
目覚めた意識で常に変化することです。
光よりも早い心の動きに素直になることです。
子供は本能でそれを知っているので、
子供の気持ちは瞬時に変わります。
大泣きした後にケロッと笑います。
毎日が新しい発見と冒険の連続なのです。
意識的になるとは、
人間として心から喜びや楽しみを感じることを
率先して行い、新しい未知なるものを喜んで受け入れることです。
子供はこれが大得意です。
子供は無意識に意識的なのです。
潜在意識に傷のついていない子供は、
嫌なことをいつまでも引きずること無く
上手に気持ちの切り替えができて、
人生を自然に明るく肯定的に捉えることができます。
自分で自分を幸せにする基本が無意識の中に育まれているのです。
子育てを通じて親は、再度それを意識して学び、
かつての統合と調和を自らの意識で取り戻すのです。
21世紀は調和と共存の世界です。
国籍を超えて、地球人として、
豊かな地球の創造の担い手となるのです。
それは時代の流れです。
それに乗るか反るかは自分次第。
時代の流れに背く人は自ら地獄を選び、
時代の流れに乗る人は自ら天国を選ぶのです。
全部自分の選択です。
子供は親によって生き方考え方が大きく影響されますから、
子育てはこの世で最も偉大な仕事なのです。
日本は夏休みですね
気持ちにも時間にも余裕を持って
心身ともにたっぷり子供とコミュニケーションを取って
心地よさ・気持ちよさ・喜び・楽しみを積極的に経験して、
子供の長所も短所も含めて、たくさんの発見があります様に