上海十六舗布市場のオーダーオーバー、
無事に受け取れました。
なかなか良い出来上がりです。
約束の時間通りに行ったら、
あと5分待ってと言われて待つこと15分。(よくあること)
テーラーのおじさんがオーバー持ってきました。今まさに出来上がった様子。
試着。
あれ?ボタンホールが全部あいてない
おじさん、有無を言わず私が着たままの状態でハサミで切れ込みを入れる。(おいおい😓)
穴が小さ過ぎるのか、ボタンが大きすぎるのか、やっとの思いでボタンをはめる。(やれやれ)
日本の様な感じには行きませんね。
身体にピッタリのデザインなので
私の好きなゆったりAラインと比べるとややキツイ目に感じるけど、色・手触りともに満足な出来です。
これで暖かければ最高!
この素材はカシミア50%にウール50%で、このお店では1番良い品だとか。裏地はシルクらしい。
お値段は1000元(17000円)。
日曜日に前金500元払い、金曜日払う時に値切ったら(この時点で値切るのは手遅れなんだけど)、お姉さん曰く、この品質でこの値段は安い❗️来年も再来年も大丈夫❗️と。
まあ、本当にお姉さんが言う通りの品質なら軽く10年以上持ちます。
現に今も着てるファー付きのウールのオーバーは20年目になります。
お店に掛かってあるものはほとんどが700元前後だから1000元は高めです。
蘇州でもチェックしたら
カシミア20ウール80の生地がお店にある最高品質で1m 100元前後。
その生地でのオーダーは750元と言われました。
お姉さんの言う通り本当に私の生地がカシミア50ウール50なら1000元は超破格のお値段です。
中国のユニクロのウール綿化繊混合の固くてゴワゴワのオーバーでさえ700元ですからね。
見た目の生地の質だけでも違いは歴然です。
ケンも私のオーバーの出来栄えの良さを褒めて、オーダーは安いね❗️と絶賛。自分も冬にオーバーが必要な時は空港からまっすぐ十六舗に来る、とまで言うほど。
何も知らない時は無感心だったのに、色々知識を吹き込んで生地を触らせて違いを教えたら、オーダーの良さがわかった様です。やはり教育は大切です(笑)
まあ、結果はこの冬、札幌でおいおいわかるでしょう。