上海の布市場に続いて

蘇州にも布市場がある情報を得て

行って見ました。


ここの行き方は簡単です。


地下鉄1号線で乐桥駅下車。

5番出口から出て

広場ホテル側に伸びる人民路を

ただひたすらまっすぐ歩いて

15分ほどで右手に市場の門が見えます。


最初、地下鉄の駅から歩いて行こうと決めて、人民路を歩いていたのだけど途中で色々重要文化財とか素敵な場所があって、横道に入って見学するうちに人民路からはずれてしまいました。


歩いているうちに桂花公園まで行ってしまい途中でギブアップ。

バスで一旦乐桥駅まで戻って再挑戦。


ケンが仕事でよかった。

ケンがいたらすぐタクシー拾っちゃいますから。

この日の朝もずっとタクシーで行けば?

って言い続けて、自分が仕事先に行くタクシーに乗せようとしたりしてそんなに心配なのかな。


私は自分の足で歩いて

蘇州を見て回りたいのよ~。


旅の面白さは歩くこと。

歩いて自分の意識にとまったものをじっくり見て、思わぬ出会いや発見を楽しむのが私の旅の流儀です。なので次から次にバスで連れ回されるツアー旅行は苦手です。



駅に戻って今度はバスで行きました。

乐桥駅前のバス停から乗って

团结桥北で下車。

バスの番号によって5、6駅です。

私は101号に乗って5駅目だったかな。


市場の目の前で止まるバス停には止まらずにずっと先の交差点を左折して止まったのでよく見てないとわかんなくなります。


無事に市場に到着して奥にずんずん入って階段登った2階に布市場はあります。


{B5AD1A99-89A2-47FC-8D60-4448B9863921:01}

{356AB402-97FD-46B9-8F19-8389F3AE548F:01}



オーダーもやってるけど、上海に比べたら規模も品数もものすごく小さいです。


つたない中国語で色々聞いたら、

ここのカシミアは最高で20%の含有量で

後はウールや化繊混合だそうです。

1mで100元前後。

割合なんて知らん!

っていう店主もいました。

品種の良さもやっぱり上海が1番です。


{D50AF2E4-3180-4D46-9A2B-A37AAE4AE0D0:01}

{D5C0C6FB-AB73-4F6A-AF82-E6342FC6929B:01}

{A0378E95-E7E1-44B5-A282-4D69F435E657:01}


ケンなんかは中国人に対して

諦めの気持ちがあるから、

聞いたって知らないし

嘘ばかり言うのだから、

中国では聞くだけ無駄、だそう。


まあ、触ってもわからないものを買って

騙されても、知らない方が悪い、

と言うのが中国の考え方ですからね。


自分で納得すればいいのだろうけど、

やっぱり聞いて確認したくなります。

聞いたらちゃんと教えてもらえる

という期待は甘いのかしら。


ちょうどドイツ人の女性が

出来上がった薄手のコートを

受けとっていて750元だそう。

流暢に中国語を話していました。

ここでは中国語が出来ないと

オーダーは難しいです。


生地によってお値段は違うけど、

大体の相場がわかりました。

これも楽しい人生勉強です。


私も手作りが好きで昔、

家にあったミシンでカーテンや衣類など

色々作ったものです。


布地が好きで

よく札幌のカナリヤで買い込みました。


そういえば、タイでもタイシルクのドレスやブラウスをオーダーした思い出があります。


シルクはどんなにお手入れしても

白いものは年数と共に黄ばんでしまいます。

紫外線を吸収して変色するのです。


紺色のドレスはまだ健在だけど、

体重が今よりずっと重い時に

作った物なので

大き過ぎて今は箪笥の肥やし状態です。


シンガポールでも

お手頃なオーダメイドがあれば

楽しいのにな。


でもこの国では 何も特産物が無いから無理か。