母の脂肪肝の治癒についてご質問を受けましたので、母の場合をご参考までに記載します。

私の母は、お酒もタバコも一切せずに、40台後半から脂肪肝と診断され、50台半ばには γGTPが300台の数値になり1カ月ほど入院したこともあります。

肝臓は体内の最も重要な解毒臓器です。
口から入ったものは全て肝臓で解毒され、多様な酵素を作り、栄養を貯蔵したり、熱や血液を分配するなど24時間働いています。

γGTPはタンパク質を分解する酵素の一種で、血液中にどのくらいあるかを表す数値で、数値が大きいのは肝臓が過剰に疲弊して細胞が破壊されていることを意味します。

その頃は父が倒れて長い入院生活の最中で、父の入院費の工面と看病と自分の仕事で母も精神的にも肉体的にも多忙で、疲労していたのだと思います。(父の病院は14年に渡り、2年おきに病院が変わって、時に隣の市の遠い病院になっても週に4回は仕事帰りに病院へ行ってました。完全看護でしたが父の顔を見に行ってました。)

脂肪肝は、お医者さんにはこんな数値でよく倒れないね、とびっくりされる程の数値 ( γGTPの正常値は30台以下)でしたが、本人はさほど強い疲労感もなく掃除婦として働いていました。
肉体労働の仕事柄、早食い、過食で、上半身がっちり型で、内臓に脂肪がつくタイプでもある様です。

母の脂肪肝は治癒することなく62歳の退職直前で父が亡くなりました。母の場合は仕事で毎日身体を使っていたので運動不足ではなかったと思います。やはり早食いと過食とストレスが大きな要因だったのではと思います。お嬢様育ちで性格的にさっぱりしているので、当時、母の愚痴を一度も聞いた事がなかったのですが、父が亡くなって数年も経ってから、あの頃は大変だった、と母から聞いて、無言で頑張ったツケが肝臓に来たのだなと感じました。

当時の食事は、平日はデパートのお惣菜がメインで、休日は煮魚などで、私も大学とアルバイトの掛け持ちで多忙で、野菜を食べる機会の無い生活をしばらく送りましたが、私は若さで乗り越えられたと思います。当時は風邪を引いても高熱を出すことなく、健康だからと勘違いしていましたね。単に体内に毒を溜め込んでいただけだった、と今ならわかります。

母が定年して62歳以降、ゆっくりした老後を迎えても早食い過食はなかなか治らず、脂肪肝の治癒は諦めていました。74歳の時、2012年年末から私の勧めでミネラル液を始めて、1カ月に1~2本のペースで飲み始めました。6カ月経ったころに受けた血液検査でγGTPの数値が30台になり全ての数値が正常値になった、と喜びの電話があったのです。父の命日が近い6月だったのですよく覚えています。

その時の飲み方は、朝起きてまず水200mlに10滴、それから寝るまで2時間おきに10滴づつを水やお茶、味噌汁などに入れて飲みました。

今も1カ月1~2本のペースで飲んでいます。
先月の2月は周りが風邪をひいて自分も少し喉の痛みや鼻水があったのでミネラル液を多めに飲んで防衛したそうで、3週間で1本飲んだと言ってました。すると体重も1kg減って周りから顔が小さくなったと言われ顔が皺っぽくなったので、今はペースを落として1日30滴にしています。

体重も脂肪肝当時と比べて4kg穏やかに減り、この6、7年は理想体重(154cm 55kg)をキープしています。50台、60台は確かにボリュームがあって小太りでしたが、70前に体重を落とし理想体重になったのに脂肪肝は相変わらずでしたから、ミネラル液を飲むことでミネラル液の解毒作用が肝臓周りの脂肪を集中的に落として細胞を活性化させて治癒に至ったのだと思います。骨も密度が高く、背も全く縮まず、薬も一切飲んでいません。

食事では早食いせずに意識してゆっくり食べるように言ってますが、まだ私から見ると早いですね(笑) 

食べることが大好きですが、間食はほとんどせずに、野菜中心で腹八分。加工食品は取らず、パンも食べず、蕎麦とカボチャとお肉が大好きで、カボチャの時期は毎日味噌汁に入れて食べ、たまに週2回くらい牛肉や豚肉の赤みを食べたり、好きなお蕎麦屋さんで食べたり。基本的に旬のものを自分で調理して食べています。季節の行事によっておはぎやお汁粉を食べたり、はあります。


現代は肝臓をとりまく環境が悪く、肝臓は慢性的に疲弊しています。汚れた環境、電磁波、薬、栄養の少ない農作物、過剰な砂糖や精製食品や加工食品、コンビニ食、忙しい生活スタイル、過剰なストレス、など、常に体内で大量の活性酸素が発生します。それらの解毒は肝臓が中心におこなっています。


今の母の生活は、引退して負のストレスも無い自由な生活ですが、現役の方は、食事の改善と共にストレス対策は必須ですね。

ご自身が感じているストレスを無視せずにどの様に解放してリラックスするか、積極的に自分を労わる意識と実践が非常に重要です。なるべく心が楽しくなる様な喜びのある時間を持ち、仕事を忘れて気持ちを解放する事です。

食事も、自分を労わる意識が出るとコンビニ食や加工食品ではなく、旬の農作物を自分で調理する選択になりますね。平日に時間が無い場合は、休みの日にまとめて下ごしらえする事も可能ですね。疲れている時は、無理に食べずに寝ることを優先します。人間は食べずに水だけで1ヶ月は生きられます。

参考になりましたら嬉しいでニコニコ


{E9DCAAD3-FDD9-4EC3-A965-9445683AE675}
肝機能改善で目がぱっちり おねがい
表情が豊かになりましたアップ



{09E1E7BE-7AB3-49D0-A4A7-DE8E3FF9F2E2}
桜 @ ガーデンバイザベイ