教育熱心なシンガポールでは

幼児期に指紋分析を受けさせて

子供の教育に活用する親御さんが

非常に多いです。


シンガポールは多民族国家ですので、

各家庭で母語は変わりますが、

バイリンガル、トリリンガルは普通です。


中華系シンガポーリアンの場合、

英語と北京語のバイリンガルが普通です。


ただ、言語的には英語の方が中国語より簡単なので、家庭では普段は両親とは英語、

祖父母とは北京語、など使い分けていますが、中国語は漢字がある分苦戦する事が多いです。


(因みにケンは、母語は福建語、英語教育を受け、北京語、広東語、マレー語はテレビで覚えたマルチリンガルです。兄弟も同じだからか、そんなの普通、特別じゃ無い、と本人は言ってます)



シンガポール大学のレベルは

東大を超えますが、シンガポール島内に

国立大学が2つしか無いので、

幼稚園から既に国立大学を目指して

競争が始まります。


幼稚園では、

簡単な漢字、アルファベット、

計算を学び、毎日数冊のノートを持参。

小学校入学前に

日本の小学2年生くらいの勉強が終わっています。


小学6年で受ける卒業試験で、

大学進学エリートコース、普通コース、

専門学校コース、職業訓練コースなど

大体の将来が決まります。


その後の敗者復活戦は非常に厳しいので、

この小学校卒業試験の為に

親も介入して子供のお尻を叩いて

必死に勉強させます。


この様な環境なので、

シンガポールでは教育費用に

一番をかけて家庭教師や塾に通わせ

親は運転手として送り迎えをしますから、

共働きの家庭は夫が平日飲みに行ったり

残業してる暇は無いのです。

仕事はきっちり時間内に切り上げて

子供を迎えに行くのです。


干支によっては子供がたくさん生まれる年もあり、龍年や去年のジュビリーの50年建国記念は、普段より多くの子供が生まれたので、生まれる前から保育園の予約をしたりなど胎児の時から競争が始まることもあります。


資源も無く、人口も500万人余りの

小さな国が国際社会で生き残るには人材、

つまり教育が重要であり、

少しでも子供に良い環境を与えて

良い人生を歩んでもらいたいと、

親は必死なので、指紋分析も幼少時に受けて、適切な勉強法を知り、幼稚園からシンガポール大学を目指す教育が行われるのです。


シンガポールの子供は外で遊ぶ時間がないので、みんな真っ白でメガネです。


左脳的に強い子供に有利な現行の教育制度を

右脳的な想像力や芸術性を活かせる様な

幅の広いものに多様化させることが

今後の成熟したシンガポール社会には必要と言われています。


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子供は社会の宝物です。シンガポールでは、自分の子供じゃなくても一家総出で育てます。