旬の果物で発熱の続き。
陰陽の過剰に瘀血生じて不調となり
東洋医学では、中庸バランスが健康の基本です。
漢方は、このバランスを元に戻し
自然治癒力が発揮するように促し
気 水 血の巡りを正常にします。
冷えには陽性の漢方を
熱こもりには陰性の漢方です。
なので、舌 脈 顔色等から証を診る
問診の技が東洋医学には必須です。
医者がこの見立てを間違うと
漢方薬は全く効果を持ちません。
折りにつきConyも同じ漢方医に通ってますが
シンガポール島内中には各地区に
名漢方医が必ず居ます。
13年前、冷えから突然できた腎臓結石も
残暑に揚げ物でヒーティー膀胱炎も熱も
全部漢方で治っています。
不調の裏には必ず原因あり
全て自分が積み重ねています。
34歳からお世話になっている漢方医
9年前から息子さんも漢方医になり2人体制です。
今回は寡黙な先代に診て貰いました。
質問にConyが答えて、何の説明もなく
カルテに漢方名を書込むのが先代スタイル。
処方された漢方薬はよく効きますから
それで良いのです。
処方された漢方薬はいつも通り
3種(エキス1本と錠剤2種)。
発熱などの急性症状は4日で
腎臓の石は7日で治りました。
Conyはやっぱり脾臓腎臓が弱くて
その関連で診てもらう事が多いです。
自分の弱い点を自覚し、食養と養生で
上手に付き合っていくことが大切です。
前回訪問は2017年でその前が2016年
今回の処方です。
①四藤片
四藤片は主に五味子、スイカズラ、麻のつる、春の根のつるなどで構成
この漢方の役割は、風と湿気を取り除き、炎症を軽減し痛みを和らげることでその適応は関節リウマチ
関節リウマチは、一般な急性、慢性の結合組織の炎症で、再発し心臓を巻き込む可能性があります
関節リウマチの人は、棗や大麦などの、湿気や風を取り除く食品がお勧めで、特に大麦は湿気や風を取り除く効果あり (注)シンガポールではバーリー
体が熱くなっている場合は緑豆、スイカなどの食べ物をもっと食べ、寒い場合は羊や牛肉を摂るが摂取量は少なめに
関節リウマチの悪化を避けるために
食事療法を管理するようよう注意する
(以上中国語のGoogle先生訳)
これは左肘の鈍痛に処方された模様。
熱が最高になった時は肘の鈍痛もマックス。
今は、気付かないか程度か微かになりました。
いつも思うけど、何故にこの様な色に?着色剤?
間違え防止策なのかなぁ
②丹枝
丹枝は、肝臓を落ち着かせ、熱を取り除き、月経の調、 肝臓の停滞と発火、胸の痛み、過敏症、頬の乾燥、口渇、食欲不振、のぼせ、女性の月経初期、月経困難、乳房と腹部の痛みに使用
丹枝は、牡丹皮、栀子(炒焦)、柴胡(酒制)、芍薬(酒炒)、当帰、白术(土炒)、茯苓、薄荷、炙甘草で構成
(以上中国語のGoogle先生訳)
これは、2週間ほど続く右脇腹の痛みと
発熱と食欲不振の処方です。
お陰様で漢方薬を飲んで3日目には熱が下がり
食欲も戻りました。
ただ、右脇腹の痛みはまだ少し残り
右脇を右に曲げると筋肉痛みを感じます。
これも可愛いパステルカラー💦
③ 小紫胡湯(エキス)
柴胡、半夏、人参、甘草、黄芩、生姜、大枣から成るエキス
体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくもの
体質は、少陽病(急性~慢性期)、熱証(炎症)、中間証~やや虚証、肋骨下部の張り)を目安とする
解熱、鎮静、解毒などの効能があり、具体的には、肝炎や胃炎、少しこじれたカゼなどに適応します。また、喘息やネフローゼなどアレルギーや免疫系がかかわる病気にも処方
胃腸や肝臓、呼吸器の働きを改善し、また、体の免疫機能を調整し炎症をやわらげます。そして、体の疲れをとり、病気の回復促進
小柴胡湯は、病院で一番使われてきた漢方薬で、特に、肝炎の治療にしばしば処方されます。実際、肝機能値の改善効果が認められており、肝炎の進展の抑制効果
これは右脇腹の痛みや熱
全体の炎症症状などを鑑みての処方ですね。
エキスはほんのり甘くて飲みやすい
証に合ってると身体が味を受け入れます
更に自分の行動を思い出すと
ドリアンを朝ご飯代わりにしたり
いつもは食べないドライアプリコットを
仕事中につまんだり
相当、糖質過剰になっていました💦
加えて、高熱が出た金曜日は
兵役に行ってるジェイデン(義甥)が戻る日で
彼の大好きなビーフカレーと味噌汁を作り
結構な時間、火の前で過ごしたのも炎上を促進。
糖分の多いコシヒカリがその時のご飯でした。
こうして、色々な条件が重なり
機は満ちて炎上し発熱に🔥
食事の改善やミネラル液のお陰で体質が変わり
血液が汚れると熱を出せる健康体に変わりました。
発熱=免疫力です。
20代まで高熱とは無縁で
健康だと思い間違いをしていました。
もちろん環境も大きな影響を与えます。
年中高温多湿の当地は
外では熱と湿度が身体を消耗し
内では冷風が乾燥と冷えを呼び
日本の3倍疲れる国なのです。
南国に住んではや18年。
同じ南国でも、涼しい乾季のあるタイと
年中蒸し暑いシンガポールでは大違いです。
Conyの身体もすっかりシンガポール体質に
なってしまいました。
こうしていつも大切なサインを
出して教えてくれる自分の身体に感謝ですね。
これからは気を付けます🙇♀️
全ては素晴らしい学びで経験です。
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今のあなたの悩みは過去のConyの悩みです。
過去の自分にアドバイスを貰いたかった想いで
Conyはブログで経験を共有しています。
全ての不調や病の根本には
過去の無知や怠慢があります。
原因に気付いて排除して
行動・食生活を変えることが
内なる自然治癒力を発動させ
真の治癒へ至るきっかけとなります。