Conyさん、たまらなくパインが食べたくて、外国産だし体を冷やすのに買いました。

外国産果物は止めた方がいいけど欲するなら必要なのでしょうか?食べると至福な気持ちになりました。アドバイス頂けますか?』



以下、返信です。


食の原則は、地産地消です。


それに照らすと、

パインは、南国の灼熱の太陽の元で

身体の熱を取り、冷やす果物で、


2月の真冬の日本で食べる物ではなくて、

全く身体に合いません。


健康な人でも、季節外れの物を食べると、

陰陽バランスを乱してしまいますが、

健康な人は、季節外れを欲しません。


身体の感覚が正常だと、

自分に合わないものは欲しないからです。


南国在住の私でも、

気温が28度以下の涼しい日は、

パインを食べたいとは思いません。


パインは、真夏の暑い日に、汗をかいて

身体が熱い時にクールダウンするもの。


冷えている人・病気の人には厳禁です。





パインを欲するのは、身体が、

パインの栄養の何かが欲しいのだけど、


過去の記憶でパインしか思い出せないから、脳がパインと勘違いしているだけで、

国産の旬の果物の中にもあるはず。


それを見つけてゆくのが

養生の入り口になります。


パインのビタミンCやクエン酸。


甘酸っぱい味を欲しているなら、

料理の味付けに梅干しや本ミリンで

甘酸っぱい魚の煮物を作る、

VCなら旬のみかんを食べてみるとか。


酢は、血液を溶かすので、

真冬の今、冷えと不調がある時は、

お勧めしません。


酢の代わりに、クエン酸が良いでしょう。


クエン酸リサイクルと言って、

食べた物の代謝(消化吸収同化排泄)

円滑にする働きがクエン酸にあります。


クエン酸は、空きっ腹に飲んで

胃の具合が悪くなる場合、


必ず何か固形物、特にタンパク質や炭水化物・脂質など三大熱量を食べてから、

食後に水で飲みます。


身体が欲してるのは、多分、クエン酸です。


代謝を上手く上げるものを

身体は無意識に求めているようなので、


クエン酸で代謝がスムーズにこなされると、

パインなど外国の季節外れへの欲求も

治るでしょう。



過去の食事で、旬を無視し、それを美味しいと食べてきた記憶が脳に残っていて、

その勘違いが、偽の欲求です。


特に、白砂糖や小麦粉への欲求は、

麻薬以上に依存が強く、断ちづらいもの。


それを体が欲するからと、

思うままに食べていては、


体内でビタミンミネラルを奪い、

カビを増やし、治癒を遠くします。


旬と地産地消は、食の原則です。


この原則を守って、

食事の立て直しをしながら、

意識を修正して、体を整えてゆきましょう。



あなたの苦難、トラブル、さらには失望すらも、自らの道をよりよく知るための踏み石として数えなさい。エドガーケーシー


Count thy hardships, thy troubles, even thy disappointments, rather as stepping-stones to know your  way better.