インド発祥のアーユルベーダでは、
「消化できないものは毒になる」
と言う格言があります。
インド人は、消化を重要視する食文化を持ち、沢山のスパイスを消化酵素代わりに使う。
インドカレーは代表的で、ほぼ全てのスパイスは消化を促す作用を持ちますね。
消化能力は、個人で違います。
同じ家族でも、それぞれ顔や体型が違うように、消化能力も違います。
例えば、私は、元々持っている消化酵素が少なく、年齢と共に更に減少し、消化の重い揚げ物や餅米、冷たいもの、過食を身体が嫌います。
空腹感も辛くなく、1、2食抜いても平気なのも、胃酸が少なめだからでしょう。
お酒を消化する酵素を全く持たない体質なので、少量のお酒でも、私には毒になります。
アルコールの低い梅ゼリーでも、全身が真っ赤になり、心臓がバクバクし、
限度を超えると、嘔吐します。
最も早い解毒反応が、嘔吐
次は、鼻水や痰・咳
そして、下痢
やや遅れて、肌荒れやアトピーなど肌に
どんな形にせよ、排出できるだけ幸いで、毒を出せないと、体内に溜めて腫瘍や将来の病気の種になります。
日本人は、乳製品を消化できない体質が多いようで、私も同じです。
でも、お酒の様に激しい解毒反応が起こらないので、気付けませんでした。
ただ、6歳の時、父と外出先でラーメンの後にソフトクリームを食べた夜、吐いて下して、翌日の入学式もゲロ袋を持ちながら参加した思い出があります。
油と冷たい乳製品の組み合わせは、私には最悪、と言うことですね😅
20代まで乳製品が大好きで、身体にも良いカルシウム源と信じて、
毎日の様に牛乳、ヨーグルト、チーズを食べ、アイスクリーム、ケーキも常食、
結果、体内毒が冷えた子宮に蓄積し、子宮ポリープを2回作りました。
今は、先ず、鼻水などのお知らせがくるので、気付けて、月に1〜2回特別な機会だけ少量を食べるように変わりました。
食べる量も関係します。
10以下なら大丈夫でも、11以上になると消化できずに毒を作ることも。
食後に眠くなるのは、過剰のサイン。
どんなものでも、自分の身体の許容範囲を超えて食べると、
消化酵素を無駄遣いし身体を疲労させ、食後の眠気になります。
何でも腹八分が良いのは、大切なエネルギーを消化で過剰に消耗させない、昔からの智慧なのですね。
欲望を簡単に叶えることが可能な現代社会では、食欲をコントロールするのは至難の技かもしれません。
でも、不自然なものを欲して中毒症状になって常に飢えを感じるのは、悪い腸内環境が原因で、身体が麻痺しているため。
腸内環境をスラム街化するジャンクをやめて、日々の食事を自然なものに変え、不足しているものは補い、心身の飢えを満たすことで、悪い食習慣を治すことは可能です。
経験から言えるのは、
先ず、心を満たすことが先です。
そのためには、
自分自身と向き合う必要があります。
自分を知らずして、
何を改善できるのか。
あらゆる不調・病気・怪我・不運は、
自分を省みる絶好のチャンス。
苦しみは、ほんとうの自分と離れた生き方をしている時に感じる幻想。
チャンスに気づいて、自分を省みることができる人は、人生を幸運の道へ転換することができる!
その意味で、私たちは、誰もがいつも幸運のチャンスに恵まれているのですね✨
利己的な動機が増せば、かえって沢山のものを失います。エドガーケーシー
Much may be lost through aggrandizement of selfish motives. (165-2)
自分の器以上に食べる量が増せば、かえって沢山のエネルギーと健康を失います。Cony
Much may be lost through aggrandizement of food intakes more than own tolerances.