毛細血管を維持することが、
高齢になっても健康維持に重要である
と、わかっています。
毛細血管の数は、動脈や静脈よりも多く、
血管の9割を占めます。
毛細血管のお陰で、身体の末端は、
体熱や酸素や栄養を受け取っています。
年齢と共に、
動脈や静脈は、柔軟性を失いますが、
消えることはありません。
毛細血管は、加齢や、歩かない生活で、
消えてしまいます。
20歳と比べると、70歳では、
4割も毛細血管が無くなる人もいて、
6割無くなると寝たきりになるそうです。
毛細血管が消えると、末端の細胞は困窮し、
冷え、浮腫、痺れ、痛みを起こし、
多様な不調の原因となります。
男性は、8の倍数毎に、
女性は7の倍数毎に、
身体の変わり目が来ます。
特に、女性は、49歳以降から
大きな心身の変わり目を迎えます。
良い状態を長く維持して
出来るだけ穏やかに老いる為にも
毛細血管を維持することです。
毛細血管は、消えても、
作ることが出来るので、
諦めることはないのですね。
血管のうち90%を占める毛細血管は、
7割は下半身に集中しているので、
1日30分歩く事で、
毛細血管の消失を予防できるのです。
但し、既に痛みや加齢で
毎日の歩行が困難な場合もありますね。
そんな時は、
毎日痛む箇所に当てて、
細胞を揺らし、生体電流を流し、
硬直した筋肉の深部を温めて緩め、
痛みや不調をやわらげ、
徐々に動ける状態に戻してゆきます。
動けるようになったら、
自分の足で歩いて身体を動かして、
毛細血管を作る生活を送る。
便利な生活は、諸刃の剣です。
自分の手足を使って、こまめに動く。
日常生活で楽しみながら
一生歩ける身体をつくってゆきたいです。
お陰様で、母も私と一緒に1日中外出できる様に😊