近所に住む義姪っ子(2)が熱を出して

夫がクリッニックに付き添ってから

家に連れてきました。


うちではこの様な事は日常茶飯事だけど

母には驚きだったようで、感心して一言。


母「兄弟の子供でも皆で面倒みているんだね。

家族の絆は絶対だね。

日本では滅多に聞かなくなったことだよ」


私「確かに血は水よりも濃いね。

時間の自由がきく人が率先して助けて

家族の絆は物凄く強いし、国が狭くて

家が近いから助け合いもしやすい環境だし



異国で結婚して

義家族から家族の意味を教わりました。




当地のホームドラマを見ていて。


母「こっちの女性は強いね。

言葉はわからないけど気の強さを感じるわ」


私「ここの女性が強いわけじゃなくて

男女平等なだけ。むしろ、日本が今だに

男尊女卑のマインドなんだよ。特に昭和初期のお母さんはその意識が強いから、こっちの女性が強く見えるんじゃない?」


こちらでは両親共働きが当たり前で

夫よりも稼ぐ妻も多く

夫もそれを誇らしく自慢したりします。


夫が子供の学校の送り迎えをしたり

家事を多く負担する家庭もあり

基本的に時間のある方がする考えです。


家事も介護も外注出来て

住み込みや通いのメイドさんを雇ったり

食事は全てホーカー(外食堂)で済ませたり

選択肢が色々あります。


女性に家事能力がなくても

恥でも問題でもないのです。


残業や会社関係の飲み会はほぼ皆無で

男性でも定時に家に帰るのが一般的です。


共働きは納税者を増やす国の戦略ですが


こちらは、日本よりも圧倒的に

男女共に働きやすい環境が整っています。


家事も子育ても介護も、家庭のことを

女性ひとりで背負う負担はありません。


家が大きければ三世代同居も一般的で

子供の面倒は祖父母や兄弟が率先し

家族一体となって助け合います。


なので共働きでも消耗する事なく

家庭生活にも余裕があります。


方や、日本は、男女共に

仕事に時間も体力も気力も消耗し

家庭生活をまともに運営する余裕も奪われ


そのストレスを晴らす為に

自分以外の外へ意識を向けさせる誘導が強く


思考停止になり、視野を狭めて

閉塞的になりやすい、と感じます。


日本人は基本的に真面目なので

閉塞感の中で一生懸命やって疲れきって

更に自分を失い外の情報に惑わされてしまう。





生き方を変えるなら今です。


外ではなく内を充実させる。


家族は、お互いに学びあい助け合う為に

家族として生まれてきました。


助け合いのマインドは家族から始まります。


助ける家族が居なくても

感謝の気持ちで家族を想い

自分で自分を大切にすることです。



助け合いは

新しい地球を生きる基本。


自分の投影である他者の喜びを喜んで

幸せが倍々に増してゆく世界です