ハードロックⅡ(大一) | 懐かしのぱちんこ名機列伝

ハードロックⅡ(大一)


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旧要件時代の人気権利物。


ブログでレトロ機紹介を始めてから、アップしたいが画像が見つからなかったり、

スペックが不明で記事に出来なかったリという理由で掲載を見送っている機種が

いくつかあります。


しかし、とりあえず手持ちのデータで更新を続けて行くうちに(ありがたい事に)徐々に

交流の輪が広がり、恐らくもう見つからないだろうと諦めていた機種もいくつか発掘され

るようになってきました。


今回紹介するハードロックもそんな経緯でようやく陽の目を見る事が出来るようになりました♪



権利物のスタイルが確立する以前の機種ですので、権利とパンクを頻繁に繰り返すタイプです。


役物内に入賞した玉は全て前方に集まります。

ここには発射台?のような役物があり、玉がここに到達すると奥の方へ飛ばします。

役物は緩やかなスロープ状になっており、いくつかのアウト穴が存在します。

中央には赤い穴があり、ここに打ち出された玉が入賞すると権利が発生します。


但し、この中央穴にはランプの突起が存在し、奥から転がってきた玉はこの突起に邪魔されま

すので、意外に入賞しにくく出来ています。


役物


従って一番入賞しやすいパターンというのは、何度も発射を繰り返しているうちに次の玉が

役物に飛び込み、発射台に複数の玉が集まった状態になります。


普段は勢い良く奥に飛ばされるのですが、複数の玉だとお互いが干渉しあって力なくポンと

いう感じでVの方へ転がっていくのです。


勿論単発でも方向が良ければVに入賞する事もありますが、この台は基本的に当るまで

どんどん役物に玉を放り込むのがゲーム性であり、醍醐味であったような気がします。


又、このような特性は大当り中に全く逆の性格を見せる事にもなります。



単発で飛び込んだら即打ちだしを停止してアウト穴に飲まれるのを待つ。


地味で面倒な作業なんですが、時間制限に制約のない権利物ならではの攻略法と

言えるのではないでしょうかw


当時としては珍しく、権利発生中のBGMがかなり派手だったのですが、これが意外にも

完全オリジナルで作られていたそうです。


三共なんかは過去の機種のサウンドを他機種で流用したりしてますので、是非とも何かの

プレミアで採用してもらえないもんでしょうかねぇ・・??



*画像は さんからお借りしています。