アーユルヴェーダでは体の3要素
ピッタ(火)
ヴァータ(風)
カパ(土)
のバランスを回復させる為に、水を火にかけることで
火の性質を含み、沸騰すると気泡が盛んに出て風の性質が加わることが良いとされています。

その為、沸騰したらフタを開けて、更に10分以上沸騰させ続けることが推奨されています。


最初に入れた水の量から1/2まで煮詰めた白湯は便秘の薬、更に1/4まで煮詰めた白湯は万能薬といわれているほど、白湯にはすごいパワーが含まれています。


早く沸かせるからと、電気ポットで沸騰させるのはあまりお勧め

しません。本物の火の力を使うことで、自然が持つエネルギーの恩恵を受けることができるんです


飲む時は氷や水を足すのではなく、自然に冷めるのを待ち、口でフーフーしながら、ズズッと少しずつすする飲み方が一番効果的な温度だといわれています。


●いつ飲めば良い?

先ずは朝!起床時ですね。とにかく、午前中は「排泄の時間帯」

白湯以外の飲み物は体が「消化」を始めてしまうので、消化器官が

動き出す前に、白湯でシュロータス(血管やリンパ管、胃腸等の筒状になった器官のこと)の掃除をしてあげましょう。


食事中も良いです。食べながら少しずつ飲むと、消化を助けます。

因みに、食後1時間は飲むのを避けましょう。食後に飲むと消化を阻害してしまいます。


寝る前に飲むと、安眠を促してくれます。寝る前に水を飲むと

翌朝は顔がむくみますが、白湯はむくみません。体温以上であると、直ぐに体に吸収される為、却って血行やリンパの流れが良くなり、

安眠が促されるのです。