第三試合
惡斗&茉莉-vs-キラ☆アン&荒幡寧々









アクトレスリングStep43
第三試合は惡斗&茉莉vsキラ☆アン&荒幡の対決。

アマテラスというのか、あの二人に対して現在のアクトレスメンバーで体格とパワーでひけを取らないチームはここが最有力とも言える。
早々に先手を取ってきたが。





すぐにアマテラスは反撃。
やっぱそんなには甘くはない。







二人がかりで来るアマテラスに

二人!二人!二人!
と猛抗議する荒幡。

やるなら正々堂々と言いたいとこだが、後ろを向いた時に丸め込んでいく。

なんかデカイのにやることがちっちゃい(笑)




しかしそう来られると逆に怒りに余計な油を注いだだけか。
荒幡一人が集中的に狙われる。









荒幡もひとつ返してキラ☆アンに交代。
膝からかかと落としと。


しかし蹴り足を掴んだ惡斗がストレッチマフラーを狙う。


アマテラスが調子に乗ってしまうとちょっと手がつけられない。
キラ☆アンですらも防戦一方に追い込まれてしまう。









茉莉に至ってはいつでも気合い高いのが、さらにいつもにも増して気合いの高い様子が。

しかしキラ☆アンも水面蹴りを起点にして反撃を。





逆十字に行くが、これは惡斗がカット。
序盤押されていた荒幡もようやくエンジンがかかってきた。






現状の危機感に対しての思いなのかもしれないが、とにかく荒幡と茉莉の気合いが特に高い。

現場であの声聞けば絶対わかる。

なんか使ってる技すらも似てくるし。


仏陀シュートからダイビングセントーンへの連発。

これはさすがに惡斗がカットに入らないと。




ブレーンバスターは三連発で決めた荒幡なのだが、カウント3が奪えない。


しかし隙を伺ってた惡斗がノータッチでミサイルキックを打つと、茉莉はフロントフリップへ。


茉莉はトラースキックから“疾風迅雷”まで惜しげもなく繰り出して来たが、キラ☆アンがカット。





しかしアマテラスはキラ☆アンを排除して、怒涛のダブルラッシュ!







最後はオモプラッパに決めて茉莉の勝利。
だいぶ健闘していた荒幡だが、両手とも塞がれてしまってはギブアップするしかない。

茉莉の怒りを惡斗が後ろから冷静に見守っていたような感じだが。
ただキラ☆アンと荒幡がこうも完敗してしまうとこのアマテラスに太刀打ちできるチームがなかなか見つかりそうにないが。















第二試合 3WAYマッチ
MARU-vs-岩井杏加-vs-グレート朝子


アクトレスリングStep43
第二試合はMARUvs岩井杏加vsグレート朝子の3WAYマッチ。

アレン傘を装備した岩井杏加を初めて見た。



朝子のパートナーにブルドーザー轟がいればそれらしいタッグマッチになったのだろうが、轟さんは舞台稽古中のため不在。

ということでこんな編成になったようで、本来ならば蛇道衆であるMARUと岩井が結託して朝子を潰しにかかればよいのだが、もともと一人でかかっても問題なく勝てる相手に二人がかりでいってもなんか面白味がない。

なのでとりあえずは様子見で。



やり合ってる時に意味なく笑い出したから邪魔なので蹴り飛ばした。

やり合ってる時にくすぐるから

怒られた。

やり合ってる時に横から入ってくるから

怒られた。


絡んできたからには

踏み潰す。







しかし意外と耐えるので

ドロップキックしてみた。


邪魔がいなくなったので

改めて師弟対決。




普通に戦えばまだまだMARUの方が強いが、岩井もプロレス始めてから二、三年(練習含めて)経ち、だいぶ下地がついてきた。

普通の試合ではなかなか見せないようなグラウンドの練習にも見えるような地味な攻防を普通にやりこなしている。






腕を決められていた岩井が足で頭を挟んでコークスクリューホイップで投げ飛ばす。

これは誰かに教えられないとなかなか一人で思いついたり身につけたりするのは難しい技。
だとしたらすごいセンスだ



しかし、忘れた頃にグレート!


不格好な側転エルボーをMARUに当てていくが、倒れたMARUをすかさず岩井がカバーしたので慌ててカットする朝子。

しかしどうしてこうチョロチョロわって入ってくるものか?













攻撃をかわしたと思ったらMARUが岩井のアレン傘で一撃。

岩井も奪い返して一発殴ってみた。






隙をついてMARUスピンクラッシュを決めるが、今度は朝子がちゃっかりカバー。









隙をついた朝子が四の字固めに。
しかしかけ方をよく知らないために変な形へ。

迷っていたMARUだが朝子にフットスタンプを。












ここから再三再四丸め込み合戦をやるが、どれも決まらず。
岩井のカットでMARUが場外に落ちていった。



混戦を制したのは岩井。
たびたびフィニッシュに使っている後方回転エビ固めで朝子を丸め込んだ。
グレート、あっさり負ける。




ここで岩井がマイクを持ち

自分はヒールとかベビーとか関係なしにアクトレスガールズを盛り上げたいんです。

と蛇道衆とIESとの平行活動に関してMARUに理解を求めた。
岩井の言ってることは別にどこもおかしくないのだが。


MARUはマイクを差し出されたにも関わらず、それを持たずに地声で

みんなどいつもこいつも人の気も知らず好き勝手やりやがってよ!

と理解を示すどころか一方的に怒りを吐き出して出ていった。

長年MARUを見てきてるが、あそこまで怒るのは若い頃にはあったが、最近はここまで怒ることはそんなに見たことはなかった。

ただ怒りの矛先は岩井ではなく、出ていったあの連中に向けられて言ったような気がしたのは私だけだろうか?




一つ断っておくが、MARUが荒れていたのはあくまでリング上での話であって、それ以外にはなんの問題もございません。

私がもうすぐ誕生日と伝えた時もノリノリで乗ってきたし。








本日は久しぶりのアクトレスリングの公演に来ました。

ここしばらくは観劇を中心に行動をしてたので試合は3月の後楽園以来。
新木場となると1月のLSD2024戦以来なので実に四ヶ月ぶりになりますが、その間いろいろとありました。

大量離脱後、やっぱりいろいろあったみたいで、開場前にもいろいろ話を聞きましたが、なかなか明るくなれるような話題ではなかったです。

けどそれでも、まだ頑張ってるメンバーが希望を見失わずに頑張ってるのなら、それを支えるのは私の役目ですからね。















第一試合
水嶋さくら&青葉ちい-vs-ゆふぁ&天職ゆい










第一試合はゆふぁ&天職vs水嶋&青葉の対戦。
私と同じでしばらく芝居等の活動が多かった天職ゆい久しぶりの試合。
先発は天職と青葉。しばらくのうちにどの程度変わっているか。






先手を取ったのは青葉だが、体格に勝る天職がすぐに反撃。
すぐゆふぁに繋ぎ、こちらもドロップキック。


サーフボードに決めていたゆふぁだが、すぐに水嶋がカット。
二人が両方向に振り、ドロップキックに。






青葉がボディスラムで一つ返し、水嶋がリングイン。
側転で攻撃をかわしドロップキしさック!



水嶋が得意のブリッジを活かした鎌固めへ。
相変わらず脅威のブリッジをしている。



しかし今日のゆふぁは守勢に回らない。すぐに反撃!
腰にフットスタンプを落とす。
これだと柔軟性は関係なくダメージが来る。

得意気なドヤ顔のゆふぁ!

交替した天職、すぐにリバースゴリースペシャルへ。
ゆふぁもカットにきた青葉にすぐパロスペシャル。
上手くコンビネーションができた。


お返しにキルスイッチを狙う水嶋だが、天職がさせない。

逆にサイドスープレックス狙いをこらえられたが、ならばと逆に叩きつけた。


しかしブリッジから起きてくる水嶋。
こうした切り返しは昭和時代の女子プロレスから受け継がれる伝統。


水嶋は今度こそキルスイッチから二重回転のジャックナイフの連続コンボで畳み込むが天職はクリア!







逆に天職は十八番の天鵞絨ドライバーを放つが、中継ぎのダメージが何もない状態で放ったため3カウントは奪えず。

天職の課題はせっかくある天鵞絨ドライバーを中継ぎで使ってしまうのがもったいない。
ダメージをしっかり重ねてここぞという時に使わねば。
そのタイミングを知るのが経験。





難を逃れた水嶋、ともに交代。
先に飛びついたゆふぁ、いってらっしゃいを放つ!



しかし青葉が切り返して、水嶋を呼び込みコンビネーションで攻める。

そしてこの試合一番驚いたのは青葉ちいがパワースラムを放ったことだ。

体格の小ささを考えたら本来はあまり身の丈に合わない技だが、もともとパワースラムを使っていた二人がアクトレスガールズからいなくなったから今はこの技は空き家になっていた。
どんどん使うがよろしい!





今度はゆふぁが丸め込むが水嶋がカット。

しかしその水嶋を天職が逆カットし、青葉にサイドスープレックス!





アシストを受けたゆふぁ、二度めのいってらっしゃいを叩き込み青葉から3カウント奪取!
長らくいってらっしゃいと言われていて正式な名称のなかったこの技。
改めてわんだ~らんDON♪という正式名称がついた。



聞けばゆふぁはこの試合が初めての自身による3カウント奪取だったという。

聞いてみるまではそんな感じはしなかったが、言われてみれば人数の多かったアクトレスガールズでは初勝利どころか試合に出るのすらままならない状況もゆふぁのクラスだったらあったわけで。

ならば格別な初勝利の余韻を味わえるだろうし、いい思い出として記憶に残るだろう。

また破れたとはいえ水嶋も好調だったし、青葉ちいも声と気迫が出始めた。
一歩前進が見られたのはいいことだ。

天職? 誉めて調子に乗るとまたコーナーから落ちるから今日はこのくらいで(笑)。


ゆふぁ

青葉ちい

水嶋さくら

天職ゆい