毎週 日曜日はスピリチュアルなメッセージを転載しています。
自分を変えるには、どうすればよいのでしょうか。
実はとても簡単です。
ただ、ありのままの自分を認めてあげればよい、ありのままの自分を許し、そして愛してあげればよいだけなのです。
自分を変える、というと、いまの自分とは違うものになることだ、と思うかもしれません。
自分を変えるために、いま、やっていることとは全然違うことをすればよいのだ、と思うかもしれません。
もちろん、そうしてもよいのです。
いままでやったことのないことをしてみる、
いままで無理だと思っていた勉強をしてみる、
いままで着たことのない色の服を着てみる、
お化粧を変えてみる、などなど。
そうすることによって、思いもかけない自分に出会って自分をもっと好きになり、愛することができるようになるかもしれません。
でも、いくら外側の自分を変えてみても、
どんなにがんばって自分を変えようとしても、
最初はワクワクしても、いつかまた、もとの自分に戻ってしまって、むなしくなる、ということだってあります。
それはいくら外側の自分を変えても、私たちが本来もっている価値、
あるがままの自分がもつ尊さを認めることができずにいると、
しばらくは新しいものに挑戦して自分を褒めることができても、
それが過ぎるとまた、もとの自分にがっかりしてしまうからです。
そして、自分を認めてあげつづけるためには、どんどん何かに挑戦し、成功しつづけることが必要になっていきます。
でも、これはなかなか大変なこと。
いつも自分の外側に何かをくっつけて、それで自分の価値を認めよう、というのですから、
いつかは疲れてしまいます。
そんな必要など、実はないのです。
ただ、いまのあなたを、だらしなかったり、失敗したり、おっちょこちょいだったり、慌てものだったり、なまけものだったり、
美人でなかったり、スキーが下手だったりするあなた自身を、まるごと許し、愛し、好きになるだけでよいのです。
すると、なぜかすっと体の力が抜けてきます。
あ、私はこのままでよいのだと、本当に自分を許してあげると、涙が出てくるかもしれません。
いままで、このままではいけない、なんとかしなくては、こんな自分ではだめだ、などと、
あなた自身からバッシングを受け、非難されていたあなたの心とからだが、
ほっとしてクニャっととろけていくのです。
そう自分を批判し、こんなではいけない、私はもっと努力しなければいけない、とあなたが思っているとき、
あなたの心とからだは叱責のむちで打たれているかのように感じ、恐怖で縮こまっています。私はこのままでいいのよ、とあなたが自分を許したとたん、からだも心もその恐怖から解放されるのです。
心とからだからこの恐怖が消えたとき、私たちはすっかり生まれ変わります。
いままで縮こまっていた細胞が大きく動き出して、何かが変わってきます。
恐怖によってさえぎられていた豊かな喜びや幸せの感情が、あなたのなかに流れこんできます。
それと共に、いままで、他の人との間に感じていた垣根も、少しずつ、低くなっていきます。
からだや心があなたに対する恐怖から解放されたとき、あなたに対してたけでなく、
他の人に対する恐怖、いろいろなことに対する恐怖も減っていくからです。
そして、《自分が何を本当にやりたいのか、自分が本当は何を望んでいるのかも、少しずつ、わかってくるようになります》
自分の心の思いがわかるようになってくるからです。
そして、人生に対して、とても素直になってくるでしょう。
世界は私たちの味方であり、宇宙が私たちにすべてを用意してくれていることも、
だんだんわかってきます。
だって、いいことがいっぱい起こってくるからです。
そして、自分に対する信頼が、宇宙に対する信頼が増していきます。
そして、ますます、いいことばかり、起こるようになっていくのです。
山川亜希子
『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』より転載
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