ひまわりヨガ

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ひまわりヨガのブログ

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筑波山に登ってきました。
わたしにとってはじめての日本百名山です。
電車とバスで2時間ほど、
はじめて乗る路線の風景や
いかにもこれから登山です、
の乗客を乗せた路線バス。
登山口の筑波山神社に着くまでも
小旅行のようでわくわくしました。

神社に参拝したあと、
ケーブルカー乗り場の看板を横目に
登山開始。

大きな杉の木が立ち並ぶ登山路を
根っこにつまづきながら進みます。
次の一歩をどこに置こうか、と
うつむいて地面ばかり見てしまいました。
途中、ケーブルカーが横を通りすぎて行き、
あれに乗ったら早いのになぁと
元も子もないことを考えつつ、
地道に歩を進めました。
当たり前ですが、山道は平らな舗装路と違って、
歩幅も足の上げ具合もそのときそのときで
違うので、バランス感覚や体幹を駆使しますし、
次の一歩をどこに出すかも考えつつ歩くので、
頭も使います。ザ•初心者のわたしはとにかく歩みを止めないように進むのが精一杯。休んだら、そこに根が生えてしまい先に進めなくなる気がして、とにかく脚を動かしました。
標高が上がるにつれ、大きな石がごろごろとした道に。
もうちょっと脚が長かったらなー、と思いつつ、手も使って身体を支えて前進。
4本足は2本足より安定すると実感。
なんとかコースタイムの90分で頂上に到着しました。
あいにく空気が霞んでいて、遠くまでの景色は楽しめませんでしたが、登ったぞー、とまたひとつ小さな達成感を得ました。

その日はちょうどどこかの中学校の遠足だったらしく、たくさんの学生さんたちが登ってきました。すれ違うたびに気持ちの良い挨拶をしていきます。ひとりの男の子が「挨拶は他人ともコミュニケーションがとれる大切な事なんだ」とお友達に語っていて、心の中でハイタッチ。
そうだよね〜、山は気軽に声を掛け合えて
体験を共有できるよね、としみじみ感じました。

今回は身体の使い方や筋肉のことを考える余裕がなく、
ただただ自分の日記になってしまいました。。。
次は八幡平か尾瀬に行きたいと思いつつ、
自分のおぼつかない足取りに、ちょっとレクチャーなどを受けた方が良いのではないか、と
考えながらの下山でした。

追記
その日は疲労回復に効くと言われている
中性重炭酸入浴剤を入れてしっかり入浴。
筋肉痛を警戒していましたが、身体が痛くなる前にバレエやヨガを。ずっと身体を動かし続けたせいか、筋肉痛は出ませんでした。





















ヨガのポーズに入るのに
少しずつ身体を動かしている時、
バレエで音に合わせて動き出す瞬間、
なにげなく電車で座っている時、
冷たい空気を感じながらの帰り道、

ふと、自分が今どんな風にそこに存在したいか、
をイメージすることがあります。

ヨガで胸を大きく開き
心地よさを感じたい時は
開いた胸に太陽のあたたかな光を
感じるイメージ。
バレエではプレパレーションの
音楽を聴きながら、
次の瞬間にとっているポーズのイメージを
先に頭の中で巡らせて。
座っている時には、少し緊張感のある
素敵なラインの首筋を、
寒い日の帰り道では、
寒くてもすっと下に降りて
ちっとも寒くないような凛とした姿勢を。

もちろん、いつも意識しているわけではないですが、時々こんな姿でいたいな、という自分なりのイメージを身体にお知らせするように、
想像をするのです。
見た目はその通りになっていないことも
ありますが、そこに近づきたいという
想いが少しずつ身体に伝わっていくといいな、と思って。

美しい物、動作、人、風景、
自分が感じたその美しいものの
エッセンスを少しでも表現してみたい。
ありたい自分をイメージすることは
わたしの密かな楽しみです。




















先日バレエのレッスン中、
先生から
「マスクの下で口角を上げて踊ってみてください。」
という指導をいただきました。
口角を上げると身体も自然に引き上がるから、
と。

振りを覚えて、いろいろなことに注意をはらって、
一生懸命踊ろうとすると、時々考え事をしているようなむずかしい顔になっていることがあります。 
そんな時はたいてい、目線が少し下がっていて、つられてうつむき加減になり、全体のバランスを取ろうと身体のどこかが不自然な位置になっているのです。

口角を上げると、まず頬が上がり、眉間の力が抜けて
(笑顔で眉間にシワを寄せるとものすごく変な顔になります笑!)、顔がリラックスすると肩や首の余計な力みが解けていきます。
肩がすっと下に降りると、肩甲骨が意識しやすくなって、手ものびのびと動く気がしました。
そして何より、バランスを崩さないようにと固まっていた筋肉と気持ちがリラックスすることによって、音楽にのせて踊るという楽しさを感じることが出来ました。

むずかしい顔になっているなと気づいたら、
そっとマスクの下の口角を上げてみてください。
笑顔や微笑みの表情は、きっと緊張している筋肉や気持ちをほぐすのを優しく後押ししてくれると思います。