というわけで‥‥
10年以上お世話になった藝大でのラスト試験は、若干波乱含みのステージに。
△大好きな大好きな大好きな有森先生(←笑)、門下の後輩たちと。
実は、試験での演奏開始5分後のあたりで、眼にホコリが入るというアクシデントがあり
コンタクトレンズを装着したままゴシゴシと目を擦り続けて50分弾ききるという、予想外の受難に見舞われました。終始涙目で弾ききったシマノフスキのソナタ、たぶん一生忘れられない、ステキなステキな思い出となることでしょう。(←超絶大フーガの場面とか、特に生きた心地がしなかった、苦笑)
終演後に声をかけてくださった来場者の方々、演奏中の目のトラブルへの対処法など、親身にアドバイスをくださった教授の先生、大変ご心配をおかけいたしました。
△可愛いパンダの抹茶らてー❤︎❤︎
正直なところ、私にとって藝大という場所には、ほとんど楽しい記憶がなく、特に学部へ進学してからは「ひたすら辛かった」という感想しか出て来ません。
これまでの大学生生活で経験した、信じられないような悪質な体験や、外面的には華やかに見えるけど蓋をあけたらドロドロな人間関係については、大学院を出るこの機会にバッサリと全て忘れてしまおうかと思っています。
もう以後何も語るまい。
それよりも何よりも、ここに来たからこそ、敬愛する素敵な先生や先輩方に出会えたわけで芸高時代に出来た大好きな親友たちの事も含めて、藝大での生活も悪いことばかりじゃなかったなと、遠く離れたポーランドで、そうボンヤリと感傷に浸る時間が多くなりました。
さて、未だ修了通知は来ておりませんが、単位さえ足りていれば、うまくすれば3月には卒業出来るはず‥‥
さらば藝大。ちょっと気が早いけど、12年間お世話になりました。
噂によると、今回の試験結果の褒賞として、一年後に都内でのリサイタルシリーズに出演させていただけることになったそうです。わーい、今度はどんな曲を弾こう〜♪♪ わくわくわく。
それまでに、このドライアイ、なんとか治さなきゃな‥‥
論文執筆中に訪れた、ショパンとシマノフスキの所縁の地、日本での演奏会の記録など、半年間の記録を順次更新予定です。
今後もぜひご訪問ください。