すっかり寒くなりましたね!

寒がりだと自覚がある方は、

辛い思いをされているかも。



カラダが寒さに対応できるか?は、

特別なことではなくて、

カラダの本来の機能です。



本来の機能を使って、

寒さに上手く対応していきたいところ!

 

 

寒さに対応する機能の中には、

①熱を逃がさない

②体温を上げる

があります。



今回は、

寒がりの方のプチ不調とつながりやすい

①熱を逃がさないことについて、

書いてみようと思います。

 

 

*****

 


熱を逃がさないために、

皮膚が締まるのは、カラダ本来の機能です。

寒さを感じた瞬間に鳥肌が立つのは、

カラダの中の熱を皮膚で閉じ込めるため。

寒さが続くと、皮膚の奥にある、

筋肉にまで力が入ってきます。


 

「寒い〜」と言いながら、

カラダを縮める姿勢も、

熱を逃がさないためだったりします。

 

 

「寒くて凍えてるお芝居をして!」

とお願いすれば、

多くの方が、カラダを縮めて、

同じ姿勢をするのではないでしょうか。

 


自然に、熱が逃げやすい部位を隠して、

熱を逃がさないようにするのです。


 

✅肩を上げて、から、

✅腕を前に持ってきて、から、

✅脇をねじって締めて、から、

(正しい姿勢で軽く脇が締まるのとは違う)

✅手を握り、手の平から、

✅カラダを前に倒して、お腹から、

✅脚を曲げて、股関節の前膝裏から、

熱を逃がさないようにするのです。

 

 

高熱が出たとき、

熱中症のときに冷やすのは、

首、脇、股関節の前ですよね?

熱と関係する部位だからです。

 

 

スポーツウエアの長ズボンって、

股関節の前や膝裏がメッシュになっています。

熱気や汗を逃がすためです。

 

 

寒い日は、

首や胸を隠すマフラーやタートルネック、

手の平を隠す手袋、

お腹を暖める腹巻きを利用するのは、

熱が逃げやすい部位だからです。

 

 

商品に取り入れられていることには、

意味があって、効果もあるんですよね。

 

 

そして、カラダが寒さを感じ、

熱を奪われそうだと感じたら、

首を縮めて、マフラーのようになり、

温まってきたら、肩を下げ、

マフラーを外したようになる。

 

 

熱を逃がしたいか?

逃がしたくないか?で、

カラダは変わるんですよね。


 


縮んだ姿勢を長く続けると、

✅肩を上げていたことからの肩こり

✅胸を閉じたことからの呼吸の浅さ

✅脇をねじったことから血行不良で手先の冷え

✅手を握っていたことからの緊張感

✅カラダを前に倒していたことからの腰痛

✅脚を曲げていたことからのむくみや冷え

を感じることになります、、、

 

 

短時間では、

熱が逃げないという効果だけを、

得ることができますが、

長時間続くと、

プチ不調につながってしまうのです。

 

 

冬のプチ不調といわれることは、

熱を逃がさないようにと、

縮んだ姿勢が長く続いてしまうことが、

原因のひとつだったりします。

 

 

縮めていた部位を温めたり、
ストレッチやマッサージなどで緩めて、
リラックスさせる習慣が必要です。

 


*****



また、熱を逃がさないことばかり、

続けてしまわないように、

体温を上げることが大切になってきます。

 

 

体温が低い方にとって、

熱は貴重だから、

熱を逃がさないようにと、

カラダを縮め続けてしまいます。

 

 

寒がりの方って、冬のプチ不調を、

いくつも持っていたりしませんか?

 

 

それから、、、

脂肪は断熱材の役割を持っています!

熱を逃がさないためのカラダの機能です。

冷えてるところに脂肪が付きやすいと、

言われるのはそのためです!

 

 

だから、冷えているところの、

部分太りはあるんです!

 

 

寒さに対応できるカラダ作りとしては、

(部分太りしないカラダとしても)

体温を上げる

ことこそが重要になります!

 

 

次回は、体温を上げることについて、

書いてみますので、

続けて読んで頂けたら嬉しいです!




機能美カラダメソッド 松本寛子

『何をしてる人かわかりやすくなりました!』あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年賀状代わりに、2022年1月1日現在の年表をアップしてみます。  【数字で見る松本寛子】を作成…リンクameblo.jp


松本寛子 公式サイト – 機能美カラダメソッド オフィシャルWebサイトリンクmatsumoto-hiroko.com


松本寛子さんのプロフィールページ指導歴27年。レッスンや登壇回数は1万9000回を超える。◆1993年から、某大手フィットネスクラブにて、トレーニングジムスタッフとして20代を過ごす。3000人以上のトレーニングメニューを作成し、様々なスタジオレッスンを担当する。◆30代は、関西を中心に、フリーインストラクターとして活動。週に400人以上の方々を指導、年間では900本以上のレッスンから、年…リンクprofile.ameba.jp