#1 TOHO_YOKOHAMA


スクリーンならではの圧倒的没入感

(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

アバター:ウェイ オブ ウォーター


惑星パンドラの鉱物を巡る戦いの後、先住民族であるナヴィとして生きていく決意をしたジェイク(サム・ワーシントン)。ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と結婚し、ネテヤム(ジェイミー・フラッターズ)、ロアク(ブリテン・ダルトン)、トゥク(トリニティー・ジョリー・ブリス)、養子である恩師グレイスの子キリ(シガニー・ウィーバー)、パンドラ生まれの地球人スパイダー(ジャック・チャンピオン)と共に家族として幸せに暮らしていた。ある日再び地球人の船が空から現れる。


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13年ぶりの続編。監督・脚本はもちろんジェームズ・キャメロン。前作ラストから続く完全新作。3時間超の長丁場。気合いを入れ、水分摂取も控えめにいざスクリーンへ。3Dが推されているが、時間の都合で通常上映を選択。


パンドラの風景は3D推しなのもわかる奥行き。大半が森だった前作に比べ、本作はタイトルのとおり大半が海。見たこともない生物たちが悠々と海中を泳ぐ。これはもう擬似体験。まるで水族館にいる錯覚。選べるならIMAX3Dはいかがかと。


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本作、ほとんどの地球人が悪者。平和なパンドラへの「侵略」はリアルなあの戦争のよう。そしてもうひとつの壮大なテーマが自然破壊。前作の「資源開発」に続き、本作は「生態系」。我が国のクジラ漁は欧米の方々にはそう見えているんだろう。


前作含め全5作構想。本作はその2作目に当たるのだとか。壮大かつ有意義なテーマではあるのだが、正直、前作の焼き直し感は否めない。未解決の謎。主要キャラの生存。3作目への布石は残したが、あと3作続けられるのかは不安残り。


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ワーシントン、サルダナ、スティーヴン・ラングらは前作と同じキャラで続投。とはいえ皆ナヴィなので声しかわからない。重要キャラのキリ(←本田翼似)をウィーバーがやっていたのは驚き。というか声だけでわかるはずもない(笑)


フラッターズ、ダルトンら本作から参加した顔を知らない若手俳優たちが躍動。顔出しのチャンピオンを含め、シリーズは次世代の物語に進化する。新キャラとして登場のケイト・ウィンスレット。キャメロン監督とは「タイタニック」の盟友。


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3時間超で腰が引けた。パンドラ案内が少々長くて間延びしたが、終わってみればあっという間。前作知識は必須。一見さんには厳しいが、忘れた程度なら観ているうちに思い出すのでなんとかなると思う(←僕もこれだった)。


続編ネタフリはあからさまでなく、一応は完結。モヤモヤして映画館を出る事態にはならない。エグいくらいの映像の没入感なので、ご覧になるならスクリーン推奨。「タイタニックかよ」的なシーンがあるのでその手が苦手な方は要注意。



 DATA

監督・脚本・原案・製作:ジェームズ・キャメロン/脚本・原案:リック・ジャッファ/アマンダ・シルヴァー/製作:ジョン・ランドー

出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガニー・ウィーバー/ジェイミー・フラッターズ/ブリテン・ダルトン/トリニティー・ジョリー・ブリス/ジャック・チャンピオン/クリフ・カーティス/ベイリー・バス/フィリップ・ゲリオ/スティーヴン・ラング/ケイト・ウィンスレット



hiroでした。



アバター←前作。あー書き直したいー(笑)


タイタニック← 3D再映で鑑賞!


ターミネーター2←キャメロン一躍スター監督!