今回の報道で、心臓がつぶれそうなのだけど、まずは小室さんには静養していただきたいです。

まだ気持ちに整理がつかないのだけど、どうにも言葉にして外に出さないと辛いので、、。

姉の影響で、小学校に上がったくらいからTM NETWORKを聴き始めました。
世の中に流れていたどの曲とも違う、音が身体中に入り込んでくるあの感覚。それ以後どんな音楽を聴いても同じ体験は出来ませんでした。

どんなに嫌なことがあっても、TMさえ聴けば心が落ち着いたものでした
どんな景色も、すべてTMの楽曲になぞらえてしまうほど、人生が音楽で彩られていきました。

中学生くらいから、歌をうたう人生を送りたい、いつか、いつかTMと同じステージに立ちたいとひそかに夢見るように。
高校生になってからはその夢を現実にするためにはどうしたらいいか…始終そのことばかりを考えていました。

メンバーのラジオは毎週かかさず聴き、テープ(テープ!!)に録音して。。ハガキも書いて送ったりしましたねえ…
サポートメンバーだった松本孝弘さんのギターも好きで、B'zもその流れで好きになり、accessも…。
いわゆるTMファミリーの総チェックがはじまるw

とにかく、毎日がTM。
中学校の時美術の先生が、とあるところで木根さんに遭遇して、私のために手帳のうしろのページにサインをもらってきてくれました。
木根さん、予備も含めて3枚も書いてくれたのは性格出ていると思う・・・

実は私、心を病んでた時期がありました。
一人暮らしをはじめてから摂食障害になって、過食嘔吐をたびたび繰り返し、その影響で奥歯がすり減っています。(こんな話、ごめんなさい)

つらくて苦しい日々でも、TMの音楽をずっと聴いてました。TMを聴いたらまた心が蘇ったのです。壊れて蘇っての毎日でした。
TMがいなかったら、どうなってたろうって思う。

摂食障害って難病で、治ったかな?と思ってもまた発症するんですね。
精神科にも通いました。鬱だったから薬も飲んでたし、電車にも乗れなくなりました。その頃は家族に助けられて、引きこもったりもしていましたが、記憶があまりないです。ただずっとTMを聴いてた。

私を支えてくれたのは、ただひとつ「TMと同じステージに。3人に会うんだ」という夢でした。

それから、治ったりまた発症したりを繰り返しながらも、当時組んでいたグループでレコード会社と契約が決まり、事務所も決まり、ディレクターからの紹介でボイストレーニングを受けることになり、そこで木根尚登さんも通っていると聞いて、ああ、いつか会えたらな…
精進しないと!と思っていたら、あるタイミングで木根さんに会えたのです。

あの日の感動は今でも忘れないです。
木根さんかっこよかった。!(いや実際凄くお洒落だし、素敵なんですよ。)
その後レコード会社から卒業することが決まってすぐ(本当にすぐ)木根さんが電話をくれました

「晴れて卒業おめでとう。ところで、僕のコンサート出ない?」と。
ソロになって、これからどうしようかな、と思っていた時に木根さんからのお誘い。
夢のような時間。コンサートではさんざんツッコませていただきました。

小室さんの真似をする楽しそうな木根さんとか、その時写真を撮りにいらしてた阿部薫さんと出会えたこととか、鮮明に覚えています。

今では摂食障害もおさまり、薬も飲まないで何年も経っています。

最近、阿部薫さんとライブをやらせていただいていますが、昨年は木根さんが出てくださったこと。
いまの私がここにあり、ここにつながり、歌を歌っているのは間違いなく、TMの3人のおかげ。心の底から言える

あの会見であの苦しそうな小室さんを見たら、、いまはとにかく休んでほしいと思う。

介護をしながら闘病しながら自身の可能性を信じ続けて創作をする。どれだけ孤独だったのだろうと、最近の小室さんの表情には、今までと違う何かがあらわれていたようにおもう。
2010年の事件の重大さが純粋な彼の心では抱えきれないものだったのだと、、改めて思いました。

会見での様子。あの冷静な小室さんがああも表情に出されていた。これが全てでしょう。

いつか小室さんにお会いできたら、自分の口で感謝をお伝えしたい。重くて暗い、出口の見えない孤独のトンネルにいた私を救ってくれたのはTMなのですと。TMとは、小室さんであり木根さんであり宇都宮さんなのです。

TMと同じステージに!共演したい!の夢はずーっとずーっと持っています。

小室さん、待っています。