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伊豆・・・海と山とオートバイ

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前回の続きになります。

YAMAHAさんのHPでパーツの見積もりをして、ウエビックさんで注文しました。
今回、特にピストンを交換する必要はなかったのですが、いつ在庫が無くなるか分からないので注文しました。
ウエビックさんは、いつも迅速に発送してくれるので助かりますねーー!!



ピストンリングを付けて



組つけ作業に入りますが・・・・・・

お盆休みの暑い中、我慢できずにパラソルを立てました(@_@;)
暑さでクラクラしたからです。ヤバかった



ワイヤーブラシでシリンダーも磨きました。



新しいピストンピン、ピンベアリングを使用して、ピストンを取り付けますd=(^o^)=b
ピストンは新しいものを使い、古いものはストックに取っておきます。





このあと、ピストンとシリンダーにオイルを塗って組つけました。



チャンバーも取り付け



キャブも取り付けます。



冷却水を入れて、ガソリンタンクも取り付け、パーツクリーナーをキャブのベンチュリーに吹き掛けてから、始動します。

数回のキックのあと、エンジン始動しましたぁー!!
\(^_^)/

スロットルを放すと止まってしまうので、スロットルを少し開きながら暖気し、オイルや冷却水の漏れを点検しつつ、アイドルの調整をしていきます。

私のやり方は、
まず、両バンクのキャブのアイトルスクリューを少しずつ 開けていき、エンジンが止まらない位にします。
この時、両バンクが均等になるように、ゼロ位置から均等にスクリューを回していきます。 ゼロ位置とは、エンジンを掛ける前に、スロットルバルブが動き出す位置にアイドルスクリューを合わせた状態です。
で、1500回転位でアイドルしている状態で、エアスクリューを調節します。
エアスクリューは閉まった状態から2回転位開いた状態00から始めます。
スクリューを半回転一気に締め込み、回転がどうなるかを見ます。
半回転で変化なければ、また半回転。
少しずつ回していくと、変化が分からないからです。
締め込んだり、戻したりして、回転が高くなるところを探します。 分かりにくければ、締め込んで回転が落ち始める所から、1回転開いた位にします。
次に、アイドルスクリューをまた調節して、アイドルが1300回転になるようにします。
両バンクの同調をとるには、鏡を使用して同じ位の開度であることを確認しながら、エンジンがスムーズに回るように調節します。音を聞きながらです。
1300回転に合わせてから、またエアスクリューを調節します。
が、エアスクリューは低速の走行中にも影響しますので、あとは走りながらの調整にします。

テスト走行では、低速のトルクが増えましたし、大変調子が良いですよー( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

慣らし運転が終わったら、また報告します。





お盆休みのある夕方、鰻釣りの餌を取りに行こうとTZRに股がりましたが、いくらキックしても始動しません(。>д<)

前にも掛からない事があり、その時には長ーい下り坂で何とか押し掛け出来ましたが、今回は掛かりそうな雰囲気がありません。
スパークOK、燃料OK、コンプレッション・・・・・・疑問

というわけで、次の日の朝から作業開始しました
チャンバー、ラジエータ、ガソリンタンク、エアクリーナーボックス、シリンダーヘッドを外し








シリンダー、ピストンも外します。



そして、左側のクランクケースにオイルを混ぜた灯油を注ぎます。
この灯油が反対側のクランクケースに漏れてきたら、クランクのセンターシールが逝っている事になります(  TДT)



一時間以上待ちましたが、漏れてきませんでしたーー\(^_^)/






ということは、問題はこのやけに綺麗なピストンとシリンダーヘッドですね!!

左のピストンが綺麗(。>д<)


右のシリンダーヘッドが綺麗(。>д<)



どうやら、ヘッドガスケットから冷却水が左側のシリンダー内に漏れていた様です。
それでエンジンも掛からなかったんですね

シリンダーは再使用出来そうですので、ピストン、ピストンリング、ガスケット、ピストンピン、ピストンピンベアリングを両バンクとも交換します。

次回へ続く