わたしとtacoちゃん

いつの頃だったのだろう…
だんだんiPadをいじることになれ
いろんなアプリを使えるようになった…

みんな寝静まる真夜中
それが私の時間のはじまり

春の頃だろうか…

ある写真のアプリをなにげなくみていると
一枚の絵にとまった

心がことり

いっぷうかわったその絵が
なんだか目から離れない
なんだか心からはなれない

なぜ?

次の日もその人は、新しい絵を
のせていく

心がことり

次の日も次の日も…

いつかその絵を見ることが
あたりまえのように
ながれていく

なんでなの?
かなしいときには
泣かないで…

うれしいときには
よかったね

いつもわたしのそばにいて
わたしにそっとよりそって…

私は、絵に話かける

いつか会えるよね?
いつか…

思いが思いを呼びおこし
七夕の日
私達は会いました

わたしの大好きな絵を描くその人は
小さくて
くりくりしていて
ほわほわしていて

少し話したそれだけで
もっともっと好きになりました

さようなら
また会いましょう
いつか
いつか

思いが思いを
つつんで
つつまれて…

わたしたちはまた
出会うのです

こんどは私の住む
海のみえるここで…

もうすぐtacoちゃんが
やってくるのです