飼い主放棄のシニアチワワ。
保健所に入り、肺水腫を引き起こして瀕死の状態です。

それ以前から脳に何か病気があるのかも、とのこと。

病院にかかっていたのかどうかも分からず、代表が看取り覚悟で引き出しを決意し、ありははさんがお迎えに行ってくださいました。

飼い主放棄で、重篤な病気がある場合は処分になる可能性もあります。

このように引き出されるとは限りません。


それでも12年一緒にいた愛犬を保健所に連れてきたの?

自身も健康上の問題で飼育できなくなったという持ち込み理由。
本当に最近多い持ち込み理由だと思います。

そうなるとね、やはり譲渡する側も年配の方への譲渡は慎重になります。

ほかにしっかりサポートしてくれる人がいるか、経済的な問題はないか、万が一のことをしっかり考えているか。

立ち入ったことを聞いて気を悪くされるかもしれない、と思いつつまた放棄されるようなことがあってはならないので、申し訳ないですが色々と質問をさせていただきます。
保証人を立ててもらってお見合いに立ち会ってもらうこともあります。

それは高齢者だけではなく単身者も同じ。
若いから大丈夫と言うわけではなく、自分に何かあったときのことをちゃんと考えているか、しつこく聞きます。

保護団体は条件が厳しくうるさい。

そう言われることもありますが、そうせざるを得ない理由があるのです。

私は、高齢者、単身者、と言うだけでどんな人でもダメだとは思っていません。

それぞれにきちんとヒアリングして納得、安心出来れば迎えていただけると思っています。

中には施設に見学に行ったその場で決めて連れて帰って、と言う団体もあると聞いたことがありました。

譲渡数を増やすため?
問題のある場合も説明せずに契約書を交わし、断れない、とか。

迎える方も譲渡する方も相手が信頼できるかどうかよく考えて欲しいと思います。




チワワさん、せめて持ち直してティアハイムで過ごす時間があるといいな。

ひとりぼっちで逝ってしまうのは悲しすぎます。