誰に伝えるでもなく
わたしがわたしと雑談しようかな。
今朝の珈琲どお?
味に慣れてきたせいか、初めにもった感動はないけどやっぱり美味しいね。
何より珈琲を淹れる一連の作業??流れ?が美味しい。
好きともいえるけど、美味しいって感じ。
朝の家事を終えて、自分のためだけに淹れる珈琲。
「お湯はたっぷりポットにあった方が安定して淹れられるよ」
とバリスタの娘が言ってたから、一人分でもたっぷりお湯を沸かすの。
もうそこから贅沢だよね〜
お湯を沸かしながら今朝の豆を選ぶ時間も好き。
同じブラジルの豆を4人の珈琲のプロがそれぞれの感覚で焙煎して下さったもの。
それをその日の気分で選ぶんだけど、わたしの選び方は、
豆の色だったり、お店の名前だったり、何となくその日の感覚で。
今朝はNARUTO珈琲さん焙煎の豆。
何となく色で選んだかな。
一人分にしてはちょっと多いかな?という位の量の豆をグラインダーで挽いて、お湯が沸くのを待つ。
既に珈琲のいい香りがしてて、淹れるのが楽しみ。
私っていい時間持ってるよねー。
お湯が沸いたらマグカップの上にドリッパーを乗せてお湯をかけて温めるんだけど、
両方陶器だから、乗せる時音がするでしょ?冷たい音。わかる?
今は寒いからカップも道具も冷た〜いもんね。
で、その冷た〜いドリッパーとマグカップを熱湯であっためて、マグカップのお湯を捨てて、も一回マグカップの上にドリッパーを乗せる時、今度は熱い音がするの。カチンって。
その音も好き♪
で、ドリッパーにきちんと端を折ったフィルターを入れて、挽きたての珈琲豆を入れて、ちょっとトントンって豆をならして、その真ん中を人差し指でそっと凹ますの。小さい声で「コピ・ルアック」って言いながら。
私の大好きな映画『かもめ食堂』で美味しい珈琲のいれかたを教えてもらってるシーンでやってたおまじない。
こういうことも好き♪
珈琲を淹れる時、一番緊張するけど楽しみなのは最初にお湯をそそいで珈琲豆を蒸らす時。
今朝はちょっと失敗。
フィルターにお湯がかからないように慎重にそーっと注いでいたのに、ふっと手が揺れてかかってしまった!その瞬間、フィルターがサーっとお湯だか珈琲だかどっちかわからないけど吸い込んでいくのがわかってちょっとガッカリだったわ。
でも、蒸らされた豆はハンバーグみたいにふわーって膨らんですっごくいい香りですがな!
そこからはもうゆっくりゆっくり、お湯は細〜く細〜くを心掛けて珈琲豆に集中。
豆がいいから淹れるのも楽しい。
この間、淹れるのが楽しすぎてやめ時を逃して薄目の珈琲にしてしまったから、それ以来気をつけててね。
まだいけるんじゃない?って思うところでやめて味見して、濃かったらお湯を足す。
これが一番!私にとってこれが心地いい。
今朝の珈琲にも少しお湯を足しました。
そして飲みながら自分と雑談しようと思ったんだった。
珈琲飲みながら、自分と対話するつもりでこうやって書いてけど、
珈琲を飲み終わる時にやめるのもいいね。
だから終わり。
オチもなーんもないよ。
ご馳走さまでした。