アルコール依存症のなれのはて -18ページ目

アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症で何年もまったく交流のなかった独身、一人暮らしの 弟が脳出血で倒れ、高次脳機能障害を発症しました。

母に電話しました。

冷蔵庫の配送についての確認の為です。

母は、「もしあなたと再会したら、泣いてしまって何も話せないのではないかとずっと思っていたのに、当日はあまりに突然だったので、何が何だかわからないうちに過ぎてしまった。

自分が話したかったことの100分の1も話せなかったので、時間があればいつでもいいから電話してほしい。」と言いました。

この日母は健康診断を受けており長く話せませんでした。

 

後日母から電話がありましたが、私は「お互い言いたいこと、話したいことがあると思うけれど、そういう話は直接顔を見て話したほうがいいと思うので、私がまたそちらに行って話を聞きます。」と答えました。

 

母にはお寺で知り合った、仲良くしている友人がいるそうで、その人は母が私に連絡しようか悩んでいた時に、「あなたが自分で連絡できないのなら、私から電話してあげようか?」と言ってくれたのだそうです。

母がその友人に私と再会したことを話すと「娘さんに心から謝りなさい。子供を産んだ時にも何の手伝いもせず、娘さんはきっとものすごく苦労したんだと思うよ。」と言ったそうです。

 

母は私に友人にそう言われたと、そして「本当にありがとうございました。」とは言いましたが、直接的な謝罪の言葉はありませんでしたが、母の「本当にありがとうございました。」にはそれが含まれていたように思いました。

 

 

 

 

 

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