どんな過去も

どんな過去の自分も

それでよかったんだ、と、

頭で理解しようとしているのではなく、より深く腑で感じ取り始めているこの頃。






“良しとしよう”と意図している段階を抜け

“良いと腑に落ちている”このタイミングのわたしだからこそ書ける

過去の自分への手紙を綴ってみました。



いつの自分に書こうかと考え、まずは28歳頃、長女が2歳くらいの私が思い浮かびました。


頭ガチガチで、一生懸命、未来の為に失敗しないように、より良くより良くと緊張して頑張り続けている私です。



笑笑。28歳。
↓↓


最初ねこの子に説教してやろうと思ったんですよ(笑)

でも、溢れてきたのは全然違う感情でした。



ねえ、一言言いたいんだけど、なんでそんな油揚げみたいな服着てるの?笑

全然似合ってないし、顔までひどく見えるんだけど。そのクマと油揚げのマッチングなかなかだわ。


今の私より10キロ以上も痩せてて若いのに超もったいない!!もっとオシャレすればいいのに!


まあいいや、あっ、わたし、15年後のあなたです。エミは今年17さい。もうすぐあなたのところにやってくるユイは14歳。2人とも個性豊かに元気に育ってそれぞれの人生を満喫してるよ!!心からあなたのおかげです。それが一番心配で、その為に毎日一生懸命してくれてるよね。ありがとう。


で、今あなたは専業主婦じゃないし、夫もいないよ(笑)びっくりして倒れた??立派な主婦になろうって頑張ってるもんね。今は自分で仕事してどこ行っても派手ですねとか、水商売にあいそうですねとか言われてるんだよ(笑)あ、ホストクラブ もデビュー済みだよ。

「絶対信じない」あ、そうですか(笑)でも本当です。


より正解を、より失敗しないように生きようとしているあなたを少し説教しよう、もっとこう生きた方がよいと進言しようと思ってペンをとりましたが、なぜか涙と共に感謝の気持ちが溢れて驚いてます。

だって少し無理して揃えてるドイツ製の立派なおもちゃも、一生懸命選んだ幼稚園も、かわいい洋服も、子供達の感性を豊かにしたし、今の私にとってもいい思い出です。それは思い出としても、子供達の感性としても、今もイキイキとここに活きているよ。


ショックなお知らせかもしれないけど、もうすぐあなたの親友の旦那様が亡くなります。

そのことにより、失敗しない完璧な未来を日々つくることより、今を生きる大切さを身をもって知ることになります。


あなたは必ず生かされて、誰かの人生をそうして受け取り、必ず必要なことがおこり、必ず助けられ、そしていつも大丈夫です。

だから、少し力を抜いて、と言いたいけどまあいいや。そんな時がくるから。


プラスチックのオモチャで遊ばせたらバカになるとかさ、朝洗濯物干さない人はダラけてるとかさ、目くじらたてときなよ。笑笑 

よきよき。

思う存分やりな。


プラスチックどころか、今の私、小学生の男子より強いくらい毎日テレビゲームしてるし、洗濯物なんて庭に出るのがめんどいから、椅子の背中に靴下並べたりして子供達に「靴下の場所わかりにくいわw」とか言われてるから(笑)


あ、ついに倒れた?笑笑


それでも、あなたより私は何倍もこの世も自分も満喫してる。子供達も良きも悪きも含めて百点満点。とにかく心配してること全て大丈夫だから、あなたが思うように、やりたいように思い切り生きてね!

愛してます。








感謝しかありませんでした。

好きなようにやれ

必ず大丈夫。

それしかありませんでした。


だとしたら…

未来の私が今の私に手紙を書いてくれるなら、きっと同じことを書いてくれる気がします。