こんばんは。美容家の志田さおりです。
メイク教室をしていると、
何で??
どこが??
と、思わせる生徒様の悩みがあります。
「私、顔色が悪いんです」
「私、目が小さいから嫌なんです」
「私、唇の形が嫌いなんです」
「私、まつ毛短くて、、、」
そんな悩みが永遠と続きます。
そして、そう言われた後に、私も含め、
周りにいる同期の皆さんは、
「はっ??どこが!?
そんなことないよー!!」
って言い合うのです。
客観的に見ると、
その人の悩みが全く見えないわけなんです。
でも、その原因が何かを、
メイク講師をしていて分かりました。
それは、
小さい頃や過去に言われた
言葉や経験が、
そのまま心の傷となって残っているのです。
ある生徒様が、こんな事を話してくれました。
「私の母は、凄い美人なんです。
小さい頃から、授業参観に母が来ると、
みんなから、
お母さん綺麗だねー!!
って言われ続けていました。
母を見ると、みんながそう言うほど、
綺麗なんです。
でも、その後に必ず続く言葉がありました。
〇〇ちゃんは、お母さんに似てないね。」
誰もがお母さんは綺麗と言い、
でも私はその綺麗な母には似てないと言われる。
イコール
私は綺麗じゃない!!
私はブスなんです。
私は、自分の顔が嫌いで
自信がない
そう言って私の目の前で泣いたのでした。
そして、
私にお母様のお写真を見せてくれました。
確かに、
華やかで女優さんのように綺麗なお母様でした。
でも、お母さんにはお母さんの良さや魅力があり 、
彼女には、彼女の良さや魅力があります。
実際に、彼女は、
とっても可愛らしいキラキラした魅力溢れる方だったんです。
でも、ずっとその事が原因で、
お母さんと自分を比べ続け、
いつしかそれが何十年経った今でも
コンプレックスとなっているのです。
そして、私自身もそんな経験があり、
彼女の気持ちがよく分かりました。
私の母も同じように
若い頃とっても綺麗な母でした。
そんな母を私は自慢に思っていました。
でも、会う人会う人、
「さおりちゃんは、
お父さん似だね」
って言われるんです。
それが、私にとって、凄く嫌な言葉だったんです。
なぜなら、私の父は、母よりも20歳以上も年上。
幼稚園の頃から、私の父は、
おじいちゃんと間違えられていました。
そして、幼いながらも、私はそんなおじいちゃんと間違えられる父が
恥ずかしくて
時に、お父さんって言うのが恥ずかしくて、
そのまま、おじいちゃんのままに友人に
勘違いさせたままにした時もありました。
綺麗なお母さんに似てるんじゃなく、
おじいちゃんみたいなお父さんに私は似てるんだ。
そこから、私の勝手なマイナスの
思い込みも始まりました。
そして、その思い込み‥。
自分自身に対する思い込みって、
何歳までに完成されてしまうと思いますか?
つづく、、、。
6月の美塾メイク教室のスケジュール
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