自宅ネイルサロンから10年で年商7000万店舗経営へ(副題:家庭と仕事,女性の幸せと向き合うブログ)

自宅ネイルサロンから10年で年商7000万店舗経営へ(副題:家庭と仕事,女性の幸せと向き合うブログ)

10年前に自宅ネイルサロンを開業、現在はネイリストを引退し複数店舗経営とサロンコンサルを行う
0歳児在宅のネイル&お稽古サロンで育児と両立を楽しむ日々から数年、店舗拡大に伴い経営者としての成功と裏腹に女性としては不幸に。一念発起で自分と向き合い直し再び前進中

このブログに辿り着いた方はサロンオーナーさんか、専業主婦さんか、

パートナーシップに悩めるワーママさんでしょうか?

この十年でその全てを経験し、変化し続けてきた私のリアルな体験談をお話します。

 

年商6500万円でもパートナーシップがボロボロで離婚寸前。
育児/家事全部負担の2児ワーママが、
自分の本音に向き合ったら
10年変わらなかった【俺様夫】が【器の大きな愛妻家】になった話。

 


改めまして、つっちー です。

こちらのブログは10年前、1歳の娘育児をしながら自宅サロン開業した時に書き始めたものです。
現在、私は都内でネイルサロンを2店舗3室経営する小学生姉弟の2児ママになりました^^

(このブログもサロンを店舗化してからは仕事が忙しく放置になってしまいましたが、

 いま改めて読んでも日々の試行錯誤や娘との日常の様子がとても懐かしく、昨日の事のように思い出されます)


不器用ながらも常に猪突猛進、子供も仕事も諦めない!がモットー。
出産を機に育児優先自宅サロンで起業(修行5年)して、その後店舗拡大し年商6,500万円を超えました。

今では自分が現場に出なくても、
創り上げた仕組でサロンは9割リピーター様の安定経営♡

従業員は素敵なお客様に囲まれ、皆が毎月90~100万円を稼ぐ繁盛サロンになっています。


私は担当したい長いお付き合いのお客様や友人施術のみ、
好きな時だけ現場に入る(ネイルのお仕事、お話も大好きなので♡)という、
なんとも自由で贅沢な働き方をさせてもらっています^^


子供の遠足や授業参観、発表会などイベント行事は常に全参加☆
スイミング、チアダンス、お習字、ピアノに空手など日常の習い事サポートもでき、子供の成長を常に傍で感じることができています。

ですが、
人から見ると順風満帆で幸せだね!と言われる私も、
実はつい半年前まで、全く幸せではなく、1人もがき苦しむ日々でした。


◆半年前まで幸せを感じられなかった理由
・全て私任せなのに、私の行動に何かと制限をかけてくる夫がもはや敵にしか思えない
・家族やお客様、従業員のことを考えて動く癖がついてしまい、自分がどうしたいのか分からない
・時間とお金があっても、欲しいものや仕事以外のやりたい事が分からない
 

特にパートナーシップが壊滅的な中で、

仕事をこれ以上飛躍させるのは限界だ!と感じていました。

けれど、この半年間、

パートナーシップがうまくいかない原因が相手だけでなく自分にあるという事を認め、

自身と深く向き合うことで、全てが変わっていきました。

自身の思いや価値観に気付き、何が嬉しくて、悲しくて、何が譲れない事なのか…
それと同時に相手はどんな環境で育ち、どんな価値観や思いでその言動を取っているのか…
その根本にある思いは何なのか…

日々の接し方を工夫してみたり、思い込みを取り払ってニュートラルに受け取る工夫をしてみたり、私が理想とするような人生を歩んでいる師と接する中で様々な助言を頂くこともありました。

結果、私は徐々に自分の軸を持つことができるようになり、勇気を出して(特に夫に対する)自分の行動を変えました。

具体的には夫に対する謎の遠慮で、言い出せもしなかったこと、本当はやりたいけど我慢していたことを辞めました!
・自分の年収を隠す(ないしは低く伝える)こと
・聞きもせずに、妻がしたら嫌がるだろうと予想してやりたいことを諦めること
・責められるのが怖い、言い争うのが面倒臭いと夫を敵認定して避けること
・言っても無駄で悲しくなるから、我慢して自分の奥底にある本音を見ないふりをすること


もちろん、これらは結婚生活10年の間に何度か話し合ってもなかなか夫に理解されないがために言えなくなってきた言葉や聞けなくなってしまった事でもありました。

俺様がデフォルトで人生を送ってきた夫は、

私と出会ってからも、自分の価値観や理想こそ最高(それについてくれば良い)と思い込んでいるので「〇〇はしてほしくない。いつでも子供最優先にしてほしいし、俺は変わらないから無理なら別れるしかない」など、話を深堀したり私の気持ちを聞いたりする前に、すぐこういう言い方をして話を終わらせてしまう人でした。

ですが、私がいよいよ自分の人生を悔いなく生きることを決めたとき、

いつものような言い合いが勃発し、これまでとは全く違う展開が起きたのです。

私が自分軸をもって本音で彼と向き合ったことで、

夫が私の覚悟に気付き、聞いてくれる姿勢に切り替わったのが分かりました。

いつものようなお互いの主張を通すための「言い合い」ではなく、

お互いを本当に知るための「聞き合い」になっていました。

夫が描く押し付けの理想の家族像ではなく、私という個人、娘という個人を見てくれるようになりました。

そこから、私も頭ではわかっているつもりだった夫の愛を、

頭でなく、心で感じることができるようになったのです。

出会ってからずっと、夫の行動や言動にはいつも変わらぬ深い愛があり、

ただ単にその愛が私の思う表現(欲しい表現)とは異なる形で出ているのだと理解できたのです。

具体的な変化を先に上げておきます。

もう全てリアルなので臨場感あふれるストーリー調で書いていますが、正直長いです。笑

お時間の無い方は保存して頂くか、興味のある部分だけ読んでいただいても結構です^^


・10年間1ミリも変わる事の無かった【俺様夫】が4月の話し合いをきっかけに【器の大きな愛妻家】に劇変!
・プライベートでは常に育児、家事、夫からの「家で仕事するな圧」に心身をすり減らす日々から、家事代行を入れてフルタイム並みの時間を確保しイライラが激減☆
・仕事でも全てにベストを求め従業員や外注に任せず自分やってしまう状態から、人を信頼し任せることで雑務を手放して自分時間が2倍に!!
・お金の使い方が分かったことで、ストレスを手放しつつ最高月商750万達成!

 

 

 Chapter1:ネイルサロンを始めたきっかけと自宅サロン時代

自宅サロンを始めたきっかけは、実はもともとネイリストだったからではありません。
様々な状況や伏線がつながって、最終的に自宅ネイルサロンを始めるのですが、

一番のきっかけはやはり第一子の妊娠、出産でした。

当時27歳の私は安定の医療機器メーカーでOLをしていたのですが、

前職の「目標達成こそ美徳・賞賛」される営業職のようなやり甲斐もなく。

安定は良いけど会社全体のあまりやる気の感じられないまったりとした空気感に、

私だけ頑張っても事務は給与も上がらないし、産休育休は取りやすい環境だけど

長くいても得るものが無いな…と感じていました。


そんな折、妊娠中に会社で東日本大震災を経験します。
都内でも震度5強を記録、全ての交通機関がストップ、電気も通信も途絶えました。
その時私は電車通勤をしていたのですが、会社にいたため、

なんとか夫と連絡はとれたもののとうとう家に帰ることはできませんでした。

「もしこれが赤ちゃんが産まれた後で、自分達が会社にいたら・・・」


保育園を会社のそばで探す?

地元の保育園だったら近所の人が代わりに緊急引き取りしてくれるの?

ひたすら線路沿いを歩いてなんとかしてお迎えに行ったのかな??
もし赤ちゃんと離れ離れのまま、2度と会えなかったら?


…様々な想像をめぐらせて、正直ぞっとしました。

…そこまでのリスクを取る価値があるのか?いや、ないでしょ。

そんな時、会社の先輩が子育てをしながらネイルの資格を取った事を知ります。
事務作業は寝そうになりながらやっていた先輩も、大好きなネイルの話をしてくれるときはとても輝いていました。

素直に、先輩キラキラしていて素敵だなと思いました。
自分もネイルをしてもらうのは好きでしたが、この時初めて「もしかしたら自分にもできるかも・・・!」と思ったのを覚えています。

その後、実際に産休・育休に入ると、自分もネイルの資格を取りました。
私がネイルスクールに通ってみたいという相談をすると、当時の夫は二つ返事で返してくれました。

「やりたいならやってみればいいよ!

でもスクールの間、他人のシッターさんには預けてほしくないから、お母さんに見てもらってね」


今振り返ると、夫の価値観と彼の言う事自体は10年間変わっていないのです。

私がやりたいようにやってほしい。でも、子供は最優先にしてほしい。
(【最優先】の定義や解釈に夫婦の価値観のズレがあるだけで、そこの聞き合いが大切だったのですね)

その後、資格を取ってから自宅サロンをやってみたいという欲求が強くなる私ですが、

夫の急な退職が決まり一度は育休から復帰することになりました。

当時、都内は待機児童だらけで、認可保育園に入るのは激戦。

実際に長女は保育園に落ちてしまい、月に保育園料が10万円以上する認可外の保育園に通うことになりました。

時短勤務OLの手取りは15~16万円。もはや保育園料の為に働いているようなもの・・・
それならばいっそ、娘と一緒にいられる方が良いかも。。。

自分の好きな事でチャレンジしてみたい!
初めての子供なのに、つまらない仕事を優先して後悔したくない!
と退職を決意。

夫の次の会社が見つかるとすぐに会社を辞めて28歳で自宅の一室でネイルサロンをスタートしました。

この後5年弱、自分の技術や営業力、経営の基礎となる力を

ほとんど利益の出ないような状態で毎日コツコツと磨いていきます。
とにかく素人からの立ち上げ、かつ、1歳児が常に一緒の状態での経営。
今振り返ると、この5年間は、人生で最も大変で全力で、最も充実していて、最も素晴らしい経験にあふれた時間でした。

今では考えられませんが、
・ベビーカーで公園散歩に行き、赤ちゃんが寝たら携帯でブログ更新。
・授乳の合間にお客様へメール連絡。
・お昼寝をしてくれたらネイルサンプル作成。
・夜寝かしつけたら深夜1〜3時が仕事時間。
・施術前には部屋の片づけ掃除、来客タイミングに合わせて赤ちゃんの寝かしつけをする。
(予定通りにいかず、施術中に自分がおんぶ紐や、時には泣いているのを知りながら

隣の部屋のベビーベッドに放置してお客様に泣き声をお詫びをしながら施術ということもありました)

けれど不思議と疲れやストレスはなく、

まさに「やりたいこと」だけにフォーカスして一生懸命生きていた、楽しい時間でした。
もちろん、子供優先と自分も考えていたし、その中でできる全力を尽くしていたので、稼ぎはとても小さかったのですが。

努力の甲斐あり、お客様が増えると委託ネイリストさんに来てもらうことになりますが、

自宅は手狭になり店舗を出店。(さらっと書いてますがけっこう無謀。笑)


そこから更に常に試行錯誤しながらの5年。
現在は2店舗で年商6,500万円になりました。

 

〜店舗出店と人の雇用で、売上と責任が比例して上昇、自分のことは反比例していった

自分の良いと思うお店ができたのは嬉しいけれど、
家賃、宣伝費などの大きな固定費や従業員給与の支払いと、人の人生も背負うことに。


・お客様に喜ばれること
・従業員を幸せにすること
私の中ではとにかくこの2つが最優先で、自分の事はどんどん二の次になっていきました。

プライベートでは、第二子にも恵まれました。

1人目の時は、自宅サロンで優先順位の軸が仕事(小遣い稼ぎ)には無かったので幼稚園に通わせ、ゆったりと過ごしました。
とにかく子育てを楽しみながら、有り余ったエネルギーを仕事に向けるような生活。
幼稚園は毎日が手作りの弁当に9時送りで14時お迎え、どろんこで遊ぶので毎日手洗いして着替えを2着持たせ、更に母親ボランティアが毎月あるような園でした。

ところが2人目の頃になると、店舗=従業員の雇用が発生し、固定客は100名を超え、

自分が思った通りにやるだけではにっちもさっちもいかなかったのです。
自分の行動全てに「責任」がかかってくる状態になっていて、

安易に「子供最優先」などと周りに言える状況ではなくなっていました。当然、弟は保育園一択。

気付けば、収入は会社員時代の10倍になっていたのに、

実は生活の豊かさは会社員時代と殆ど変わらず。。。

本当に忙しすぎて(今思うとマインドブロックの方が原因なのですが)、
通帳残高や決算の数字を見ているだけ。
実生活がそれほど伴っていなかったのです。


自分の容姿や身なりにもさほど興味が無く。
実際、娘から「綺麗なママでいてほしい」と言われた時

仕事携帯片手に

「え?どうゆう意味?ママが綺麗にしてたらお金かかっちゃうし。

ママは稼ぐだけの人間だから、あなたが使ったらいいのよ」

と言って娘にドン引きされたりもしました。

「いや、ママ、顔シミやばいからお客様のためにも綺麗にすべきだよ」

という娘の言い換えにより、初めて本当に改善しなきゃまずいのだなと自覚してお金と時間をかけようと思ったレベル…

研修や勉強などの学びには百万円単位でも一瞬で決められるのに、

自分が楽をするためのサービスや綺麗になる為のアイテムには一切お金を使えないままでした。
会社員時代より裕福になったなと感じるのは、

しいて言うなら、スーパーの買い物なら値段を見なくなった程度。

また子供が一緒の時は迷わずタクシー乗ろう、そんなレベルでした。


 Chapter2:店舗拡大するにつれ、夫婦喧嘩が絶えずパートナーシップが最悪に

2店舗になり、自分が目の行き届かないサロンを思うように経営するのはなんて大変なんだと思い知るのですが、恩師と出会うことでこちらも解消されていきました。

ですがビジネスは軌道にのってきたものの、実はプライベートでは夫と距離を置いている方が毎日がスムーズ。
口を開けば嫌な空気になるか、お互いの余裕の無さをぶつけるようないがみ合いの雰囲気になる、

パートナーシップが絶望的な状態でした。


子供が大切なのは二人とも同じですが、
「幸せな家庭像」に対する価値観に大きな違いがあった夫。


「子供には母親の手料理が一番」
「子供は母親が好きだから世話をするのは父親ではない」
「母親は子供の為なら何でも我慢して当たり前」
という謎の価値観。

夫は、子供の事は全て母親がやるもので基本的に家事代行に反対という考えだったので、

洗濯、掃除、子供の送迎も全て基本は私の役目。

2人目が産まれてから、食器洗いだけは唯一夫の仕事でしたが、それすらあくまで「手伝ってやっている」スタンス。

土日は家族時間で、仕事はしないでと言われ我慢。

(正確には月1回2.5時間貰うために毎月ご機嫌取りや代わりに私が○○やるね、みたいな交換条件まで…
私は育児、家事を必死にこなした上で、家族の迷惑にならない範囲で仕事をする。)

そんな感じだったので、子供を寝かしつけした後に、寝る時間を削って事務作業をするような毎日でした。

経営側にまわりサロンワークは減らしても、それ以外にも当然やる事は沢山あります。

しかし私が家で事務作業をしていたり、スマホを触ったりしていると、
夫はいつも不機嫌でした。


私と夫は3か月に1回は大喧嘩をし、その場は落ち着いても、しばらくするとまた喧嘩の繰り返し。
そんなぶつかり合いの日々でした。


そんな状況をなんとか変えたいと自分でも感じていました。
そんな時、当時ビジネスを習っていた師匠から、こんな事を言われました。

「今、えりさんに必要なのは、環境づくりだよ。

 1~3年かけて土台となる環境づくりをしよう」

そう言われ、「ハッ」としました!

ビジネスはある程度成果がでた。
だけど女性として全く幸せじゃない自分。

でも世の中には、お金も愛も手に入れている人がいる!
「億女で幸せそうな人」を探そう!振る舞いを見習いたい。
そう思いました!!

そしてすぐにこの人だ!と思ったのが、
夫から溺愛され億超えしているママ社長の小田桐あさぎさん。


あさぎさんの事は、7年前から知っていました。
当時は年商3000万円ほどだったあさぎさんですが、今では年商7億見込みとビジネスが大成功!(翌年12億に更新されました🤣)

妻で母なのに育児、家事一切しない?
育児家事しないどころか、しょっちゅう海外に行って家を空けている。
もはや家族と一緒にいなくていいの?!
それなのに旦那さんとラブラブ?!

もうこれはあさぎさんに会いにいくしかない!
あさぎさんに会って学びたい!

そう思い、小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座に申し込みを決めました!


Chapter3:魅力覚醒講座に入って

即決即行動で、3月からの魅力覚醒講座に入った私。

あさぎさんに会える!と思ったのですが
なんと勘違いをしていて、オンラインの講座だったので、講座ではあさぎさんに会えませんでした(爆)

・講座は1、2週間に1回、リアルタイムでFacebookライブ配信(リアルタイムで受講できない時は、アーカイブでも視聴可)
・テキストとワークがあり、ワークの内容や、自分が感じた事をどんな事でも良いのでFacebookの少人数のグループにアウトプットする。
・あさぎさんに何回でもFacebookグループで質問可能。

そういった内容の講座でした。


私は本業の仕組化が忙しかったこともあり、

正直殆どFacebook上でのアウトプットや、他の講座生との交流はできませんでした。(苦笑)

ただ、根は真面目な私。
毎回欠かさず講座を聞き、テキストを印刷してワークを紙に書き込みました。

(リアルタイム参加できなくてもアーカイブを倍速で見ることもできたのが、忙しい私には有難かったです)


ワークを通じて、自分の内面と向き合っていくうちに
「私は夫に本音を話せてないんじゃないか」
そんな風に薄々思い始めていました。



Chapter4:学んでいる最中、大喧嘩勃発!

4月のある日、夫と人生最大の大喧嘩をしました。

私なりには色々と相手のことや私たちの将来のことまで考えてしたことだったり、お金と時間を使って何とか家庭が良くなるよう改善しようと努力しているのに、夫は未だ何も分かっていない!!!

これ以上私の邪魔をするの?
子供が子供が、って全然子供喜んでないし、その根底にあるのは「自分」でしょ?

都合のいい時だけ「子供」という言葉で私をコントロールしようとするのはもういい加減にして!!

いけないと思いつつ、子供のいる前でも喧嘩が止められませんでした。
10年間溜まりに溜まって・・・もう限界でした。

「離婚を安易に選びたくないという思いで別の方法を模索してきたけど、

やっぱり目指している方向が違い過ぎてこれ以上一緒に歩むことは難しいのかも…」

いつもは喧嘩しても、決して自分から折れない夫に対して
「この人は変わらない。でも自分が選んだ夫だから仕方がない」
自分の責任だから、自分が我慢し私が喧嘩を収めていたのですが、
講座を通して自分に向き合い、この時には自分の軸ができていた私。
自分たちの望む方向性が合わないのなら、もう仕方ないと思っていました。

そんなタイミングで、言い争う声を聞きつけ娘が言った一言が夫に突き刺さりました。
「パパが出て行って。もういらない。」
そのまま両耳をふさぎながら泣き崩れる娘。

こればかりは、夫と対立モード状態の私でも相当堪えました。
娘にそんな思いをさせてしまっている自分が情けなく、
またあれほど俺様気質で弱さを一切見せたことのない夫の顔が
驚きとショックで一瞬にしてげっそりと瘦せこけたように見えました。

私が言葉を失くしていると
「…もう、お前らがそんなに言うなら俺無しでやってみたら?俺は出ていくよ」
という夫。

この10年の思い出が一気に思い出され、ぶつかるばかりではなく、

一緒に乗り越えたり楽しかったりした思い出まで蘇ってきました。

けれど、私は何度同じことを繰り返したでしょうか。

現実の問題に目を背け、結局、別々の道を歩む勇気が無いから自分が我慢してこの状況を丸く収めるという行為を。


今変わらなければ、私はきっと、将来「夫や子供が居たから、私はやりたいことを我慢し続けた人生だった」と

頼まれてもいない犠牲や我慢を家族のせいにし、悔いの残る人生を歩むのだろうとはっきり感じました。

絞りだした言葉は
「…残念だけど、確かにお互いの為に別居してみるのが良いのかもしれないね」

これまでとは、違う選択を選びました。
怒りとは違う、悲しみと、ある種の諦めと、

未来へ向かう選択をした自分への罪悪感で泣きながら答えるのがやっとでした。

私から切り捨てたのではないし、私の望む未来に対して夫が離れていく選択をしたのであれば、しょうがない。

私は、もう自分に嘘をついてまで、相手を理解して歩み寄るフリをする事を辞めました。

私の言葉と態度に、内心は驚いたであろう夫は

「わかった。とりあえず時間だし美容室行ってくるわ…」

とフラフラと家を出ていきました。


夫が外出している数時間、頭の中ではこの選択が正しかったのか、

娘は本当にこれでよかったのか?息子にはなんて言おう?と不安や葛藤をかき消すように家事をしていました。
でももし、子供の親権の話になったら絶対に負けない。

しかし私の頭の中など知る由もない夫は、数時間後に帰宅すると、まさかの急展開を見せたのです。

距離をとって丁寧語で話そうか、しっかりと目を見れるのか、もはやどう接したらいいかわからん

と思っていた私に対し、帰宅した夫は初めて「歩みよりたい」と言ってきたのです。


結婚して10年、話し合いといえば、ダメ出しや要求のぶつけ合いだったのに・・・!
この時初めて夫の方から”歩み寄るための具体的な話し合い”をしたいと言ってきたのです!!

彼が「聞き合いモード」へとスイッチが変わったのが分かりました。

 

Chapter5:俺様夫が変わった瞬間と、聴かれて初めて気付けた自分の本音

私は何年も、そして本気でここ数か月は正直やりきって、

伝えきったつもりでの回答だったのですが、

夫はそうではなかったようでこんな風に気持ちを打ち明けてきました。

「この数時間、色々と考えてみて、本当に2人で子供を育てる道が無いのか凄く考えてた。

俺はやり切ってない気がするから最後にもう一度だけ全力で努力してみたいんだけど、そっちはどう?」


時間はもう夜中の12時を過ぎていましたが、
彼が初めて私の話に耳を傾けようとしてくれている。
私も泣きながら、初めてこれまで言っていなかった本心を話しました。


’仕事が大好きで本当は思いきり仕事をしたいと思っている。
 仕事と家族とどっちが大事なの?って聞かれたらもちろん家族だけど、
 何かやりたい事があった時、全てにおいて子供を優先してそちらを諦めなければならないなら、

 それを仕事=自分のやりたい事と考えるなら、私はもしかしたら家族より自分が大事なのかもしれない…

 自分でも、今話しながら気づいた。今まで嘘ついていてごめん…’


自分でも気が付いていなかった私の本音。
今までの私は、夫に正論を話して、自分がやりたい事を許容してもらおうとしてした事に気が付きました。
「家族と仕事どっちが大事なの?」
とよく言われていました。
その度に「仕事って家族の為のものだから自分を取っているわけじゃないよ。」
夫も私の言葉に違和感を持っていたのだと思います。

もう、全て正直に話すしかない。
こんな事言ったら、傷つくかなと思うようなことも全部話しました。

家族旅行でキャンプへ行って、一人で森の奥を見つめていた私。
家族旅行をしても、楽しくなかった。
電波がないから仕事ができないじゃん。電波があれば仕事ができるのに。
いつも思い付きで急なスケジュールで吹っ掛けてくるのは夫、

その夫の「やりたいこと」に対して調べたり準備をしたり、帰宅したら大量の洗濯物を片づけたり

習い事や塾の調整までして、その分の時間的しわ寄せを食らうのは全て私。

行き先すらも私が決めなければ決まらず、けれど道中夫がイラつく事態が起きたり、

子供が思ったほど喜ばなかったり喧嘩を始めた日には「企画が悪い」「こんな宿しかなかったの?」

「2度と俺は行かないわ」とか言われて本当に悲しかったし、

はっきり言ってそんな形だけの家族旅行は苦痛でしかなかったことも伝えました。

そんな告白をした私に対して、夫からは
「そっかー、実は無理してたんだなー…お前、よく俺といれたなー」と
優しい苦笑いが返ってきました。



Chapter6:正直に自分の本音をぶつけたら夫が私を理解し、自ら行動を変え始めた。

その時以来、夫の行動が変わりました!
10年以上接する中で夫への信頼を無くし、夫の器を極小お猪口と見積もっていた私には、

もう本当に奇跡としか言いようがないくらいの驚きです。

・家事に対する責任感ができた。
以前は「やってやっている」というスタンスだった食器洗い。責任感を持って以来1日も欠かさずにやってくれるように!(5ヶ月目更新中)
・何気ないやり取りでも「ありがとう」を言ってくれるようになった。
私が子どもを連れて出かけた日、写真を見せると感謝の言葉を言ってくれる。前は「楽しそうだねー」のような受け取り方に困る返信でしたが、安心して会社に行けるのはお前が居てくれるからというニュアンスに変わりました。
・私を子供の母や世話役としてではなく、愛すべき人として扱うようになった
結婚してから殆ど外食デートをしなくなった私たちですが、6月の誕生日、何も言わなくても銀座の鉄板焼き屋さんを予約してくれたのです。
食事後は私が好きなお店で買い物できるよう予定を組んでくれていて、「今日はママの誕生日だから頼むぞ!みんなでお祝いしよう」と小6の長女に根回ししておいてくれたようでした。
いつもだったらショッピングは1軒みたらイライラしだす夫が、3軒くらいみたら?って言ってくれました(爆)「なんでも好きなの選んでよ!…10年分の感謝ということで。笑」だそう。

本当に結婚して10年で過去一がんばってくれている!!!!!

これは無理しすぎで、すぐ前のように戻るんじゃないかな
と思ったのですが、

もう4か月以上続いています。(その後も更新中)


魅力覚醒講座で得たもの<1>

相手を信頼して「聞き合いができるようになった

本音をぶつけることができたら、
絶対に変わらないと思っていた夫が変わった。

この人に本音を言っても大丈夫なんだ!
と思えるようになりました。

これがめちゃくちゃ大きいです。
仕事が上手くいこうが嬉しい事があろうが、嬉々として話すと「子供よりも仕事に気持ちが入り過ぎじゃない?」

と言われるのが怖くて、いつも心のどこかにつっかえを感じていた私。

相手の表情や小さな反応で、言っていい事と悪い事を敏感に察知した結果、ちょっとうまくいっていない時や

大変な時は軽く話したりして、逆に上手くいっていることは夫には徐々に話せなくなっていっていました。

嬉しい事を伝えて一緒に喜べることがどんなに幸せか。

それから、夫としてプライドもくそも無かったであろう辛辣すぎる妻の本音にも、

優しい苦笑いで受け止めることができた彼を心から尊敬できるようになりました。

本当はめちゃくちゃ器でかいじゃん!!

器が小さいから禁止ばかりしてくる、というのは私の思い込みだったんだ…

そうすると、相手を信頼して「聞き合い」をする事ができるようになりました。

以前の私は価値観が違うから、歩み寄ったところでどちらかが我慢になると思っていました。
でもそうじゃなかった。
あさぎさんはよく「話し合い」は「聞き合い」だと言います。
「聞き合い」は相手を疑わず、信じてフラットに聞くこと。


講座を受講するときも、実は、もしパートナーシップを学んでも

「私は変わっても夫は絶対変わらない」と思っていました。

会社の売上について、それまで全く夫に話していなかった(聞かれもしなかった)のですが、
全てを吐露した折に夫に聞かれ、正直に共有しました。

プライドの高い俺様夫に、自分以上に妻が稼いでいるなんて知られたら廃人になるか

逆上するかどっちだろうかと不安でいましたが、

蓋を開けてみれば何だかんだ彼自身にも気持ちのゆとりが生まれたようです。

その後改めて家事代行を使いたいという話をすると、
「家事代行は反対」だった夫の、どういった点が嫌で、どういった点なら嫌じゃないのか、
という聞き合いができるようになりました。

料理に関しては「知らないおばさんの手料理を食べるのが嫌」という事が分かり
忙しい時など、お惣菜を買ってくるのはOK、という事になりました。
お掃除に関しては、一度家事代行を依頼してみるとプロがするとピカピカになり

夫も喜んでくれて今後もお願いする事になりました。


魅力覚醒講座で得たもの<2>

リフレームで、愛を受け取れるようになった

講座の中で「リフレームをする」という内容があります。

フレーム(物の見方)を変える。

実際に起きている目の前の現象を、今までとは違うフレームで見るというものです。
起きている現実は変わっていなくても、自分の受け取り方が変わると見える世界が変わります。

私にできるだけ家にいてほしいというのも、夫が小さい時に鍵っ子で寂しい思いをした為、
子供に寂しい思いをさせたくないという事が分かり、小さい頃の境遇が違った自分には気付けない繊細な部分を彼は持っているんだなと捉えられるようになりました。

彼が私に求めていたのは正論や正しさではなく、
単に「子供を誰よりも愛してほしい。」

「自分に頼って、幸せな妻で居てほしい。」
ただそれだけでした。



また今までもネイルサロンのお客様に、
「旦那さんは絶対えりさん(つっちー)の事、好きですよね」
と言われても
「違いますよ!あいつはもうそういうやつなんですよー!」
と本気で受け取る事ができませんでした。

私が愛されている自信を無くして、夫を信じる事ができていなかったのです。

でも相手を信頼できるようになり、愛ベースの聞き合いができるようになると、
何か私が言ったことに対する相手の答えが、望んだものと違っていても、愛だと捉えることができるようになったし、

「じゃあこういう風に伝えてみよう」と思うことができるようになりました。
勝手に悲しみの感情スイッチが入らなくなった、とでもいうのでしょうか。



魅力覚醒講座で得たもの<3>

お金の使い方が変わったら、幸福感100倍に!時給単価も、苦手な仕事の外注にお金を使ったら爆上げ!

あさぎさんの講座の中で「不要なものを手放す」というワークがあります。
講座でのワークを通して、自分に向き合い、不要なものを手放していった私。

パートナーシップの問題が改善してきた事で、家事代行を入れることができ、

それまで10年自分が抱えていたことを手放すことができました。
(それまでは、何度か隠れて単発の家事代行を入れていたことが懐かしいです。汗)

今、仕事の面でも手放しを進めています。
実は細かなチェックや感情の動かない淡々としいた事務作業が大の苦手な私。
書類を作る時に、和暦と西暦が混ざっていて税理士さんから統一するよう突っ込まれるくらいです(笑)
元々労務や経理は士業の先生にお願いしていましたが、先生と自分の間に入ってくれるスタッフを入れる事で、

自分の労働時間とストレスが大幅に軽減しました!!

これは本当にもっと早く頼めばよかったと思うくらい。

(事業している方、マジです!個性ある才能を自分にとってつまらない仕事に割かず、ぜひ本業に割いて下さい)


これは自分の事(自分の時間)を大切にする、という事ができていなかったんだなと思います。
お金を上手く使うことで、家族との時間をより楽しめるようになったり、
空いた余白で、自分しかできない仕事や、体験にお金と時間を使えるようになりました。


今では家族でキャンプ場の山奥に行くときは、サロンのスタッフを信頼し、

いつまでも電波確認をしなくて済むようになりました。

「マニュアル外の事は私が答えてあげなきゃ!」は勝手な思い込み。

私が細かく口出しするのを辞めたら、

スタッフはある程度自分で判断して対処し、後日きちんと報告ができるようになりました。

そして講座中は会えなかったあさぎさん。
機会があれば絶対に会いに行く、と決めていたので、

先日の出版記念パーティでは思い切って超VIPダイヤモンドコースで参加しました!

二次会のBARであさぎさんと少数でお話しできる権利付きパーティ参加権+15万円、秒でポチ。
子供とワンオペ遊園地中の出来事でしたが、娘にはあさぎさんのことを話していたので一緒に喜んでくれました。

結果、自分の欲望に投資して大正解!
リアルなアサギスト(あさぎさんの講座生をアサギストと呼びます)との出会いで、

沢山の刺激をもらい、また新たな夢もできました。

子供が産まれて10年、仕事関係以外で夜の飲み会は初参加だったし、

あさぎさんのこの環境に飛び込んでさらに人生が変わっていく予感しかしません!
アサギストの自由度が高すぎて、自分がヒヨッコ過ぎることも知りました。笑


自分の本音に気付いて少しずつ勇気を出して行動してみたら
人生(自分)が変わってきているのを実感しています。


私は目標を立ててそこに猪突猛進し、必ず決めたら達成していくことが正直得意です。
しかしそれは、

周りが見えなくなってしまい、目標以外のものを無意識のうちに捨てたり手放すことができてしまうからだと最近になって気づきました。

新卒一人暮らしで営業職をしていた時は、無賃残業も気にならず、目標達成のためだけにどう行動するか毎日真剣に考えまじめに働き、深夜帰宅したら2分でご飯にキムチを乗せて食べるみたいな。それはそれは素晴らしい社畜でした。爆

でも、これからは
自分が好きで選んだ自分の事業にその情熱をささげ、
自分が選んだ家族に私の時間を共有し、
喜びも辛さも一人でなく皆と一緒に味わっていきたいです。


まだまだコミュ障で会社の従業員やアサギストの仲間と沢山交流ができているわけではありませんが、

これからも引き続き自分の本音を大事にして、周りの大切な人と向き合って人生を歩みたいと思います。


◆そんな刺激的変化を与えてくれたあさぎさんの無料セミナー「欲望を全て叶える」3DAYSが始まります!


コミュ障で、仕事外で「私人」として人と接するのが苦手な私。
仕事にかこつけワーク参加しかしなかった(イベント参加0、zoom顔だし0)

そんな私でも4か月で劇的に変化する事ができ、

7年間で1800人以上の人生を激変させた
あさぎさんの魅力覚醒講座が2024年3月から募集を開始します!

私は長期講座は卒業しましたが、オンラインサロンで

今も自分に嘘をつかず幸せに人生を歩めるよう、学びの多いあさぎさんの価値観に触れられる時間を作っています♪

☑私も変わりたい!

☑ビジネスで幸せに稼ぎたい

☑1人で頑張りすぎず、子供やパートナーと楽しく過ごしたい
 

そんな方は本当に飛び込んでみて!

多分今年もブランドバック一個分くらいの金額だと思います。

人生が本当に変わるし、私はきっかけをもらえて諦めていたパートナーシップが大復活し生きやすくなりました^^

 

お申込みの際は、紹介者に必ず【1355 つっちー】と書いて下さい 
直接お会いした事のない方でもOKです。

私のサポート特典は、紹介者【1355 つっちー】を書いて連絡下さった方のみなのでお忘れなく♪(Facebookでつっちーまでメッセージ下さい)


さらに!!3月25日から始まる
小田桐あさぎさんの無料ライブがあります!

↓詳しくは‥
コチラ(ブログ覗いてみる♡)


・普通の女じゃ我慢できない
・オーナーとして、理解者がいない孤独感を抱えている
・子育てと仕事の両立で悩んでいる
・パートナーシップを改善したい

1つでも当てはまる人はぜひ見て欲しい内容です。
きっとヒントが見つかるはず!

1人でも多くの悩める起業ママに届きますように。
長文ブログ書きました。
ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!

なにか聞きたいことがあれば、連絡して下さいね❤