先日の、女性漫画家さんが亡くなってしまった事。
 そこから明るみになった漫画家さん達の待遇(出版業界の体制)を知った事は、私の中に大きなショックをもたらしました。



 私は本が大好きで
 小さい頃から沢山の本に触れてきました。

 漫画も大好きで、
 ジャンル問わず読んできましたし、今も読んでいます。
 
 ワクワクやドキドキ、キュンとする気持ち、怒り、悲しみ、切なさ、など。

 漫画は様々な感情を体験させてくれますし、いろんな価値観(作者の考え、今の自分の価値観)も学べます。



 漫画以外にも小説やエッセイ、専門書など。
 本はどれも同じく、読むと様々な物をもたらしてくれます。
 
 知りたいことが学べた
 悩みを解消できた
 言葉(表現)を知れた
 楽しい体験ができた

 知識や体験、アイデア、など。
 本は、私に沢山の宝をくれました。
 
 本(書物)は、人生になくてはならないと思う程、尊いものです。



 だからこそ
 出版社のやりがい搾取的な構造
 (作者を大事にしない形)にショックを受けました。


 大好きな本(漫画含む)

 それを生み出してくださる方が
 辛い想いをしている(いた)。
 理不尽な境遇に合う。
 時間と労力、生命エネルギーをかけて創り出す作品が、作り手の意に沿わない形で搾取されている。

 生み出す人が
 純粋な気持ちで製作できない
 集中して作品創りをできる環境にない
 
 正当な還元を得られない
 好き勝手に使われる
 

 それは、製作者としてとても苦しいこと
 そして
 作品を創る気力を失わせたり
 生み出す才能(健康な心身、最悪の場合に命)を奪うこと

 そう思うからです。

 

 物語を描くのも好きな私は
 素人ながら文章を書き、本を出した経験もあります。

 本(作品)を生み出す人の大変さも、プロ程ではないにしろ体験したことがありますし
 内容をパクられる(パクられた側の方が知名度があって注目を浴びた)という、悔しい体験をしたこともあります。

 その時は、やるせなくなって
 物語(文章)が書けなくなりましたし、しばらく物語というものに触れたくなくなりました。
 好きだった事が、本気で嫌いになりかけたのです。


 やりがい搾取に関しては、
 社会で働いてきた中(バイトを含む)で体感した事がありました。
 
 懸命に考えた事の内容を変えられ
 名前だけ使われ(責任の所在を私にされて)
 世に出されてしまったこともあります。
 
  

 悲しい、悔しい。
 許せない。やるせない。

 やりがい搾取、パクリや勝手な内容変更はどうして起こるのか。
 哲学的思考で、世の中のあり方の理由を探した時もありました。

 私が行き着いた答えは
 人間のエゴイズム、だったのですが

 これはやりがい搾取だけの話ではなくて
 トラブルと言われる事柄、不平等や理不尽にまつわる様々な事の要因になっていると感じています。
 

(エゴイズムについては話が広大になってしまうので、やりがい搾取に話題を戻します)


 女性漫画家さんの事件
 それに大きなショックを受ける傍ら
 企業内の酷かった有様が明るみになる様子を見て、改めて時代の変化(流れ)を感じました。


 やりがい搾取や手柄搾取。
 現代の労働システムの中でまかり通ってしまっている、不平等な在り方
 それも崩壊が始まっているのだ、と。


 気づいた人、何かを感じた人、
 その人達の意識(内側にある感情や価値観)がクリアになって
 意識が変われば 世界は変わる

 創り手が
 純粋に、自分の創りたい作品創りができる

 やりとりする人達が
 対等な関係性で
 お互いが納得いくような形で
 “作品(もの)を創る”ができる仕組み

    創り出した人が
    正当な対価(循環)を受けとれる
  
 そうあれる世界ができて欲しいと切に思います。


 出した分の還元がなければ
 肉体も精神も
   干からびて倒れてしまう

 エゴイズムからの搾取というものは
 創り手のやる気や生み出すエネルギーはもちろん、
 生活力(潤い)や心身の健康、才能、
 その人の生命エネルギーを奪っていく行為だと思うから


 私も  
 自分の意識
(怒り、悲しみ、憤り、不満といった感情、
 搾取される事を許す無意識下にある価値観など)をクリアにして
 クリア(純粋)な意識で
   想いを込めた作品創り(自己表現)をしていく


 自分のできる事
 それをしていきたいと思います








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 読んでくださり、ありがとうございます(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
 

   読んでくださった方にとっての
   幸せ(気づき) に繋がるものに
 なりますように……✩.*˚