水槽の微生物を見てて感じた通り
珪藻(けいそう)は、豊かな海を支え、海を守る縁の下の力持ちだそうです
そして、このエライさんが十分に力を出すために、海の中の珪素は欠かすことのできない栄養分だという事がわかりました
でも、近年の海では
河川からの珪素の流入が少なく生態系に影響する
問題になっているとか。
ゆたかな海を守るには、植物プランクトンの体をつくる海水に溶けた栄養分の量とバランスがポイントになっているようですが、どれくらい水槽に珪素を添加したらいいのやら??
水道水から補給は出来るみたいですが、
ウチは天然海水だし、蒸発した分の水を水道水で足すくらい。
あと水道水から珪素が入って、水槽立ち上げ初期だけ茶ゴケが増えるナゾも分かりました。
水道水から入った珪素をエサにして
珪藻(茶ゴケ)が増える。
↓
珪藻をエサにする動物プランクトンが増える。
↓
プランクトンを魚たちが食べる。
↓
魚たちが排泄したアンモニアなどがバクテリアで分解され硝酸塩が水槽内に蓄積、
また、エサによって、リン酸塩が蓄積。
↓
リン酸塩が蓄積されるとシアノバクテリア(毒)が増えやすくなり、
硝酸塩が蓄積されると糸状のコケに栄養が回ってしまい、つまり魚などがいる限り栄養は補給され続けるという構図。
珪藻は栄養の補給には珪素が必要ですが
水槽には生産者がいない、という事。
しかも、珪素がないと上手くリン酸塩などの栄養塩を取り込めない為、悪玉菌に競争で負けてしまうそうです。
そんなこんなで、こんなん水槽に
ぶち込んでみました。
いろいろ何とかキラーとか添加しているというのに、逆に増やす事を考えてる変態がココにいるとは・・さすがケヤリン。
溶けて崩れていきます・・大丈夫か
数日で美白効果!
ヨコエビや貝たちに食われまくり一部は真っ白に
なってます(笑)
みんなは珪藻を食いたがっているから
微生物好きなケヤリンは、珪素を入れたった!
そんな話でした
また経過を記事にします^ ^