大野市教育委員会は、今年1月に学校教育審議会で妥当として答申を受けた大野市小中学校再編計画素案を基に、再編計画案を策定し公表しました。大野市ホームページに掲載されています。

 
 
内容は、
○2023年4月に現在5校ある中学校を1校にする(新築)
○2026年4月に現在10校ある小学校を2校にする(2校とも新築)
 
3校新築による費用は100億余りを想定し、現在の小学校10校、中学校5校を存続、建て替えるより大幅に経費を削減できると示しています。建設予定地は、来年度2017年に策定する整備基本構想の中で示すとしています。
 
大野市では、10月に住民説明会とパブリックコメントを予定しています。今月は大野市議会9月定例会(会期9/5〜23)も開催されます。
 
再編後不要となる校舎の利活用含め、未来の子どもたち、未来の大野市のため徹底した議論が求められます。
 
※2016.9.2付け福井新聞紙面
{C9F07A80-7C86-45AA-8263-495BADD23337}
 

<平成27年2月>大野市小中学校再編計画(素案)

P7 4.小中学校の再編計画

 【小学校】

■第1次再編計画

  ①平成32年度末までに乾側小学校と有終西小学校を統合します。

  ②平成32年度末までに小山小学校と有終南小学校を統合します。

  ③平成32年度末までに阪谷小学校と富田小学校を統合します。

  ④中部縦貫自動車道(大野東・和泉間)開通時の翌年度に和泉小学校を統合します。

  ■第2次再編計画

  ①平成41年度までに、有終西小学校(乾側小学校)の開成中学校区、有終南小学校(小山小学校)、有終東小学校の開成中学校区、上庄小学校を統合します。(仮称:甲小学校)

  ②平成41年度までに、有終西小学校(乾側小学校)の陽明中学校区、有終東小学校の陽明中学校区、下庄小学校、富田小学校(阪谷小学校)を統合します。(仮称:乙小学校)

  ③甲小学校、乙小学校の校区境は、現開成・陽明中学校区境とします。

  ④和泉小学校は、決定した統合先により甲、乙いずれかの小学校となります。

 【中学校】

  ①平成30年度末までに、上庄中学校と開成中学校を統合します。

  ②平成30年度末までに、尚徳中学校と陽明中学校を統合します。

  ③中部縦貫自動車道(大野東・和泉間)開通時の翌年度に和泉中学校を統合します。

 

 

<平成28年8月>大野市小中学校再編計画(案)

P9 第3 大野市小中学校再編計画

 【中学校】平成35年4月に1校に再編します(新築)

 【小学校】平成38年4月に2校に再編します(新築)

 

大野市が目指す学校教育の実現のために下記の通り小中学校の再編を進めます。

1 基本となる考え方

(1)児童生徒の教育環境の改善を図り ます。

(2)各学校でこれまで進めてきた特色ある教育を 、できる限り引き継ぎます。

(3)校舎の建築経過年数を考慮した整備を行います。

(4)再編に向けた準備などについて、再編推進協議会において協議して決定します。

2 再編時期とその内容

【中学校】平成35年4月に1校に再編します(新築)

【小学校】平成38年4月に2校に再編します(新築)

 

小学校は、600人程度の A小学校、B小学校の2校に再編します。

中学校は、700人程度の C中学校1校に再編します。

再編の時期は、小規模校の課題が顕在化している中学校の再編を小学校より先に取り組むことします。

校舎は、児童生徒が安全で、楽しく快適な学校生活を送ることができ、あの学校で学びたいと夢見るような教育環境にするため、小中学校ともに新築とします。

中部縦貫自動車道大野・油坂道路開通時期の見通しが立ったことから、中学校の再編は和泉中学校を含めて平成35年度とし、小学校については、その3年後の平成38年度とします。

建設候補地については、平成29年度において策定する小中学校再編整備基本構想の中で決定することとします。