こんにちは~(=⌒▽⌒=)
トラウマ解放カウンセリング
OSHO禅タロットセラピー
iカウンセリングの下村幸子です
先日は実家のお寺の行事で
『大般若会』というものがありました
大般若経という600巻からなるお経を読むというけっこう大変な行事です
…と言っても本当に600巻読んでいたらどんだけ時間がかかることか…って感じなので
読んだことにしてお経本をバラバラとアコーデオンの様に広げておさめる
ということをします
『転読(てんどく)』というらしい
何人ものお坊さんが一堂に会して執り行うので
なかなかの圧巻です
太鼓の音とともにお経の本がバラバラと音を立てていきます
もう25年以上前になるかな
寺が色々落ち着かないことになっていたとき
本山の修行から帰ってきた兄が
大般若という強力なお経があるから
それで寺の諸々を鎮めようと言い
この600巻がやってきました
以来毎年この法要がありまして
私はけっこう好きなのです~~^^
600巻なんて…どんなお経なのか…
以下は曹洞宗の公式サイトから転載させていただきました
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曹洞宗では正月三が日に「転読大般若(てんどくだいはんにゃ)」
と呼ばれるご祈祷を行います。
「転読大般若」とは、『摩訶般若波羅蜜多経(通称:大般若経)』の経文を読むことにより、
その功徳をもって、世界の平和や各参列者の平安などをご祈祷申し上げる法会のことです。
『大般若経』は、『西遊記』にも出てくることで有名な三蔵法師玄奘(602~664)が、
最晩年になってから4年余りの年月をかけて配下の訳経僧たちとともに翻訳した、
あらゆる仏典の中で最大規模を誇る経典です。
字数は約500万字、全部で600巻となります。
内容は、大乗仏教の空思想にもとづく般若思想を記録したものであり、
同経中では、全部で十六の場所において釈尊が法を説かれています。
また、玄奘三蔵はこの訳出を終えてすぐに亡くなってしまいましたが、
自分の生存中に経典の翻訳が終わったことについて、
諸仏や龍天の助けがあったと述べたことから、
この経典が国家や民衆を守ってくれると信じられ、
「大般若会(だいはんにゃえ)」の成立となりました。
なお、「般若」というのは、大乗仏教の菩薩が重んじる
「六波羅蜜」という徳目の一つの「般若波羅蜜」のことです。
これは、「智慧の完成」を意味します。
日本に於ける「大般若会」の歴史を遡ってみると、
703年に藤原京にあった四大寺に天皇が命じて行わせたようで、
その後は寺院のみならず朝廷の宮中にも僧侶が出張して行われました。
737年になると、奈良市にある大安寺で毎年行われるようになり、
中世に至って全国に広まっています。
転載ここまで
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孫悟空と一緒に旅をした三蔵法師さまが翻訳にあたられた様ですね~
もっと知りたい方は曹洞宗公式サイトへどうぞ
→こちらです
法要時
始まってすぐくらいからなんだか苦しくなり
息がしづらくなりました…
どういうわけか涙もこぼれました
そのまましばらくいるとすっ…と楽になりました
胸の奥から…かな???
お経は本当に深く深く、人々の平安を願っているんだ…
という思いが湧いてきました
私は過去の歴史の中で
宗教が
人々を支配し特定の誰かの利のために利用されてきた
ということがとても嫌で
“宗教”を毛嫌いしてきた部分がありました
でも宗教やお経そのものが人を縛るものではなかったんだな
と感じることができました
このことは少し前から色々なチャンスをいただき
少しずつ感じてこられた部分でした
長い長い年月を経てようやく
要らないものを手放し
本当に大切なものを見る
というところに来られたのだと感じます
それが現世での私の仕事でもあると思っております
今日もiカウンセリングへお越しくださるみなさまとともに
本当に大切なものを見つめます
どうぞよろしくお願いします
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