「魔銃ドナークロニクル」演出ノート | 松多壱岱オフィシャルブログ


2016年10月1日より、松多壱岱として活動を始めることになりました。

気分一新、よろしくお願いいたします。

久々になりますが、今後の予定や演出ノートなどを記録していければと思います。
またよろしくお願いします。

まずは演出ノートから。

昨日、演出舞台「魔銃ドナークロニクル」が千秋楽を迎えました。
週末は補助席も出てずっと満席状態。
ありがとうございます。

八坂、高橋、今出、永吉、大塚がひっぱり、まだ経験の少ない橋本はセンスを見せてくれました。
青柳、新木、山本は新境地だったんじゃないかな。伊藤も。
全部名前あげたいけど、ちょっとごめん。
みんな、本当によく頑張ってくれました。
実は月組の初日あけた、星組のゲネプロ終わりに、4シーンほど修正、変更したんです。
時間もなかったんだけど、この物語にはどうしても必要な気がして。みんなよく対応してくれました。ドキドキだったと思います。



殺陣指導はAzuraのオッシーこと、押田さん。
実は「セカキュー2010」にも出てたりする盟友。
去年の「新戦国降臨ガール」から、コンビ結成して、今年1月の「クォンタム・ドールズ」、3月の「戦国降臨ガールインターナショナル」でともに香港にも行き、8月の「戦国降臨ガールインターナショナルTOKYO」のTIFも一緒に戦いました。
とても信頼できる殺陣師です。
時間ない中、早く手をつけてくれて、ダメ出しも丁寧。
今回もオッシーで本当によかった。
また、よろしくお願いします。

さて、ドナーと言えば、バイオリン。
今回のMIZさんも美しい音色を響かせて頂きました。

可動式のセット。
そして、落下する象徴的な十字架。
センターから現われる部屋、しかも壁はゴム。
からくり屋敷のようでいて、コンセプトが一貫してい素晴らしいセットは愛知さん。
今回、初絡みだったのですが、とてもよかった。
舞台監督の上村さんも、初めてだったのですが、温和で淡々と仕事をこなす大ベテラン。
とてもよかった。
いい先輩に会えました。

音響は、牛若くん。
プランを任せられる稀有な存在です。
今回はクラシカルで重厚なイメージ。

照明は、マーキュリーの翼くん。
通しもなかなか来られなかった中、あかり作りをしてくれました。
階段をセンターにした時の中央のあかり、台下からのバックライト、いいよね。
初日過ぎてからのムービングの変更もさらっとやってくれました。

映像は曾根くん。
一台のプロジェクターであれだけ映してくれるんです。
階段のテロップもうまくいったな。
文字一つ一つに演出がはいってるのが、曾根くんの美学。

そして、大好評のオープニングの振り付けはリズ。
今回は美術、映像ともに一献したイメージがあつて、それを大胆に組み入れ、しかも物語をよくわかってつくってくれました。
稽古で仕上がっていく度に、すげえなこの人とおもいました。
好きだったな。

制作チーム、プロデューサー陣、小道具麻草氏、ありがとうございました。

脚本の細川さん。
今回の修正で本当にドナーの世界観がぐっと深くなりました。
素晴らしい脚本をありがとうございます。
続編がありそうなフラグが見え隠れしてましたので、今後にご期待あれ。

そしてそして、
千秋楽にスタンディングオベーションを送ってくれたお客様。
拍手の圧力に、胸が熱くなりました。

ありがとうございます!

また、いつか、ドナーの世界でお会いしましょう。




ステージ記事
musical-girls.com/2897