戦士! 一夢庵

戦士! 一夢庵

最近、とある本を入手した。
とても興味深いので、珍しくまじめに読んでいる。
読んでも忘れてしまうので、覚書を作ることにした。

Amebaでブログを始めよう!

7つの取得性について解説してきたが、それぞれの特徴を以下に列記する。

 

◎卑下

私は何一つまともにできないのではないかとよく不安になります

 

私はいろいろな面で他人より劣っている気がします

 

私は非常に厳しく、情け容赦ない自己批判をしてしまいがちです

 

◎傲慢

初対面の人から気取り屋だと思われることがよくあります

 

私はとても恥ずかしがりなので、自分から人目を避けます、しかし、そうするとのけ者になったような気分になるのです

 

しばしば、黙って私の言うことに耳を傾けてくれたら、いろんなことを教えてあげられるのに、と思います

 

◎自己破壊

人生には何の価値もなく、自殺だけが唯一の解決策だと感じることがあります

 

自分はどうなってもいいし、自分の体をどうしてもいい、と思うことがよくあります。どうせ、私のことなど誰も気にしません

 

自分にとって有害だとわかっていることをわざとしてしまうことがあります。そして、やめられなくなります

 

◎貪欲

何かを取り逃がしてしまうのではないかと非常に心配になると、どうしてもそれが欲しくなることがあります。

 

しばしば、金銭や食べ物、酒、セックスなどの欲望が抑えられないときがあります

 

私は満足したことがありません

 

◎殉教

何をしても他人からは評価してもらえません

 

そうすべきか、いかにあるべきか、といったことにとらわれて、その束縛から抜けられない気持ちになることがよくあります

 

私は他人のせいで辛い人生を送っています。他の人が私にもっと親切にしてくれたら、幸せになれるのに

 

◎せっかち

私は待つのが嫌いです

 

グズグズしている人を見ると腹が立ちます

 

するべきことをすべてするには時間が足りない気がします

 

◎頑固

私がいったんこうと決めたら、誰にも変えられません

 

たまに間違いに気づきがら、それを認められないことがあります

 

私は誰の指図も受けません。自分のことは自分で決めます

 

 

 

次は『センター』について解説する。

ただ、『センター』については、あまりよく理解していない部分があるので、復讐しながら書いていくことになるので時間がかかるかもしれない。

変化するのだけは絶対嫌です

一歩も譲る気はありません

どうせ、あなたにはわかりませんよ

 

 

『頑固』は、『吸収』の主特性で、他人からの反対や批判を受けたと感じると、断固として抵抗する性質を持つ。それが事実であろうが、自分の思い込みに過ぎないことであろうが、他者からの干渉を嫌うのである。

この主特性は、全人口の約20%であり、年長の魂が好む傾向がある。

 

この主特性は、頑なな性質のためにいろんなところで摩擦を生み出してしまうが、他者からの干渉を適当に受け流す姿勢を身につけることが重要であることは言うまでもない。

 

 

<この主特性の有名人>

マーガレット・ミード、アンドリュー・ワイエス、パール・S・バック、カルロス・カスタネダ、ホー・チミン、ガリレオ・ガリレイ、パットン将軍

 

 

<陽極>

決断力がある。決意が固い。執着的。強い意志。目的意識がしっかりしている。

 

 

<陰極>

頑迷。強情。閉鎖的。

 

 

以上で、7つの取得性についての解説を終えた。次回は主特性についてまとめる予定である。

待っている暇なんてありません

あのバカたちが急いでくれないと・・・

 

『せっかち』は、『行動』の軸の高位の主特性で、全人口の約15%に相当する。

何かをやり遅れるのではないかと言う、怖れ、緊張感、焦燥感のことで、この主特性は『急がないと、やり遅れるぞ』と言おう時間不足への怖れとして現れることが多い。

 

現代では社会全体がせかせかしていると言えるが、それでも『せっかち』な状態は褒められたことではない。急いでいる状態にある人は、その瞬間にある豊かさや美しさを感じる余裕がなく、人生を楽しむことはできないからである。

また、この主特性にある人は、急いでいるあまり向こう見ずに慌てて行動をしてしまい、その結果として余計なトラブルの原因を作って、余計に遅れることも珍しくない。

 

 

<陽極>

大胆。自発性。勇気がある。

 

 

<陰極>

不寛容。批判的。欲求不満。

 

 

以上が、『せっかち』である。急ぐことは、効率を上げることについて有効なことではあるが、やはり限度と言うものがある。主特性によって、不味いことを起こさないためには自分を客観視する必要がある。

次回は、最後の主特性について解説する。

もし・・・さえなければ幸せになれるのに

こんなことはできません。なぜなら・・・

あなたのためにやってあげたのに・・・

 

『行動』の軸の順序の主特性である。

この種特性の人は、必要もないのに自分から犠牲になろうとし、自分が周りの犠牲になることは自分ではどうしようもないことなのだと思う性質がある。この種特性の人にはうるさ型と沈黙型がいて、前者は絶えず口やかましく不平を言い、後者は自分の苦労は言葉では表現しがたいものであり、自分は人から助けてもらう価値はないと思って黙って行動する。総じてこの種特性の人は楽しんだり遊んだりするのが非常に苦手である。

 

この種特性の人は死をもてあそぶことがあり、自殺未遂などの危険を冒して時には本当に死んでしまうことがある。

 

実は、全人口の大部分の人は周期的にこの種特性に移行するそうである。不運に見舞われたときなどにそのようなことが多いようである。

 

<この種特性の有名人>

ウィリアム・ブレイク、ルードヴィヒ・ベートーヴェン、カール・マルクス、ジョン・F・ケネディー、ウィリアム・シェークスピア、ジャンヌ・ダルク

 

<陽極>

無私。自分を計算に入れない。

 

<陰極>

被害者意識。屈辱を受ける。

 

 

この種特性の人は、一般に自己評価が極端に低く、他人に嫌悪感を与えるので、あらゆる主特性の中で最も嫌われるものである。

さて、次回は同じ軸の高位の主特性である『せっかち』について解説する。

私は今持っているものに満足せず、必要のない物まで欲しがります

欲しいものはいくらあっても足りません

もっと、もっと、欲しいんだ

 

『貪欲』は、『表現』の軸の高位の主特性で、いくらあってもまだ足りないと思う、一種の欠乏間である。この種特性を選ぶのは、全人口の約15%に相当する。

 

『貪欲』は、いろんな事物に対する飽くことのない渇望として現れる。過食症は典型的な『貪欲』で、拒食症もまた『貪欲』の一形態である。

 

『貪欲』は、肉体的、物質的なものだけでなく感情的な形で現れることもあり、経験や人間関係、愛情などを果てしなく渇望することもある。

 

『貪欲』の人は、欲しいものを手に入れるためには手段を択ばない傾向があり、手に入れるためにはとことん冷酷になり得ることから、他人から嫌われがちである。

 

<この種特性を持つ有名人>

ウィリアム・ケロッグ(コーンフレークで有名な人)

 

<陽極>

大欲。大量に求める。達成を目指す。

欲望は負のイメージを持たれがちであるが、強いモチベーションや意欲につながることがある。これは肯定的に作用することが多い。

 

<陰極>

強欲。果てしない欲求。底なし沼の欲望

 

次回は『行動』の軸の主特性に移る。どうしてもこのブログの更新が滞りがちであるが、興味を持って読んでくださる方には申し訳ない次第である。なんとか時間を捻出して更新していきたいと思うので、お付き合い願いたい。

私は(ドラッグなどを)やめられません

いくらでも欲しくなるのです・・・・(過度な貪欲さ)

もう、こんな所にはいたくありません

 

『表現』の軸の順序の主特性である。

自分がいくるに値しない人間だと考えて、肉体的、精神的に自分を傷つけようと思ったり、実際に傷つけつけたりすることで、全人口のほぼ10%に相当するそうである。

 

アルコールや薬物、ギャンブルに依存する人、向こう見ずに危険をおかす人などによく見られる主特性である。

この主特性を持つ人には、性急かつ暴力的な手段で自分を破壊しようとする人もいれば、一生をかけて自分を破壊していく人もいて、『自己破壊』のパターンは多様なものである。

 

『自己破壊』が自制心を失うことへの恐怖と結びついている場合もあり、わざと自分を危険な状態において、自制心を保っていることを確認して安心する。それを繰り返して、やがて命を失うことになる。

 

『自己破壊』は、どんどん過激になる傾向があり、このオーバーリーフの人は常に命よりも危険を追い求めて、最終的に命を落とすことになる。

 

<自己破壊の主特性を持つ有名人>

ヴィンセント・ヴァン・ゴッボ、ジミー・ヘンドリックス、マリリン・モンロー

 

<陽極>

自己犠牲。より大きな目的のために、大事なものを諦める。

⇒大きなカルマを返済する必要のある人が、『自己犠牲』の目的を果たすためにこの主特性を選ぶことが多い。

 

<陰極>

自殺的。自己妨害。暴力的で冷酷な両親を内面化する(深層心理の『超自我』にする)。

 

今の人生だけを考えるなら、この主特性には陽極はなさそうであるが、魂が何度も転生を重ねて成長することを考えると、見方は変わる。常識にとらわれていては重要な側面を見落とすものである(だからと言って、何かへの依存を推奨するものではない。自己犠牲には知れにふさわしい行動があるものである)。

 

さて、次回は同じ軸の高位の主特性である『貪欲』について解説する。

私は何をすべきかすべてわかります。だから、他人がバカに見えます

他人に欠点を見破られて、嫌われないか心配です

 

『傲慢』は、『霊感』の高位の『主特性』で、高い自己評価や優越感と言う見せかけで覆われた臆病さである。この主特性に見られる高い自己評価は、自分の価値がわからなくて本当は自分が価値のない人間かも知れないという潜在的な劣等感に裏打ちされたものと言える。

その結果、他人からの評価が気になり、怖れを抱くことになる。

欠点を見破られないために、内面では自分に対しては厳しすぎる目標を突き付け、外面的には他人を厳しく攻撃するという行動をとることがある。

この主特性をとるのは全人口の15%程度と言うことで、成人期や老年期の魂が自分の価値や自己受容についての学びを深めるために、この主特性をとることが多いとのことである。

 

 

<この主特性の有名人>

モーツァルト、ジェームズ・ジョイス、ガードルード・スタイン、ジャンヌ・ダルク、アリストテレス、モハメド・アリ

 

 

<陽極>

誇り。達成の見通しがある。

 

 

<陰極>

虚栄。高慢。冷淡。手を広げすぎる。

 

 

以上である。

次回は、『表現』の主特性に移る。まずは順序の主特性である『自己破壊』であるが、それは次回の講釈で。

 

私は無価値です

 

私がどんなに良いことをしても、誰も覚えていてはくれません。それなのに私が悪いことをすると誰もがそれを覚えています

 

何かがうまくいくと戸惑います

 

『霊感』の軸の順序の主特性である。

この主特性を持つ人は、自分自身に対して過度に低い評価を降し、劣等感を持つ特徴がある。これは自分に対して厳しすぎるせいである。

特徴的な行動は、何かをする前後に弁解をし、自分のしたことの結果を見て後悔するというパターンである。

彼らに自信を持たせようとするのは至難の業で、『自分は劣っているから誰からも好かれないし、何一つ成し遂げられないのだ』という予言を自分の手で実現してしまうという事を繰り返すのである。

彼らに自信を持たせることができるのは自分自身しかいないのであり、それによってこの主特性は消滅する。

 

 

<この主特性を持つ有名人>

ウッディ・アレン、マザー・テレサ

 

 

<陽極>

謙虚。正しい見方。人間関係の立場をわきまえている。

 

 

<陰極>

自己蔑視。自分をごまかす。

 

 

『主特性』は自分の課題を具現化した様なものなので否定的なイメージがあるかもしれないが、これにも陰極と陽極がある。卑下の陽極は謙虚さであり、謙虚な姿勢は好ましいものである。『主特性』は、消滅させるのが理想ではあるが、それは難しいことと思われる。やみくもに消滅させるよりもうまく付き合って陽極を引き出すと言うことも有効な選択肢と思われる。

ただし、謙虚な姿勢も限度と言うことがあり、過度に謙虚な姿勢は不快感を与えるということも覚えておくべきである。

『過度な謙遜は傲慢につながる』という格言を聞いたことがあるが、それを表すものであると思われる。

 

さて、次回は『霊感』の軸の高位の『主特性』である『傲慢』について解説する予定である。

『主特性』は、私たちが人生を通してある種の恐れやその影響について学ぶために設定した、自分に対する障害で、目標に向けての努力を阻もうとするものである。

目標に向かって端に努力するだけでは、あまりにも簡単すぎて十分に学ぶことができないため、適度な苦労をするように、自分で設定した障害であったり『自分への無茶振り』であったりする。そういうイメージである。

そして、主特性は自分の人格から消し去ることが可能なオーバーリーフで、それが一つの目標でもある。従って、自分の主特性を知ることは良く生きる上で、好ましいことである。

 

主特性は、人によって強く現れることもあるが、程度が軽いこともあると言われている。自分をよく観察してよく考えることで、自分の主特性を見極め、消していくことが可能である。また、魂の年齢が高い場合には主特性が少ないのが一般的である。

 

主特性は、他のオーバーリーフとは異なり、人生の成長過程で決まっていくもので、思春期にはすべての主特性を試し、成人になるまでに選ぶとされている。

 

では、次回からは各主特性について説明する。

『態度』はオーバーリーフの中で変えやすいものである。解決したい問題があれば『態度』を変えればいいのである。『イコライザー』という映画の中でのデンゼル・ワシントン台詞に以下のようなものがある。

 

人は自分以外の何者になることもできない

 

なりたいものがあれば、必ずなれる。慣れないのなら世界を変えれば良い。

 

前者は『魂の年齢』や『役割』などの変えようのないオーバーリーフ、後者は『態度』のことを示すのではないかと思うのである。

当然のことではあるが、簡単に変えることができると言っても服や髪形を変えるように簡単にはいかないのは言うまでもない。

 

さて、今の態度を自分で見極めるポイントを以下に列記する。『哲学者』のほうで、ロッド鑑定を受け付けるつもりではあるが、それよりも自分自身で見極めたほうが正確である。

 

①禁欲主義

よく人から、何を考えているかわからないとか、心が読めないとか言われます。

他の人たちが混乱しているときでも、たいてい冷静にものを考えることができます。

何が起ころうと、ほとんどの場合は成り行きに任せています。変えようとしても無駄ですから。

 

②精神主義

人で物事でも、出来事でも、可能性を考えることは大切です。

あまり十分に調べないで物事を信じることがたまにあります。

何よりも物事の可能性に興味があります。

 

③懐疑主義

聞いたことは自分で調べるまでは信じません。

新製品はほとんど、試してみるまで信用しません。

たいてい完璧な調査をするまでは受け入れません。

 

④理想主義

普段から、私にはある状況で何をするべきかがわかります。

ありのままの現実に満足することはめったにありません。

私は自分にも他人にも大きな期待をしがちで、それが実現しないとがっかりします。

 

⑤皮肉主義

それぞれの状況で失敗しそうなことを見つけるのが得意です。成功する方法は後で考えます。

人も一般的な出来事も計画通りに行かないことが多いような気がします。

私はいつも最悪の事態に備えているので、無事ならば嬉しく感じます。

 

⑥現実主義

私は多角的にものを見ることができます。

すべての物事の長所と短所がわかるので、決断を下すのが難しいことがよくあります。

私は人よりも実情がよくわかるほうです。

 

⑦実用主義

何かをするときには、最も効率的な方法でしたいと思います。

一定の条件の下で、一番有効なものを見つけるのが得意です。

他の人の不器用なやり方を見ていると、イライラすることがよくあります。

 

 

『態度』については以上である。

次回からは『主特性』について解説する。