奉仕者 | 戦士! 一夢庵

戦士! 一夢庵

最近、とある本を入手した。
とても興味深いので、珍しくまじめに読んでいる。
読んでも忘れてしまうので、覚書を作ることにした。

あなたを幸せにするために、私は何ができるのでしょうか?

奉仕者の魂を持つ人は、人を助けることが心から好きである。親しみやすく、人懐っこい外見を持つことが多く、人を助けるためなら理に適った頼み事であればたいていのことを引き受ける傾向がある。
実際的で細やかな配慮が得意で、例えば仲間でキャンプに行った時に、全員が待っちや缶切りを忘れていても、奉仕者は必ず忘れずに持っている。

奉仕者は多くの場合、自分が人からあまり愛されないと感じる傾向があり、それがさらに他人に愛情を注ぐことにつながるのだそうである。

実際的で生産的な感覚を持ち、多くのことを成し遂げるが、慎み深く控えめな性質から名誉や賞賛を求めることは滅多にない。

奉仕者は社会や両親からの刷り込みを受けやすい傾向があり、見つけるのは困難であるが、世界人口の約 30% に相当し、最も多い役割であるとのことである(1990年代 当時)。

奉仕者は自分の要求よりも他人の要求を優先するために霊的な成長が容易であり、社会の円滑な運営を助ける働きをする。一言で言えば、社会において『養い、愛する人』と言える。

また、影からこっそりとコントロールすることが得意で、自分が最も良いと思う方向に情報を操作することを好む傾向がある。その反面、自分でその状況をコントロールできない場合には束縛され、抑えつけられているように思えてストレスを感じる。何かに奉仕したいという想いが強すぎて、深入りしてしまうために他人に利用されることも少なくない。

奉仕者は、医師、看護師、心理療法家、ウェイター、執事など、他者や社会に奉仕する仕事を好む傾向がある。


<奉仕者の魂を持つ有名人>
マザー・テレサ、グスタス・アドルフ(スウェーデン国王;1594~1631)、エリザベス2世、ヴィクトリア女王、アンナ・パブロワ、アルベルト・シュバイツァー、フローレンス・ナイチンゲール


<陽極;奉仕>
面倒にが良い、暖かい人柄、愛情豊か、寛容、人を思いやる、有能、信頼できる、親しみやすい、慈悲深い、献身的、世話好き、他人への奉仕を通して霊的に成長する、鋭敏

<陰極;束縛>
犠牲になる、隷属する、自己欺瞞、人を操る、感傷的、欲求不満、横柄、こそこそする、不正を行う、卑屈、出来ない仕事を引き受ける、軽蔑されても黙っている、不実行、束縛感、良い奉仕の仕方がわからなくて人に不適切な場所や活動を押し付ける


奉仕者について、ざっとまとめてみた。
続いては『聖職者』であるが、それは次回の講釈で。