40度近い真夏日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか
まさに酷暑に相応しい暑さですが、
水分を採って身体には気をつけて過ごしましょう
今回は、
幸せを呼ぶ木と呼ばれる「バーズアイメープル」を使った、
「スプレンダー」シリーズをご紹介いたします
バーズアイメープルとは・・・
カエデ科のハードメープル種の一部に現れる珍しい杢目のことで
その名の通り鳥の目のようにも見えるため、
別名「鳥目杢(ちょうがんもく)」とも呼ばれます
ハードメープルはもともと黄褐色が美しい木材ですが、
その中でもバーズアイメープルは2000本に1本ほどの割合で偶然現れる
玉粒状の美しい模様です
丸太の表面近く1/5でしか採ることができない為、非常に希少価値があります
その美しさから木の大理石とも呼ばれ、
美しいだけではなく非常に優れた強度を持ち、耐久性が高く、高級家具としても
根強い人気です
また、ギリシャ神話では昔から「幸せを呼ぶ木」と呼ばれ
ロールスロイスなどの高級自動車の内装や
英国王室の建築内装にも使われていることでも有名です
今回ご紹介する「スプレンダー」シリーズは、そんなバーズアイメープルを
更に美しく引き立たせる「刷毛塗りポリエステル磨き塗装」
で仕上げた貴重な家具です
刷毛塗りポリエステル磨き塗装とは・・・
ちょっと長い名前ですが、その工程も長いです
その水に濡れたようなしっとりとした輝きはWET SHINEとも呼ばれ、
最高級のグランドピアノにも使われる塗装です
刷毛による塗装、数回の研磨、バフによる磨きといった一連の作業は熟練した
技術を必要とするため、誰でもどこのメーカーでもできるというものではありません
今回は、スプレンダーシリーズが制作されるその工程をちょっとご紹介します
<ノミ・カンナかけ>
木材を加工し、部品を製作します
<ほぞ穴・ほぞ組>
日本の伝統的な製造方法です
釘やネジなどの金物を一切使わずに、計算しつくされた形の溝と溝で木を組み込む、
機械では生み出せない美しさと強度をもった家具の下地作りです
<ホットプレス>
突板をホットプレス機で貼っていきます
細かい部分は職人さんがアイロンで一つ一つ貼っていきます
<ポリエステル樹脂の刷毛挽き>
「スプレンダー」シリーズの命とも言える、ポリエステル樹脂
専用の刷毛でムラなく丁寧にぬっていきます
<ペーパー>
ポリエステル樹脂が硬化した後、4種類のサンドペーパーを使って平面に仕上げていきます
少しの加減で仕上がりが変わる、とても繊細な作業です
<バフ>
微粒子コンパウンドを付けたウールバフで磨きます
美しい光沢が得られるよう独自開発した機械で広い面を、手持ち用バフで細部を仕上げます
<仕上げ>
最後に扉、鏡、ガラスなどを取り付け、仕上がった家具を細かく最終チェックして、
やっと完成です
こうした手間をかけて完成した、
「スプレンダー」シリーズ
↓マホガニー材を使ったよりシックなタイプもございます
マホガニーも希少価値のある木材
とっても美しいです
なかなか見る機会のない杢目ですが、とっても素敵ですね
この「スプレンダー」シリーズで家具を揃えてももちろん素敵ですが、
モダンなお部屋のアクセントにしても、素敵ですよ
迷った時には、ショールームのアドバイザーにお気軽にご相談ください
立川ショールームには、他に珍しい木材を使った家具がたくさんございます
お近くにお越しの際は、是非お気軽に覗いてみてください